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【安価】帰ってきたうどん屋付和 五店舗目

 ▼ 1 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 18/08/29 22:40:47 ID:CZvce8eY NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
前スレ:https://pokemonbbs.com/poke/read.cgi?no=808597

  _[うどん]__
`/\\\\\\\\
//┏\\\\\\\\
γ三ヽLリリリリリリリリリリリリ」
{ニうニ}|      | 建てるの遅れちゃったフワ ごめんフワ..
{ニどニ}|(・×・) | それにしても5スレ目フワか...
{ニんニ}|(っ=川o)  | ずいぶん長期の連載になったフワね...
ヽ三ノΓ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| 最初の頃は一周年なんて行くと思ってなかったフワズルズルズル
`┗┛|       |
"""""""""""""""""""
 ▼ 161 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 18/09/22 23:57:05 ID:2UAUGiMI [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
アローラキュウコン「そんなに叫んで...こいつらのことがよっぽど心配のようね... それなら...送り届けてやるわッ! ほらぁッ!!」

ーキュウコンは倒れたココアとフワンテを氷を纏った蹴りで吹き飛ばした!!

擬人化(;@×@)「フワワワァァーーーッ...」ドゴーン

ーガッシャーンッ!!

ー吹き飛ばされたフワンテたちは自分たちの屋台に衝突した

リーリエ「フ...フワンテ...さん...」

ーフワンテが吹き飛ばされた先にあった屋台の屋根はひしゃげ...器具や鍋は曲がり...器には大きなヒビが入ってしまった

擬人化グレイシア「てめぇ...何すんのよッ!!」

アローラキュウコン「おほほっ! 仕掛けてきたのは...あなたたちの方よ! わたくしはそれに応戦しただけ... この美しいわたくしに勝てると思ったら大間違いなのよッ!! おほほ...おーほほほほっ!!」

ーキュウコンは高笑いをしている...

アローラキュウコン(これで、わたくしの勝利はほとんど確定みたいなものね... でも、どうしてかしら...なんだか...ここで勝っただけでは満たされない気がするわ...)

擬人化クレベース「...」


(キュウコン、攻撃成功... フワンテとココアはそれぞれ総合うまさ6ダウン... それぞれ、総合うまさ14と27...)
 ▼ 162 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 18/09/22 23:58:15 ID:2UAUGiMI [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ゴーリキーの声「これで、第6ラウンドおしまいよぉん♥ 長かった仮面食事会の調理タイムもこれでお・し・ま・い♥」

城島(金デブ)「なんてこった...時間が足りなくて最後の仕上げなんてしとらんで...」

リーリエ「うぅっ...これじゃ勝てっこないですよ...」

擬人化キュレム「みんな! 最後まで...諦めちゃダメヒュラよ!」

擬人化(・×・)「そ、そうフワよ! 諦めたらそこでうどんバトル終了フワ!! ...痛てて」

擬人化グレイシア「とは言っても...この状況じゃ厳しいわね」

カチコール・A・F「うぅ...親父...オジキ...すまんかった...」

ゴーリキー「ウホッ...♥ さぁて、皆さん お待たせいたしましたぁん♥ ...ここからは食事判定タイムに入るわぁ♥」

ーゴーリキーが舞台から離れた場所から帰ってきて...舞台の丁度真ん中に立った

ーそれと同時に、床から判定のための6つの椅子とテーブルがせり上がってきた

ゴーリキー「このバトルでは、自分以外のチームのリーダー...そして、今この戦いを見てくれていた観客の皆さんに参加して貰って...合計6匹...もしくは6人で評価を行うわぁ♥ あと、もちろんあたしも評価に参加するわよぉ♥」

ゴーリキー「今回はあの大蜘蛛のせいで殆どのお客さん逃げちゃったけど... 僅かに残っているお客さんから判定して貰うわぁ... そうねぇ...まずはそこのダンディなおじさまに頼むわぁ♥」

擬人化クレベース「...わし...かのォ」

ーゴーリキーに選ばれたクレベースは屋台の上へ呼び出される...

擬人化(;・×・)「ク、クレベースさん...」

ゴーリキー「あとは...そうねぇ...そこのスタイリッシュな赤い仮面を付けた坊や! あなたもよろしくねぇ♥」

赤い仮面のポケモン「...ふぅ、少し暇つぶしに試合でも見ようと思ったら... まさか、ここでも審判役に呼び出されるとはね まぁ、うどんを食べられるのは嬉しいかな」

ー赤い仮面を付けたポケモンも舞台上に登る...

ゴーリキー「これで、あと1人ねぇ...えーと、あとは... あぁっ! そこの君! こちらにきなさいっ♥ あなたを審判役に任命するわぁ♥」

>>163「えっ?」


(今日はここまでです ...長かった氷柱組編も終わりを告げようとしている)
 ▼ 163 ラードン@ひかりのいし 18/09/23 00:00:25 ID:RyusLqmY [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ああ…そういや未完成だったなあの出汁
すっかり忘れてた

安価なら下
 ▼ 164 テルグマ@かおるキノコ 18/09/23 00:00:36 ID:BwRsi.LI [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
常盤ソウゴ
 ▼ 165 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 18/09/23 21:35:36 ID:Ek0kvMTU [1/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ソウゴ「えっ? 俺のこと?」

ゴーリキー「そうよぉ♥ あなたみたいなハンサムなボーイ...他にいないでしょぉ... ポッ♥」

ソウゴ「へぇ...料理の審判か... なんだか、いける気がする!」

ゴーリキー「そうよ、それじゃあ さっそく舞台に...」

変わった格好の青年「いけません、我が魔王 あなたは魔王となるための道を行かねばならないのです ...こんな所で道草を食っている場合ではありません」

ーどこか、現代の美的センスでは違和感のある服装の青年がソウゴの背後に現れた

ゴーリキー「だ、誰? なんだか、あなたもハンサムな顔してるけど...」

ウォズ「私はウォズ ...魔王に仕える忠臣でございます」

擬人化(;・×・)「ま、魔王...?」

城島(金デブ)「これまた強烈なヤツが来たで...」

ソウゴ「ウォズ、これぐらいいいじゃないか! 俺は王様になる! だから、王宮に迎える宮廷料理人となってくれるかもしれない人を探すためにも...審判役をするのも良い体験じゃないか!」

ウォズ「おっと、そうでしたね ...それでは、我が魔王 私もあなたと共に行きましょう」

ゴーリキー「えっと... あぁ、そうでしたわぁ... この仮面食事会の審判役は参加人数が4人なら合計6人までと決まっているの... だから、どちらか1人には降りて貰わないといけないのだけれども...」

ウォズ「問題ない、私は我が魔王のサポートを行うだけ ...良き食事は我が魔王の口に入る ...では、行きましょう」

ーソウゴとウォズは舞台上に上がる...

擬人化グレイシア「...ねぇ、フワンテ 頭の不調とか治すヤクゼンって...作れないの?」

擬人化(;・×・)「えっと... その...わからないフワね」

擬人化グレイシア「...言っちゃ悪いけど...あいつら、絶対何かおかしいわよ ...王になりたいだとか魔王に仕える...とか ...確かにシコク地方には変な奴沢山居るけど...あいつら、特にヤバそうよ」

ココア「うわぁ...なんだろう... その...変わった人達だね...」←シコク地方にやってきた変な人の1人

ティッピー「うぅむ... その...何と言うかのぉ... 関わってはいけない気がするのぉ」←喋る変な兎

リゼ「お前らも...どちらかというと変わった人に入るがな」←格好は変な人
 ▼ 166 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 18/09/23 21:35:58 ID:Ek0kvMTU [2/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ゴーリキー「さぁて...これで、6人の審判役が揃ったけど...このメンツでいいかしらぁ? キュウコン様...」

アローラキュウコン「えぇ、構わないわ このあなたとのこり3人...そして、提供するうどんを作った以外のチームが...審判役としてこの舞台で試食して貰うわ」

ゴーリキー「キュウコン様からの許可が出たところで...審判役の皆さん... お席の方に座ってくださぁい♥ ...ウホッ」

ー料理者以外の審判役に選ばれた人達は舞台上の食卓に腰掛ける...

擬人化クレベース「...よろしく、頼むぞ」

赤い仮面のポケモン「さて、私の口に合う物が出てくるかどうか... この私を審判役に任命したのだから...あまり失望させないで欲しいね」

ソウゴ「よーし、なんだか...うまいものが食べれる気がする!」

ウォズ「我が魔王よ、これを...」

ーウォズはふかふかの赤いクッションに箸を乗せてソウゴに差し出した

ソウゴ「あぁ、ウォズ ありがとう」

擬人化(;・×・)「クッションで箸を...」

擬人化グレイシア「...もしかして、アレ? ちゅーにびょー...ってヤツ? ...もう、訳わかんなくなってきたわ」

リーリエ「あぁいうの、いいですね... あぁやって仕えている人が自分のために色んな物を持ってきたりしてくれるの... 憧れます!」

城島(金デブ)「おいおい...お前、あんなのに憧れるんか ...って、よく考えたらお前 憧れるどころかちょっと頼めば普通にあぁ言うことやってくれるような立場におるやん...」
 ▼ 167 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 18/09/23 21:36:49 ID:Ek0kvMTU [3/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ゴーリキー「最後に、あたしが座ればぁん♥ ...調理者以外の審判役のスタンバイは完了よぉ♥」

アローラキュウコン「それじゃあ、一つ...ここで注意を...この仮面食事会では...うどん職人によって作られた神聖なるうどんを食す際に...食事のマナーがなってないといけないの... それが、うどんを作ってくれたうどん職人に対する流儀...」

擬人化クレベース「しょ、食事のマナー...か... しばらく、まともな場所で飯を食ぅとらんから...忘れてそうじゃァ...」

赤い仮面のポケモン「こういうような場所に来るのなら...最低限でもマナーが大切だということは誰だって知っている」

ソウゴ「へぇ...そうなのか...」

ウォズ「我が魔王、こちらをお読みください 食事中の主なマナーを著した本でございます」

ーウォズはソウゴにクッションに載せた"食事のマナー大全集"と書かれた本を渡した

擬人化(;・×・)(また、あのクッション...)

ソウゴ「いいや、それはいらないよウォズ ...文字が多すぎて読むの面倒臭いし...それに、俺は王様になる! だから...なんだかいける気がする!」

擬人化(;゜×゜)(よ、読まないのフワかよ! しかも、王様になるからいける気がするって...本当にだ、大丈夫なのフワか...?)
 ▼ 168 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 18/09/23 21:37:43 ID:Ek0kvMTU [4/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
アローラキュウコン「まぁ、皆食事のマナーなんて...ここに来る時点で知っているはずよね?」

アローラキュウコン「そんなものすら守れないなら...たとえ調理者でも... ここから退場して貰うかもしれないわよ...おほほっ!」

ココア「...く、くぅ...」

リゼ「...食事のマナーなんてお前には今まであまり関係の無いことだったからな ...厳しいかもな」

アローラキュウコン「さぁて、それじゃあ... さっそくだけれども...最初に試食をしてもらうチームを決めるわ... ゴーリキー、あれを用意して」

ゴーリキー「わかりましたわぁん♥ ...よいしょっ ...この、クジで出たチームが最初に試食をしてもらうチームよぉ ...さて、3チームのうち...どのチームのクジが出るかしらねぇ...」

ーゴーリキーは持ってきた箱の中に手を突っ込む...

ゴーリキー「うぅんっ...あぁんっ...奥まで...入りこんでるわねぇ... んんっ...なかなか...出て来ないわよ...んっ...♥」

城島(金デブ)(...ホンマキモいで)

ゴーリキー「...あぁんッ!! ...出たわぁ!! >>169よ! 最初に試食をさせるのは...>>169のチームのうどんよぉ!」
 ▼ 169 ックラー@ハートのウロコ 18/09/23 21:41:21 ID:6Db2Qg3I NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
ココア
 ▼ 170 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 18/09/23 22:17:06 ID:Ek0kvMTU [5/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ゴーリキー「...あぁんッ!! ...出たわぁ!! ミスガーゴイルよ! 最初に試食をさせるのは...ミスガーゴイルのチームのうどんよぉ!」

ココア「ミスガーゴイルってことは...私達のうどんか!」

千夜「トップバッターねぇ...」

リーリエ?「ココアさん...良い評価が出るのを...祈ってます...」

ココア「うん! だって、このうどんはみんなで力を合わせて作ったうどんだから...絶対に美味しいし良い評価になるはずだよ!」

アローラキュウコン「うふふっ...そうかしらねぇ... 絆とか、友情とか...うどんの世界はそんなものじゃどうにもならない場合もあるのよ...」

アローラキュウコン「さて、私とミスターコマンダーは席について...評価を行う準備をしないとねぇ...」

擬人化(・×・)「評価...フワか...少し緊張するフワね」

擬人化(・×・)(それに...クレベースさんも一緒に審判役をするみたいフワし...)

擬人化クレベース「...」

ークレベースは静かにキュウコンを見つめている...
 ▼ 171 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 18/09/23 22:18:15 ID:Ek0kvMTU [6/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ココア「これを...こうして...これだけよそえば...できあがり!」

ゴーリキー「あらぁ...どうやら、ミスガーゴイルのうどんがよそい終わったようねぇ... それじゃあ、早速...試食タイムと行こうかしらぁん♥」

擬人化(・×・)(なんだか、変わった食材を使ってたフワけど...どんな味に仕上ってるフワろうか...)

アローラキュウコン(わたくしの妨害や...あの汚らしい大蜘蛛の攻撃でだいぶダメージを受けているわね... 丼がもうボロボロじゃない... これは、やはりわたくしの勝利ねぇ...)

ゴーリキー「さぁて、あたしも...さっそく食べてみるわぁ...!!」ズルズル

一同「...」ズルズル...

ココア「ど...どう...?」

一同「「「「「「>>172」」」」」」


(今日はここまでです ウツロイドの寄生館での安価で仮面ライダーのベルトが出た際に最新作としてビルドのドライバーを出しましたが...今回の安価で今年から始まった仮面ライダージオウの登場人物が出たのを見て 時の流れって早いんだなぁ...と感じました 1年って意外と短いね!)
 ▼ 172 クリン@アップグレード 18/09/23 22:44:04 ID:RyusLqmY [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援安価下

…何言ったらいいのか全然わからへんからなぁ、考え付いてはいるが面白みなさそうだし
明日までなんも来てなかったから書くけど
 ▼ 173 リジオン@ももいろはなびら 18/09/23 23:03:26 ID:BwRsi.LI [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
救急車を呼んでくれ
 ▼ 174 ガゲンガー@ゴーストジュエル 18/09/24 21:38:37 ID:UHHUlkYk NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 ▼ 175 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 18/09/24 22:54:35 ID:4yB.NJ2g [1/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
一同「...」ズルズル

ココア「ど...どう...?」

一同「「「「「救急車を呼んでくれ」」」」」

ココア「...え?」

リゼ「...詳しく話を聞いてみるか」

擬人化(・×・)「饅頭やチョコとか...甘い物が多いうどんだったけど... それが結構面白いと感じたフワよ だから...敵ながらいいうどんだと思ったフワ!」

アローラキュウコン「ふん、なんだか甘ったるくて... 食べ続けてたら飽き飽きしそうだわ... まぁ、あなたごときにしては良くやったのじゃない? おほほっ! ...あと、最後のヤツ...なんだか変な奴よね ...救急車とか呼んだ方がいいんじゃないの?」

ゴーリキー「おおむね、ジムリーダーと同じ感想よ... でも、あたしは甘い物は好きなほうだし...むしろ甘ったるい物の方が好きねぇ...ウホッ! ...それに、あのハンサムな子...少し将来が心配ねぇ...救急車とか呼ぼうかしらぁ...」

擬人化クレベース「ふむ...なかなかええうどんじゃァ... ちぃと甘い味付けじゃが... それが逆にええゆぅて思うわい ...うどんの可能性は無限大じゃけぇ」

赤い仮面のポケモン「うん、なかなか良いうどんだ ...チョコはサリンチョコという、一日に数個だけしか販売しない個数限定の超高級品... 高いから良いってもんじゃないけど私は好きだね ...そして、けっこうこの饅頭の皮が良い味を出しているね それに、スープの味が染みてより美味しくなっている ...全体的にデザートみたいな味だけどそれなりにいいうどんだよ」

赤い仮面のポケモン「それと...つぎのやつ ...最後の彼はその...少し変わった子だね ...救急車とかは呼ばなくて良いのかい?」

ココア「...」

ソウゴ「へぇ...甘いうどんかぁ... なんだか、すっごく美味しいな! ...よし! 決めた! きみを...オレの家臣にする!」

ココア「えっ!? ヴェ、ヴェアアア!?」

ウォズ「...いけませんよ 我が魔王 まだ食事会は途中...あと2人後ろに構えております ...最初に決めるべきではありません...もっと味わってからじゃないと」

ソウゴ「そうかぁ...んー、でも 良い味だった!」

ココア「は、はぁ...」

擬人化グレイシア「...これ、マジで救急車呼んだ方がいいんじゃないの? 黄色いやつ」
 ▼ 176 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 18/09/24 22:55:33 ID:4yB.NJ2g [2/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ゴーリキー「あぁっと...そうだったわぁ...一つ説明がありますわぁ...♥ 皆さん、席の上をご覧くださいぃん...」

擬人化(・×・)「席の上...? あっ、これフワか」

ーフワンテは何やら五枚の札を見つける...

ゴーリキー「そうよぉん... それは、1~5と書かれた札で...5段階評価でどれぐらいうどんが美味しかったか評価するのよぉ...」

ゴーリキー「そ・し・て... その合計が一番多かったチームが優勝! 伝説の甘露煮を...手にするのよぉん♥」

ココア「伝説の...甘露煮...」

ーココアは舞台上に置かれた黄金に輝くクーラーボックスを見つめた

ーそれは、幾度も舞台上で起きた衝撃や戦いに巻き込まれたにもかかわらず一切の傷もなくそこに留まっていた

ココア(絶対...手に入れてみせる!)

ゴーリキー「それじゃあ...評価行くわよぉん♥」

ーフワンテたちは札を上げる...」

「5」 「2」 「3」 「4」 「3」 「5」

ゴーリキー「うぅん...合計22点ねぇ...まずまずのスタートねぇ...♥」

リゼ「よくはわからんが... まぁまぁ良い点数なんじゃないか?」

ココア「うぅん...この点数...越されないといいな...」

ゴーリキー「それじゃあ、次のチームの試食タイムね...次は...だれのうどんかしらぁん...♥」

ーゴーリキーは箱に腕を突っ込む...

ゴーリキー「そ、そんな奥まで隠れたら...突っ込むしか...ないじゃない...んっ... あぁっ... ダメっ...出て来ないのぉ...出て来ないのォ! ...あぁっ......///」

リゼ(...気色が悪い)

ゴーリキー「...んんっ! ...出たわぁ...♥ >>177よ! 次に試食するうどんは...>>77チームのうどんだわぁ!!」


(今日は短いですがここまでです)
 ▼ 177 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 18/09/24 22:56:13 ID:4yB.NJ2g [3/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>176
あっ 少し間違い... 
×>>77 ○>>177

再安価下
 ▼ 178 ノズ@くろおび 18/09/25 03:07:06 ID:ZQjcPIjI NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
グズマ
 ▼ 179 マゲタケ@すごいキズぐすり 18/09/25 07:02:06 ID:XIukJuxQ NGネーム登録 NGID登録 報告
>>178
彼はもうこの場にいないのでは…
再安価するならフワンテ
 ▼ 180 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 18/09/25 23:04:45 ID:9Htgnw/. NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
すみません、今日は更新できません...
 ▼ 181 ブリボン@ハガネールナイト 18/09/25 23:52:44 ID:UjXY1dXE NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ついにピカブイの新ポケモンが発表されたね
そのうちうどん屋でもゼラオラ共々安価で出そうかな
 ▼ 182 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 18/09/26 20:09:11 ID:038MuPNg [1/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
♥ゴーリキー「...んんっ! ...出たわぁ... ミスターコマンダーよ! 次に試食するうどんは...ミスターコマンダーチームのうどんだわぁ!!」

擬人化(・×・)「私のチームのうどん...フワか...」

城島(金デブ)「フワンテ! 自信をちゃんと持つんや! ...僕はあんまり見れへんかったけど...みんなで力合わせて作ったうどんだっちゅうことはようわかるで!」

リーリエ「ですから...きっと他のチームに勝てます!」

擬人化キュレム「妨害とか色々されて...もう、丼や屋台はボロボロだけど...それでも、美味しさは変わらないはずヒュラ!!」

擬人化グレイシア「私達で作ったうどんなら...いけるわ!」

カチコール・A・F「だから...その...がんばれ! フワンテ!!」

擬人化(・×・)「わ、わかったフワ...(もう、頑張るところ...終わった気がするフワけどね)」

ココア「じゃあ、今度は私が...席に座る番ね! よぉし、正確に評価しないとなー...」

シャロ「なんだか、ココアちゃんの評価... 信用ならない気がするんだけど...」

リゼ「...確かに」

ココア「そ、そんなことないってば! 大丈夫大丈夫!」

シャロ「...本当かな」
 ▼ 183 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 18/09/26 20:10:40 ID:038MuPNg [2/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>182
(あっ、変なとこに♥ついちゃった ...でもいいか、ゴーリキーだし)


ーココアと入れ替わりにフワンテが席から立ち上がり...

ー数々の攻撃を受けた結果 なんとか割れないで済んでいるボロボロの器にうどんをよそった

擬人化(・×・)「よし! 出来上がったフワ!!」

アローラキュウコン「あら、その器... 隙間からスープが漏れているわねぇ... 随分とボロボロなようね ...そんな器で飯を食べさせるのかしら?」

擬人化(;・×・)「う...うぅ...」

アローラキュウコン「まぁいいわ、たとえあなたのうどんなんてそんな器じゃなくてもわたくしのうどんと違って美しくないもの... さぁ、早く見せなさい」

擬人化(;・×・)「わかったフワ...あいよ...」

ーフワンテは審判達にうどんを渡す...

アローラキュウコン「...」ズルズル...

ココア「...」ズルズルッ

擬人化(・×・)「ど、どうフワ?」

一同「「「「「「>>184」」」」」」
 ▼ 184 ラカッチ@ふねのチケット 18/09/26 20:14:07 ID:8MgEIR.c NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
上手い、
 ▼ 185 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 18/09/26 20:41:25 ID:038MuPNg [3/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ーフワンテは審判達にうどんを渡す...

擬人化(・×・)「ど、どうフワ?」

一同「「「「上手い」」」」

擬人化(゜×゜)「フ、フワァ!?」

リーリエ「あぁ...これは...つまり...」

城島(金デブ)「やったな! フワンテ!!」

擬人化グレイシア「とりあえず... 感想を聞いていきましょ」

ココア「なんだか、すっごく辛くて... 最初食べたとき結構つらかったけど...でも、食べていくうちに旨味とか暖かさがじんわりと効いてきて...最後の方には食べるのを止められなくなるぐらい美味しいと感じてた!! うーん...5点!!」

擬人化キュレム「食べるの止められなくなるほど美味しい...か... 俺の作った冷凍スープのおかげヒュラね!!」

オニゴーバル「いや、俺のカレー粉のおかげだろうが! ケッ!」

擬人化(・×・)「どちらにしろいきなり5点は美味しいフワね!」

ソウゴ「うん、このうどんも...すっごく美味いね! ...君も、俺の家臣になってほしいな...」

ウォズ「ふむ...我が王、このうどんという食物はなかなかいいものですね... 祝え! 今こそ王が二つ目のうどんを食した瞬間である!!」

ソウゴ「うん...5点! 最高だよ!」

城島(金デブ)「何やってるんやあいつら」

赤い仮面のポケモン「ふむ...このうどん、様々なスパイスを使用したカレー粉を使用しているようだ ...いくつか、産地がシコク地方の高級なスパイスも混ざっている...それに、スープのバランスもいい... 可食ペーパーを使うというのは変わったアイディアだけど、食感、味ともにいい...」

擬人化(;・×・)「は、話が長いフワ...」

赤い仮面のポケモン「まぁ、総合的に評価すると まぁまぁ美味しいと言うことだね 3点」

擬人化グレイシア「これだけ言って3点って...」

擬人化グレイシア(っつぅかこいつの声...どっかで聞いた覚えがあるんだけど... どこでかしら...)

赤い仮面のポケモン「...」
 ▼ 186 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 18/09/26 20:47:41 ID:038MuPNg [4/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
擬人化クレベース「ふむ...確かにわしらが渡した冷凍スープやカレー粉は美味い...じゃがなァ、それだけじゃあええうどんっちゅうなぁ生まれん... じゃが、われらァそこをバランスよう調えて他の食材と組み合わせ...より美味い物とした... われらの腕の実力の結果じゃのォ 5点じゃけぇ」

カチコール・A・F「親父...ッ」

オニゴーバル「ケッ...フワンテ! 兄貴がこう褒めてくれることなんて...あんまりねェぞ! ...この言葉...大切にしろやオラ!」

擬人化マニューラ「その通りだ、兄貴の言葉とグレっちの言葉ほどありがたい物はないからな」

擬人化(;・×・)「肝に銘じておくフワ...」

リーリエ「さて...これで、あとは...」

アローラキュウコン「...」

ゴーリキー「うーん...これはどうかしら...」ズルズル

城島(金デブ)「このジムの連中だけ...やな」

擬人化グレイシア「さて、どうなるか...」

アローラキュウコン「...ッ」

ードンッ!!

ーキュウコンが食卓を叩いて席から立ち上がる...

アローラキュウコン「...酷いうどんだわ ...これ以上にないってほどにね...ッ」

擬人化(;・×・)「えっ!?」
 ▼ 187 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 18/09/26 20:56:39 ID:038MuPNg [5/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
アローラキュウコン「まず...何かしら? この丼ぶりのボロボロさは... 酷いわねぇ...客に出す物だというのに... スープも漏れちゃってるじゃない」

リーリエ「それは...あのグズマって人が色々妨害とかしてきたからです!!」

アローラキュウコン「それなら...せめて攻撃からうどんを守り切ればよかったのじゃないかしら... 攻撃からうどんを守れないだなんて...料理人として失格よ!」

擬人化(;・×・)「うぅっ...」

ココア「な、何もそこまで言わなくてもいいじゃない! ...確かに、スープは漏れてたりするけど... 美味しさは変わらないじゃない!」

アローラキュウコン「黙りなさいッ!! ...それに、食材も酷いわね... 逃げる食材や金属でできたロボットのパーツを使った食材...さっき食べたミスガーゴイルのうどんも酷かったけど...あなたのうどんの方がよっぽどだわ!!」

アローラキュウコン「そして、スープや調味料...どれ一つとっても...まったく美味しくないわ!! ...こんなうどん...食べる価値もないわッ!!」

ーキュウコンは器を高く持ち上げる...!!

城島(金デブ)「や、やめるんや!!」

リーリエ「やめてください!! それは...みんなで作った...!!」

アローラキュウコン「そんなこと...知らないわよッ!! こんなうどん...こうしてやるわッ!!」

ーキュウコンは器を振り下ろす!!

擬人化(;゜×゜)「止めるフワァァァァァーーーーーッ!!」
 ▼ 188 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 18/09/26 21:10:43 ID:038MuPNg [6/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
アローラキュウコン「...ッ」

ーが、キュウコンは振り下ろす直前で手を止めた

擬人化(;・×・)「フ...フワ...?」

アローラキュウコン「...ハァ...ハァ... 違うわ...このうどんなはずがないわ...そんなはず...」

リーリエ「ど、どうかしたの...ですか?」

アローラキュウコン「ほ...放っとけよ!! わたくしに近づくんじゃねえ!! ...これ以上...思い出させないで...ッ!!」

リーリエ「...」

アローラキュウコン「こんなうどん...1点よ...1点に決まってるじゃない!! そうよね!? ゴーリキー!!」

ゴーリキー「えっ...まぁ...そうねぇ... 2点ぐらい...かしら...」

アローラキュウコン「おほ...おほほっ... こ、この時点で合計21点...あなたは...ミスガーゴイルに負けたわ... 勝利の道は...もう...ないわよ...ッ」

擬人化(;・×・)「そ、そんなぁ...」

城島(金デブ)「1点差で...負けるなんて...」

リーリエ「ひどいです...あんまりです!!」

擬人化グレイシア「...ここまでのようね... でも、みんな...頑張れるところまで...頑張ったから...」

擬人化クレベース「...キュウコン」
 ▼ 189 ヤップ@みどりのプレート 18/09/26 21:37:56 ID:5a.gIoAc [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
…なんかヤクゼン身に付けてから勝率下がってねぇ?
安価なら下
 ▼ 190 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 18/09/26 22:37:44 ID:038MuPNg [7/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>189
(逆に弱体化してるのか...それとも、敵が強すぎるのか...それとも、安価運がないのか...)


アローラキュウコン「なによ...何が...カレー粉よ...何が唐辛子スープよ...ッ 私は唐辛子が苦手なの...アレルギーなのよ...ッ」

アローラキュウコン(でも...この味...どこかで...)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「おい! 大丈夫かァ!? ...そんなかっこうでたおれとって...」

「ハ...ラ...へった...」

「そうか... じゃあ、いまあるもんで...カレーうどんつくっちゃる! うめぇもんくってはらみたすのがいちばんじゃあ! おやじのみようみまねだが...うまくつくっちゃるけぇ!」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

アローラキュウコン(...ッ 今のは...美しく無かったときの...わたくしの...記憶...)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「オレ... ポケモン...くった...こと...ある... なのに...どうして...おそれない...」

「はらがへっとるやつがおったら、どがぁなヤツでもたすけちゃらんゆかん それがうどんしょくにんっちゅうもんじゃ ...そうだ、おまえ...うちのくみこんかぁ? ...おやじにじじょうははなすからさァ...」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

アローラキュウコン(今の...うどん... あのとき食べた...カレーうどんに味が...似てる...! だから、本当は...)

アローラキュウコン「でも、私が美しくあるためには...美しくあるために評価するなら...うっ...ううっ...」

ーキュウコンの目には涙が溢れている...
 ▼ 191 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 18/09/26 22:39:13 ID:038MuPNg [8/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ゴーリキー「キュウコン...様...? どうかしたのですか...?」

アローラキュウコン「た、ただのアレルギー反応よ...唐辛子アレルギーを持ってるのに...唐辛子なんて食べたからよ...だから...涙が出てるのよ...ッ」

ゴーリキー「そうなのねぇ...わかったわぁ♥」

ゴーリキー(んー、でもキュウコン様、前にアレルギーは自分でヤクゼンを使って治したって言ってたけど...完治してなかったのかしらぁん...)

アローラキュウコン「......最後は、わたくしのうどんの試食ね... わたくしのうどんが一番美しく...そして...強いはずなのよ...最後に勝ち抜くのは...わたくしなの...ッ」

擬人化(;・×・)「キュウコン...さん...」

アローラキュウコン「黙ってなさいッ!! ...お、おほほっ!! わたくしの...美しいうどんを...皆に食べて貰うわぁ!! ...これで...勝負が決まるの!!」

ーキュウコンは手を震わせながらも丼ぶりにうどんをよそう...

ココア「な、なんだかわからないけど...最後まで勝負はわからないし... とりあえず、席につこうか...」

擬人化(;ー×ー)「私達はもうだめフワけど...さすがに、勝負を途中で抜け出すのはダメフワよね... 一応、審判の役目は果たすフワ...」

アローラキュウコン「さぁ...わたくしの...美しいうどんを...堪能しなさいッ!!」

ーキュウコンは見た目も、香りも華々しいうどんをフワンテたちに手渡した!!

擬人化クレベース「...」ズル

擬人化(・×・)「...」ズルズル

ココア「...」ズルズルズル

一同「「「「...」」」」ズルズルズルズル

アローラキュウコン「さぁ...どうかしら...?」

一同「「「「「「>>193」」」」」」


(今日はここまでです とあるシーン書くのに少し時間かかりました すみません)
 ▼ 192 オスバメ@アンノーンノート 18/09/26 22:50:22 ID:5a.gIoAc [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
うまい…けど、何か足りない気がする
 ▼ 193 ンチャム@ひこうのジュエル 18/09/26 22:53:15 ID:sEJs/PjI NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 ▼ 194 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 18/09/27 23:22:18 ID:S1..eYQ. NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
(すみません、今日は更新できません)
 ▼ 195 シギダネ@おはなのおこう 18/09/28 02:24:31 ID:grNcEyKg NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
支援
 ▼ 196 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 18/09/28 22:10:39 ID:RK3IgWgU [1/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
アローラキュウコン「さぁ...どうかしら...?」

一同「「「「「「うまい…けど、何か足りない気がする」」」」」」

アローラキュウコン「は...はぁ...? ...な、何を...何を言っているの!?」

アローラキュウコン「わたくしのうどんが...何か...足りないというの...? そんなことは...ありえないわ...! 話を...話を聞かせて頂戴!!」

擬人化(・×・)「麺のコシやスープの香り... そういうのがとてもよくて、美味しいと感じたフワけど...何かが足りないような気がするフワ ...4点フワ」

ココア「あぁ...確かに、ちょっと微妙なところもあるかな...でも、全体的にバランスが整ってるし...見た目もいいうどんだよ! ...4点!」

ソウゴ「うぅーん...やっぱりどれも美味しいな! ...でも、少しなんか足りないね ...4点!」

ーソウゴがそう言った瞬間、突如舞台上に空間の裂け目が開いた

ー裂け目から巨大なロボットが顔を出した

擬人化(゜×゜)「...」ポカン

千夜「わぁ...」

リーリエ「格好いいです...!」

リゼ「相変わらず、お前の感性はなんなんだ...」

ーロボットは舞台上から少し浮いた状態で留まり... 少しして中から若い女性の声が聞こえた

女性の声「ソウゴ、早く乗って ...また新しいアナザーライダーが現れたわ!」

ソウゴ「あぁ、ツクヨミ! わかったよ! えぇとウォズは...って いつの間にかに消えてるし... よし! なんだか、今回のアナザーライダーはすぐ倒せる気がする!」

ーそう言うとソウゴは開いたロボットのハッチの奥へ消え... ロボットごと時間の裂け目を通ってその場からいなくなった

擬人化(゜×゜)「...なに...? 今のは...」

城島(金デブ)「...あいつら、舞台上がってから消えるまで...色々わけわからんかった... なんなんやろ...あいつら...」

擬人化グレイシア「...さぁね ...もう、頭こんがらがりそうよ」

アローラキュウコン「...ッ ...次の...評価に行くわ!」
 ▼ 197 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 18/09/28 23:40:22 ID:RK3IgWgU [2/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
擬人化クレベース「...うむ、やっぱし ...ええ腕だ コシもよう...ほいで、スープのコクもあって香りもよいのォ ...5点じゃけぇ」

擬人化クレベース(...昔より腕を上げたようじゃのォ... ほいじゃが、何かが足らん気がするのォ...)

赤い仮面のポケモン「うーん... あんまり私はこういううどんは好きじゃないね ...食べる価値がないというほどじゃないけど、何かが足りない...いや、足りなすぎる ...味も食感もいいけど...込められた思いが空虚だね ...2点」

アローラキュウコン「な...ッ 何よ...ッ!! そんなに...よってたかって...わたくしのうどんをバカにして...ッ!!」

ゴーリキー「キュ、キュウコン様ぁ...?」

アローラキュウコン「ゴーリキー... あなたは...わたくしのうどんを...美味しいと...感じるわよね...? そうよね...ッ!?」

ーキュウコンは声を荒げて聞く...

ゴーリキー「も、もちろんよぉ♥ キュウコン様のうどんが...何か足りないというわけがないわ... 最高よぉん! ご、5点よ!!」

アローラキュウコン「...」

擬人化(;・×・)「これ...完全に言わせてるじゃないフワか...」

アローラキュウコン「黙りなさいッ!! これで...24点...わたくしの...勝ちよ...わたくしが...このバトルの...勝利者よ...ッ!!」

アローラキュウコン「わたくしは...勝ったの...!! 苦難に耐え...このバトルを制し...美しく勝利した! わたくしは...美しさを保てたのッ!! おほほっ...おほほほほほほっ!!」

アローラキュウコン「勝ったわッ!! 勝ったのよ!! あはは...あははははははっ!!」

ーキュウコンは半狂乱で走り回る...
 ▼ 198 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 18/09/28 23:40:37 ID:RK3IgWgU [3/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
擬人化(・×・)「...」

ココア「...」

アローラキュウコン「あなたたちは...バトルに負けたのッ!! ...この勝負に負けたの!! ...わたくしが一番美しいの!! ...あなたたちは...敗北者なのよッ!!」

ゴーリキー「...うぅん」

ゴーリキー(なんだか...いつもとキュウコン様の雰囲気が違うわぁ... どうかしたのかしら...せっかく勝負に勝ったというのに...)

擬人化クレベース「...」

アローラキュウコン「は...はは... ハァ...」

アローラキュウコン「違う...わたくしの...欲しかったのは...こんな美しさじゃない...ッ 違うの...ッ 今までも...こうして勝ってきたけど...全て...空しい...だけ...ッ」

ーキュウコンは目に涙を浮べている...

アローラキュウコン「あなたのために美しくなったのに...あなたがいなければ...たとえ美しくても...意味がないのに...」

アローラキュウコン「うぅっ...会い...たい... クレベースの...兄貴...ッ!」シクシク
 ▼ 199 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 18/09/29 00:04:46 ID:ph6YztG. [1/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ーキュウコンは地べたに座り込んで泣きじゃくっている...

擬人化(・×・)「...」

擬人化ツンベアー「...」

擬人化マニューラ「...」

オニゴーバル「...ケッ」

アローラキュウコン「うぅっ... うっ... えぐっ...」

ーキュウコンは自らの顔を覆っていた仮面を外す...

アローラキュウコン「ハァ...ハァ... こうやって...いくら泣いても...あの方は...愛しのクレベースの兄貴は...ッ もう...現れない... きっと...こいつに心を奪われているから...」

ーキュウコンの涙がグレイシアに似せた仮面を濡らす...
 ▼ 200 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 18/09/29 00:05:09 ID:ph6YztG. [2/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
アローラキュウコン「この仮面は...あいつへの...グレっちへの... 恨みを込めた物...だけど、これを作った本当の理由は...あいつより美しく無かったわたくしを...あいつと同じように見て貰うためなの... そんなもの...いや...わたくしの全てが...もう...空しいだけ...」

アローラキュウコン「最初から...あの時から...もう決まっていたのよ... あの方はもう私になびかない...それなのに、わたくしはそれに気がつかないで... うどん作りをできない身体にしたり...組員を引き抜いてわたくしの部下にしてわたくしのことを頼って欲しいと思った...」

アローラキュウコン「でも、本当は...あなたの恋路を...応援しなくちゃいけなかったわ... わたくしは心はメスでも身体はオス...それに対してあいつはどちらもメスなの... たとえ手が届かなくても...きっと選ぶのはあっちの方...なのにわたくしはそのことに気がついてなかった...」

アローラキュウコン「うっ...うぅっ...うぅぅっ...」シクシク

ゴーリキー「キュウコン様...そんなに泣いちゃったらお化粧が...」

アローラキュウコン「そんなもの...もういらないわよッ!! ...わたくしには...もう...何もないの... 本当のわたくしは...美しいフリをしていただけの...ただの...ポケモン食いの怪物よ」

擬人化(・×・)「キュウコン...さん...」

アローラキュウコン「もう...なにも言わないでよッ!! わたくしは怪物なのよ! あの大蜘蛛と同じような...化け物なの!! ...ほんの少し前までわたくしは山に潜んで殺したポケモンを食っていた...最低最悪の...怪物だったのよ!」

擬人化クレベース「そりゃァ...違うだろがァ!!」

アローラキュウコン「...ッ」

カチコール・A・F「お、親父...?」
 ▼ 201 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 18/09/29 00:05:24 ID:ph6YztG. [3/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
アローラキュウコン「何よ...ッ まだ同情するっていうの...!! そんなもの望んでないわ! わたくしは...怪物なの! お前も食って... ...ッ!」

擬人化クレベース「わりゃぁ...怪物なんかじゃない ...わしらと同じ...普通の...うどんが好きなポケモンじゃけぇ...!」

ークレベースはそっとキュウコンを抱え...

ー熱く抱きしめた

擬人化( ・×・)「!」

城島(金デブ)「うっ...うぉぉ...」

リーリエ「...ッ」

オニゴーバル「あ、兄貴...」

擬人化ツンベアー「...ふぅ」

擬人化マニューラ「こういう形になるとは思わなかったな」
 ▼ 202 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 18/09/29 00:05:40 ID:ph6YztG. [4/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
アローラキュウコン「な...何... 誰...なの...あなた...人間なのに...それも初対面の美しくもないおじさんなのに... どうして...こんな...あなたの胸は...落ち着くの...?」

擬人化クレベース「...理由なら...わしの腕の...冷たさで...わかるじゃろォ」

アローラキュウコン「この...冷たいはずなのに...どこか暖かな腕... 大きくて落ち着く胸...もしかして...あなた...」

擬人化クレベース「...うむ」

アローラキュウコン「もしかして...あなた...クレベースの...兄貴...ッ ...でも、どうして...? それに、その身体は...」

擬人化クレベース「わしらぁ...われが組を裏切った理由を知りたくてここまで来たんじゃァ ...今その理由はきしゃっとわかったんじゃ それと、この身体は...色々とあってのォ」

アローラキュウコン「...わざわざ...そんなことまで...ごめんなさい...あなたたちのことや...組を裏切って...本当に...ごめんなさい...ッ ...ケジメなら...いくらでも...つけるわ...ッ」シクシク...

擬人化クレベース「...」

オニゴーバル「兄貴...」

擬人化クレベース「われだけがケジメをつけるべきじゃない ...わしらもケジメつけにゃぁいけんな ...わしもわれのことを...わかっちゃれんかった」

アローラキュウコン「う...うぅっ...」シクシク
 ▼ 203 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 18/09/29 00:05:55 ID:ph6YztG. [5/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
アローラキュウコン「あなたと...最初にあったとき...私は...シコクの山の麓で...お腹を空かせて倒れていたわ...」

アローラキュウコン「両親に捨てられて、まともな食物もない環境で生きてきたわたくしは...仕方なくその場に立ち寄った観光客や職人を襲って餓えを繋いでいた...でも、その日は誰も襲えなかった...」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

カチコール(後のクレベース)「おい! だいじょうぶかァ!? ...そんなかっこうでたおれとって...」

アローラロコン(後のキュウコン)「ハ...ラ...へった...」

カチコール「そうか... じゃあ、いまあるもんで...カレーうどんつくっちゃる! うめぇもんくってはらみたすのがいちばんじゃあ! おやじのみようみまねだが...うまくつくっちゃるけぇ!」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

アローラキュウコン「あの時...私は始めて...料理という物を食べた... 野蛮な化け物だったわたくしは...その美味しさに...感動したの」

擬人化クレベース「それもそのはずじゃァ... あれは...わしが親父さんから教わった...氷柱組スープ担当に代々伝わるの唐辛子スープを使ったカレーうどんじゃったからのォ...」

擬人化キュレム「そ、そういえば...今回俺が渡したスープ... 親父からもらったレシピで作ったやつヒュラね...」

擬人化(・×・)「私のうどんを食べたときの動揺は...そういうことだったのフワね...」

アローラキュウコン「でも...あの時はあるものだけだったから...みてくれは酷かったわね... でも、そのときのわたくしには...本当においしかった...」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

アローラロコン「オレ... ポケモン...くった...こと...ある... なのに...どうして...おそれない...」

カチコール「はらがへっとるやつがおったら、どがぁなヤツでもたすけちゃらんゆかん それがうどんしょくにんっちゅうもんじゃ ...そうだ、おまえ...うちのくみこんかぁ? ...おやじにじじょうははなすからさァ...」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

アローラキュウコン「私がポケモン食いの怪物だと言っても...あなたはわたくしのことを恐れなかった...それどころか...自分の組に来てくれないかと...言ってくれた...」

アローラキュウコン「あれが...なかったら...わたくしは今でも...ただの怪物だったのかもしれないわ...」

アローラキュウコン「そして、わたくしは...あなたと親父に連れられて氷柱組の下っ端になったの」
 ▼ 204 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 18/09/29 00:06:15 ID:ph6YztG. [6/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

先代組長(クレベース父)「今日から、新入りとしてこんなぁがくる ...名はロコンとゆうんじゃあ ...仲ようしちゃれよ」

ユキワラシ(後のオニゴーリ)「けっ... おまえ、しんいりのくせになまいきそうなかおしやがって」

ニューラ(後のマニューラ)「おもしろそうなやつだな、おまえ... いろいろあそんでやろうか?」

クマシュン(後のツンベアー)「よろしく...たのむ」

アローラロコン「よ、よろしく...」

カチコール「もっとこえだせんのかァ? ...もっといいこえでいわんとうちのれんちゅうにちゃんときこえんじゃろが ...もったぁはきはきとゆわんか!!」

アローラロコン「よ...よろしく頼む!!」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

アローラキュウコン「そうして、あれからわたくしは氷柱組の組員として生きるようになったの」

アローラキュウコン「もう腹を空かすことも、人を襲うこともない... そんな幸せな場所で...わたくしは生活するようになったのよ」

アローラキュウコン「親父に知り合いの四天王のところに連れて行かれたり... コウチシティの色んな場所を巡ったり...楽しいことが多かったわ」

アローラキュウコン「でも、日々は楽しいことばかりじゃなかったわ... 他の組員やあなたたちにいたずらされることもあって...」

アローラキュウコン「中でも最悪だったのはイチゴジュースと騙されて唐辛子のジュースを飲まされたとき...」

擬人化(;-×ー)「あれ...本当なのフワか」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

アローラロコン「か...かはぁ... か...から...」

カチコール「どうしたんじゃァ!? そんなにふるえとって!!」

アローラロコン「ニュ、ニューラが...イチゴジュースくれるっていうから...もらったら...からくて... た...たすけて...」

カチコール「なんだと!? ニューラァ!! なんでそがぁなことしたんじゃァ!」

ニューラ「だ、だってあいつ...とうがらしたっぷりのカレーうどんがすきなんだろ? ...だからジュースにしていっぱいのませてやろうとして...」

カチコール「わりゃぁなにをかんがえとるんじゃ!! そがぁなことやってええわけんじゃろうが!!」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

アローラキュウコン「...でも、こうやってあなたは... わたくしのことを守ってくれた...」

擬人化クレベース「...あぁ、そうじゃのう」
 ▼ 205 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 18/09/29 00:06:55 ID:ph6YztG. [7/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
アローラキュウコン「そして、その唐辛子事件の後遺症で唐辛子アレルギーになって 大好きだった親父のカレーうどんが食べられなくなったとき...あなたはわたくしに アレルギーを和らげるおまじないとしてヤクゼンを教えてくれた...」

アローラキュウコン「それがあるおかげで、わたくしは今ではアレルギーも克服したの... それに、そのお陰でヤクゼンを扱えるようになったの」

アローラキュウコン「...そうやってあなたはわたくしのできないことはなんでも教えてくれて...それに、わたくしのことを守ってくれて... だから、日に日にあなたのことが...好きになっていたの」

アローラキュウコン「そして、親父が組長じゃなくなって... あなたが組長になるといった時に...わたくしたちは兄弟丼ぶりを交わしたわ」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

クレベース「これからは...わしが...組長として...氷柱組を治めることになる ...ほいで、われらァわしとこの丼で兄弟としての誓いをかわすが...異議はなかろうの」

ツンベアー「そんなもの...ない わしは...着いていく」

マニューラ「あぁ、大丈夫だぜ ...むしろあんたが組長で安心する」

オニゴーリ「ケッ...異議なんてあるわけねェだろうが」

アローラキュウコン「えぇ、異議はない ...だから、親父の跡をちゃんと継いでくれ」

クレベース「ほうか...じゃったら...今、ここに...わしらァ兄弟となる!」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

アローラキュウコン「そうして、わたくしとあなたは兄弟になったの...」

アローラキュウコン「その日のこと...今でも忘れていないわ...」

擬人化クレベース「忘れるわけがないじゃろうがァ... あの日は...わしら全員にとっての始まりの日じゃァ」

アローラキュウコン「そう...ね... 無論、わたくしにとっての始まりの日でもあったわ」
 ▼ 206 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 18/09/29 00:07:30 ID:ph6YztG. [8/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

アローラキュウコン「だけど、毎日あなたと共にいられるということが...わたくしにとっては一番大事であったわ... 氷柱組の幹部として...一生懸命に仕事をこなしながら...あなたをずっと見つめてたの...」

アローラキュウコン「でも、あの時のあなたはわたくしに振り向かず...」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

クレベース「おぉ...このグレイシアって子...かわええのぉ... 少しツンデレな評価がええわい...」

オニゴーリ「はぁ? 兄貴、そうやってアイドルとかにはまると碌なことになんねェじゃねェか... 実際、そういうのってよぉく見たらかわいくなく...ってマジでかわいいじゃねェか!!」

クレベース「...じゃろ? ...グレっち...かわええのォ...」

オニゴーリ「な、なんだよ! グレっちって... 兄貴といえども勝手にあだ名つけるのは許されねえぞ!!」

アローラキュウコン「...」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

アローラキュウコン「...あなたたちは美食家兄弟の1人にはまり...わたくしを見てくれなくなった ...そこでわたくしはわたくしを見て欲しい思いから組を裏切った...でも...それは間違いだったの...」

擬人化クレベース「キュウコン...」

アローラキュウコン「もしかしたら...わたくしはケジメをつけても...足りないぐらいの罪を背負っているかもしれないわ ...だから、この美しくなる...というのも自分の罪から目を背けるためのもの...だったのかもしれないわ」

擬人化クレベース「...うむ」

アローラキュウコン「...わたくし、目が覚めたのよ ...きっと 今なら、わたくしのうどんが何か足りなかったのかわかるわ...込められた思いよ ...自分の罪から逃げるために美しくなったのなら...本当には美しくなれず...ただ空しい思いが残るだけ...」

アローラキュウコン「だけど、それにわたくしは気がついていなかったから無理矢理美しくなろうと化粧や美を極めようとして...よけいに醜くなって... うどんも美しいようでどこか醜い物になってしまった...あの調理失敗して茶色い塊になったものは...そんなわたくしの心を反映したものなのかもね」

アローラキュウコン「...だから、本当に美しいのはあなたたち2人のどちらかなのよ」

擬人化(・×・)「私か...」

ココア「私...ってこと...?」

アローラキュウコン「そよ、ミスターコマンダーとミスガーゴイル...あなたたちのどちらかが本当にジムバッジと伝説の食材を手にする権利が...」

????「あなたの美しさは...その程度だったってわけね! キュウコンッ!!」
 ▼ 207 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 18/09/29 00:08:11 ID:ph6YztG. [9/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
BGM:https://www.youtube.com/watch?v=hAdOQMM9sbE


ー突如、舞台上に大声が響き渡ると同時に...ゼンラクジムの至る所で爆発が発生した

オカマポケモンA「きゃーッ!! 何よこれーッ! いやーッ!」

オカマポケモンB「な、何じゃコリャア!? 何が起きてんのよォ!!」

城島(金デブ)「だ、大丈夫か!? フワンテ!!」

擬人化(・×・)「い、今の爆発は...」

リゼ「ココア! みんな! ...とりあえず...伏せてろ!! ...敵襲だ...敵襲に備えろッ!」

ココア「は、話が終わったかと思えば...急に襲撃って...ヴェ、ヴェアアアアアアア...」

擬人化クレベース「な、なんじゃァ!! 何が起きとるのじゃァ!!」

????「ふふふっ...その爆弾は...あたしが事前にしかけておいたものなのよ...!!」

ー舞台のある大部屋に1匹のポケモンが大勢の人間を引き連れてやってくる...

ー人間達は皆一様に胸元に青い"P"の字がモチーフのマークがあしらわれた黒いボディスーツを身につけていた

リーリエ「あ、あなたたちは...ッ!!」

城島(金デブ)「そして...お前はッ!!」

擬人化(・×・)「入り口の...ツチニンッ!!」

ココア「そして...プラズマ団!? ど、どうしてここに!!」

ツチニン「ふふふ...あはははははッ!! どうしてかしらねぇ...」ニヤッ
 ▼ 208 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 18/09/29 00:10:13 ID:ph6YztG. [10/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
アローラキュウコン「ツチニン...あなた...わたくしへの恩を仇で返すの!?」

ツチニン「恩...? あたしはそんなもの...一度も貰ってないわァ! ...あたしは毎回お前に過酷な仕事ばかりやらされて...恩もへったくれもないわよ!!」

アローラキュウコン「でも... わたくしはあなたのことをこのゼンラクジムに住まわせてあげたわ! ...わたくしの美しき従者として...」

ツチニン「それも...今、あなたはこういったわよね... "美しさなんて空しいだけ 自分の罪から逃げるためのもの"って... でも、あたしは違かったわ ...あたしは本当に美しくなるためにこのジムに弟子入したの」

ツチニン「それなのに、来る日も来る日も醜い雑用係...それで、あなたはいつも勝って美しくいられる...なのに、その美しさを空しいだなんて...贅沢なのよッ!!」

アローラキュウコン「...ッ」

ツチニン「前からムカついていたのよ...お前のことは...! だから、いつかクビにされたときに復讐してやろうと... 伝説の食材を狙っているというプラズマ団と手を組んだのよ」

擬人化(;・×・)「そ、そんな理由で...」

ツチニン「あなたたちにはわからないわよッ! ...あたしの思いなんか!! ...彼らと出会って...あたしはある約束をしたわ ...このジムにある伝説の食材や収益の一部をあなたたちに渡す代わりにあなたたちの作った兵器であいつを始末するという約束をね」

ココア「こ、このジムの怪しい闇取引って... もしかしてあなたの仕業!?」

ツチニン「そうよ! 奴らにこのジムの収益からこっそり抜き出した膨大な資金を提供し...あたしはいろんな兵器を手に入れたの!! それどころか...十分すぎるほどの兵員やプラズマ団員としての権利も手に入れたのよ...! プラズマ団...そしてゲーチス様々ねぇ...」

アローラキュウコン「あなた...いえ、てめぇ...!! 悪魔に...魂を売りやがったわね!!」

ツチニン「悪魔に魂を売る...? それがどうしたっていうのかしら? あたしはお前への復讐のためならどんなことでもするわ!! ...もうすでにこの場にいくつか兵器を持ち込んでいるわ...これで舞台上にいる他のチームの職人や観客もろともお前を始末してやるッ!!」

擬人化(;・×・)「や、止めてフワ!!」

擬人化グレイシア「止めても...無駄よ!! あいつ...私達ごと吹き飛ばして...キュウコンを殺して伝説の食材を奪うつもりみたい!!」

ツチニン「伝説の食材は不思議な力でいくら壊しても修復される...だから、伝説の食材への損傷を考えずにお前を狙えるわッ!! ...まずは>>209攻撃用意!! プラーズマー!!」

プラズマ団員のみなさん「「「プラーズマー!!」」」


(今日はここまでです ...とんでもない展開に)
 ▼ 209 ウカザル@ルアーボール 18/09/29 00:12:20 ID:gav.UJvQ NGネーム登録 NGID登録 報告
身体の自由を奪う痺れ粉を全体に振り撒く
 ▼ 210 リージオ@シュカのみ 18/09/29 06:27:14 ID:uvSIt8m. NGネーム登録 NGID登録 報告
まだ、壊し足りないよね+組織同士の交戦となれるかな
 ▼ 211 リムー@タンガのみ 18/09/29 06:40:35 ID:H8QQ9WrI NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
意外すぎる展開
そういや闇取引とかいう設定ありましたねぇ…
 ▼ 212 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 18/09/29 23:58:59 ID:ph6YztG. [11/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
(今日も更新できません... 最近、休みの日が多くてすみません)
 ▼ 213 ンゲラー@Zパワーリング 18/09/30 01:04:01 ID:l7PQDj8s NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
支援
 ▼ 214 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 18/09/30 22:02:50 ID:WcoMmw1A [1/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
擬人化グレイシア「止めても...無駄よ!! あいつ...私達ごと吹き飛ばして...キュウコンを殺して伝説の食材を奪うつもりみたい!!」

ツチニン「伝説の食材は不思議な力でいくら壊しても修復される...だから、伝説の食材への損傷を考えずにお前を狙えるわッ!! ...まずは痺れ粉攻撃用意!! プラーズマー!!」

プラズマ団員のみなさん「「「プラーズマー!!」」」

ープラズマ団員は物々しい機械を取り出し...発射口をキュウコンに向ける!!

プラズマ団員A「狙うは...キュウコン!」

プラズマ団員B「あいつらを痺れさせて...伝説の食材ゲットだ!」

プラズマ団員C「キュウコン以外のここにいるやつには悪いが...一緒にくたばれぇ!!」

擬人化(;・×・)「こ、これ...かなりヤバくないフワか!?」

擬人化グレイシア「ヤバいってレベルじゃないでしょ... あっ...」

ーブシュワーーーーッ!!

ー空中にしびれごながばらまかれる!!

一同「うわぁぁぁぁぁぁぁーーーーッ!!」
 ▼ 215 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 18/09/30 22:16:12 ID:WcoMmw1A [2/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
擬人化(;@×@)「フ...フワ...動けないフワ...」ビリビリ

城島(金デブ)「う...ぐぐ...ふ、二日連続で全身麻痺かいな...」ビリビリ

星の夢「ボディ内部ニ・・・イジョウハッセイ・・・麻痺デス・・機能ノ一部ガ麻痺シマシタ・・」ビリビリ

リーリエ「う、動けないです...」ビリビリ

擬人化グレイシア「...///」ビリビクン

擬人化キュレム「だ、誰か助けてヒュラ...」

カチコール・A・F「び、ビリビリして動けないぜェ...」

ココア「ヴェアアアアアアアアアア...動けない...!」

擬人化クレベース「ぐぐぅ...動けん...」

ツチニン「...そのまま痺れてなさい! あはははははっ!!」

アローラキュウコン「ひ...卑怯ね...!! 美しくない...ッ!」

ツチニン「美しくないのはそちらよ! 美しくいた理由がそんな過去の自分の罪を隠すためだなんて...! あなたの方がよっぽど美しくないわ!!」
 ▼ 216 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 18/09/30 22:27:34 ID:WcoMmw1A [3/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
プラズマ団員A「痺れ粉がこちらに迫る前に...ガスマスク用意!」

プラズマ団員B「了解だ!!」

ツチニン「あぁ、そうね... あたしたちまで痺れたらおしまいだしね... で、あたしのガスマスクは?」

プラズマ団員C「...俺たち団員の分だけで全部だぜ あんた、前の取引で自分の分のガスマスクは頼んでなかったし」

ツチニン「えっ...ちょっ...」

ー痺れ粉がツチニンやプラズマ団員の居る場所に迫る...!

ツチニン「ぎゃ、ぎゃぁぁぁぁぁぁぁッ!! 痺れるーーーーッ!!」ビリビリ

城島(金デブ)「あ、あいつまで痺れとるで...」

星の夢「ソコマデ・・頭ガ回ラナカッタノデショウ」
 ▼ 217 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 18/09/30 22:28:03 ID:WcoMmw1A [4/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ツチニン「か、からだは...痺れようとも...指示はできるわ...! それに、どちらにしろ あんたたちはもう動けない...あれを見なさい!!」

ーツチニンは天井をなんとか指さす...

擬人化(;・×・)「て、天井に...何かはっついてるフワ...!」

ー確かに、天井にはカチッカチッと音を出す謎の機械が貼り付いていた

リゼ「あ...あれは...時限...爆弾だ...!」

リーリエ「時限爆弾!?」

城島(金デブ)「天井に時限爆弾!? ってことは...爆弾で天井吹き飛ばして...僕らを押しつぶそうとしとるってわけかッ!?」

ツチニン「そうよ! ...あの爆弾はあと一分で爆発するようにセットしてあるわ...あと一分であんたと可愛い部下たち...そして、哀れな観客と対戦相手もペシャンコよ!!」

アローラキュウコン「く...くぅ...ッ!」

オカマポケモンA「キュウコン様...」

ゴーリキー「キュウコン様...やつの...裏切りに...あたしたちが気が付いていれば...! 気づけなかったことを...お許しください...!」

アローラキュウコン「あ、あなたたち...ッ」

擬人化マニューラ「あ...兄貴ッ...」

擬人化ツンベアー「...クレベースの...兄貴...死ぬときは...一緒...だろ...?」

オニゴーバル「あ...兄貴...ッ! おい...てめェら...弱音吐いてるなよォ...ッ! 俺だって...つれェよ...ッ!」

擬人化クレベース「われらァ...ッ!」

赤い仮面のポケモン「...」
 ▼ 218 クホーク@カゴのみ 18/09/30 22:28:28 ID:rFwsHSQo NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
電気タイプだ!誰か電気タイプを呼んでこい!
草ポケモンでもいい!

安価なら下
 ▼ 219 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 18/09/30 23:11:41 ID:WcoMmw1A [5/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
プラズマ団員A「そうか、じゃあその一分の間に伝説の食材を回収して...」

ツチニン「いいや! 伝説の食材を回収するのはあいつが死んだのを確認してからよ!」

プラズマ団員A「でも...」

ツチニン「でもじゃないッ! あたしの目的はあいつへの復讐! それを目的に支援してやったのだから... そっちの方が先よ!!」

プラズマ団員A「へぇ...」

ツチニン「さて、キュウコン...このままあんたが爆弾でくたばるのを安全な場所で眺めながら...麻痺が治るのを待ってやるわ!! あぁっ...か、身体が動かない...」
 ▼ 220 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 18/09/30 23:11:57 ID:WcoMmw1A [6/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
擬人化(;・×・)「こ、このままじゃ...お、落ちてきた瓦礫で...私達ペシャンコフワ...」

リーリエ「で、でも身体は動かないですし...どうすれば...」

城島(金デブ)「お、おい! グレイシア! こう言うときどうすればいいか...知っとらんか!?」

擬人化グレイシア「...はひぃ///」

城島(金デブ)「ってこの肝心なときにMスイッチ入っとるし!!」

擬人化(;・×・)「ど、どうすればいいんだフワ...うどんも触れないからヤクゼンも使えないフワし...」

ゴーリキー「キュウコン様の調理場には...何かがあったときのためにラムのみが置いてあるわ... でも、身動きがとれない今じゃ...取りに行くことも...」

ココア「うぅ...せめて身体が動けば...」

吉良吉影『私の能力でとりにいくことは...できるが...そのきのみが置いてある場所が射程距離外だ... 取りに行くことは...できない...ッ』

千夜「こんな絶望的な状況になるなんてねー...」

シャロ「...せめて、手々座先輩と一緒に最後までいられることが...幸せなのかな...でも...もっと生きたかった...! もっと幸せに生きたかったよぉ...!!」

プラズマ団員B「何考えても無駄だ!! そのオカマ野郎と一緒に死ぬがいい!!」

プラズマ団員C「へへへっ! ゲーチス様とそこのそいつの命令なんでな! お前らには何の恨みもないが...死んで貰う!」
 ▼ 221 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 18/09/30 23:43:15 ID:WcoMmw1A [7/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ツチニン「さぁ! もう終わりよ...! 爆弾が爆発するまで残り30秒!!」

アローラキュウコン「...」

ツチニン「あははははっ! ぺちゃんこ! ぺちゃんこ! あたしを散々こき使ってきたあなたが...ペチャンコになって死ぬなんて最高ね!!」

アローラキュウコン「くぅ...ッ」

ツチニン「キュウコンペッタンコ! イェイ! キュウコンペッタンコ! イェイ!!」

アローラキュウコン「...ぐぐぅ...ッ」

ツチニン「さぁて、もう残り15秒!! あと少しであんたらは死ぬのよ!! 精々今までやってきたことや関係ないポケモンや人を巻き込んで死なせてしまったことを公開しながら死になさい!!」

ツチニン「あはははははッ!! ...痛てっ!! か、身体が...麻痺してたの...忘れてたァ...」ビリビリ
 ▼ 222 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 18/09/30 23:43:57 ID:WcoMmw1A [8/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
リーリエ「フ...フワンテさん...これで...私達の旅は...終わりなのでしょうか...」

擬人化(・×・)「...」

リーリエ「私は...勿論死にたくないし...この旅も終わらせたくありません...ですが...」

リーリエ「この楽しい旅がこれで終わりなら...せめて...最後は怯えた顔じゃなくて...みんなで、仲良く笑顔で終えたいんです...!」

擬人化(・×・)「リーリエ...ちゃん...」

リーリエ「...だから...笑いませんか?」

擬人化(・×・)「わかった...フワ...」

城島(金デブ)「わかったで...!」

リーリエ「では...行きますよ...!!」
 ▼ 223 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 18/09/30 23:44:30 ID:WcoMmw1A [9/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ツチニン「さぁ、みんな覚悟したようね...ッ!! 残り5秒!!」

擬人化(;^×^)「...」ニコッ

ツチニン「4!」

城島(金デブ)「...」ニカッ

ツチニン「3!」

リーリエ「...えへ!」ニコニコ

ツチニン「2!」

擬人化グレイシア「...///」アヘェ

ツチニン「1...」

ツチニン「0ォッ!! ...ぺしゃんこになりなさいッ!!」

ードッゴォーンッ!!

ー凄まじい爆音と共に...天井が崩れ落ちる...
 ▼ 224 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 18/10/01 00:05:56 ID:QDtwniNE [1/13] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ーが、しかし...

ツチニン「な...ッ」

擬人化(;゜×゜)「フワァッ!?」

リーリエ「キャァ!!」

城島(金デブ)「うわぁぁぁぁぁぁぁーーーーッ!?」

擬人化グレイシア「はひぃぃぃぃぃッ!!///」

擬人化クレベース「ぬおぉぉぉぉぉぉッ!?」

ゴーリキー「あらぁぁぁぁぁぁぁーーーーッ!?」

ココア「ヴェアアアアアアアアアアア!! ナンカヒトリダケヘンナトコロニーーーー!」

ーフワンテたちは誰1人として瓦礫には押し潰されず...遠い場所に吹き飛ばされていた!!

ツチニン「ど、どうして...」

アローラキュウコン「あ、あんなうどんを作って... その上で...あんな美しい笑顔を見せるうどん職人を...見殺せるわけが...ないわ...」

アローラキュウコン「オーロラ...ベール...! わたくしの周囲に...何一つとして...物を近づけないで...!」

ーなんと、キュウコンはオーロラベールで瓦礫を支えていた...!
 ▼ 225 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 18/10/01 00:08:00 ID:QDtwniNE [2/13] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ツチニン「オーロラベール!? なんでそんな技が...あれはあられが降っていないと使えな... 痛てっ!! ...って...まさか...この痛み...麻痺の痛みじゃなくて...」

城島(金デブ)「い、いつのまにかに...あられが...降っとる!」

アローラキュウコン「そうよ...さっき...こっそりまたあられを降らせていたのよ... まひした状態でも...わざなら4分の1の確率で発動できる... わたくしながら...賭けに出たわ...おほほっ」

ツチニン「キ...キィィィィィ!! まだ...そんなことができるだなんて...!!」

擬人化クレベース「...キュウコン! こんなこと...やめろォ! ...わしらァ氷柱組っちゅうもんは...われが帰ってこんと本当の再開にはならんのじゃァ!! ...お前が欠けたら...もう...」

アローラキュウコン「...これはケジメよ わたくしなりのね」

オニゴーバル「キュウコン...ッ! バカなこと...言うんじゃねェ!!」

擬人化ツンベアー「...確かに組を裏切るのは...大きな罪だ」

擬人化マニューラ「でも...俺たちァ...そんなケジメ...望んでねェ!!」

アローラキュウコン「ごめんなさい、このケジメは...わたくしが望んだことなの そしてこれは...未来への...礎でもあるの...」

擬人化クレベース「未来への...礎...」

アローラキュウコン「あんなにいいうどんを作る職人は...もうこのご時世には...ほとんどいないわ...」

アローラキュウコン「ミスターコマンダー...そして、ミスガーゴイル...あの子たちは...きっといいうどん職人になるわよぉ...だから...! ぐあっ...!」

ーミシミシ...

ーキュウコンの身体を瓦礫が乗ったオーロラベールが潰そうとする...

擬人化クレベース「キュウコンッ!!」

アローラキュウコン「そんな子を守って死ねるのなら...それは本望... だってわたくしは...うどんの正義や未来を守る...氷柱組の一員だったのだから...だから、これが最高のケジメよ」
 ▼ 226 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 18/10/01 00:08:33 ID:QDtwniNE [3/13] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
擬人化(;・×・)「キュウコンさん...」

ココア「キュウコンさん...!」

ツチニン「何をごちゃごちゃ言ってるのかしら...あんたたち! とどめ挿しなさい! とどめ!!」

プラズマ団員A「よ、よし!! プラーズマー!!」

ープラズマ団員たちはボールを投げ...ポケモンを繰り出す!!

ギアル「ギギーーッ!!」

ツチニン「ギアルども...! あのバカに...ギアソーサーよ! あんたたちはあいつによく効く鋼タイプ...締め付けて苦しませながら殺しなさい!!」

ギアル「ギギギーッ!!」

ー繰り出された数匹のギアルは歯車を放ち...キュウコンを狙う!!

アローラキュウコン「ぐあぁぁぁぁぁぁーーーーーッ!!」ギシギシ

ーオーロラベールを貫通した歯車はキュウコンの身体を締め付ける...

ゴーリキー「キュウコン様ぁんッ!!」

アローラキュウコン「ハァ...ハァ...ぐっ...ぐぅ... 攻撃を防ぐとはいっても...威力は半分は残ってる...長くは...持たないわね...」
 ▼ 227 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 18/10/01 00:09:40 ID:QDtwniNE [4/13] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ーギギィ...

ー瓦礫がキュウコンの身体を少しずつ潰していく...

ココア「キュウコンさん...!!」

アローラキュウコン「ミス...ガーゴイル...あなたが...ちょうど飛んでいったのは...わたくしの調理場の近く...だから... そこの調理場から...ラムのみを取り出して...早くみんなに渡して...」

ココア「わ、わかった...けど...キュウコンさん、あなたは...」

アローラキュウコン「わたくしの分は...いいわ...! どうせ...もう...長くないわ...だから、身体が麻痺してようがしてまいが...結果は同じ... 他のみんなに...渡して頂戴」

ココア「...わかった」

吉良吉影『よし、なら... キラークイーンッ!』

キラークイーン「しばッ!」

吉良吉影『この調理場にあるラムのみを...掴んで他の奴に投げつけるんだッ! ...爆弾にはしないようにッ!」

キラークイーン「しばばッ!!」

ーキラークイーンと呼ばれる猫型の実体はラムのみを掴み...

ープロ野球選手並の剛肩で投げつけまくった!!

擬人化(;・×・)「フワァッ!?」

リーリエ「キャァッ!!」

ーそのあまりの速度に...ラムのみは空中で潰れ...

ーその中身が飛び散った

吉良吉影『キラークイーン!! 力を...入れすぎだ!!」

キラークイーン「しばば...」

ココア「でも...あれ...」

擬人化(;・×・)「フ...フワ? 身体が...動く...フワ...」

リーリエ「や、やりました!! 麻痺が...完全に治ってます!!」

ココア「な、中身が飛び散ったおかげで...みんな治ったみたい!!」

吉良吉影『偶然だが...まぁ、いいな』

アローラキュウコン「...あら、わたくしの麻痺も...治ったわ... どうやら...みんなの麻痺を治したようねぇ...うふふっ...素敵じゃない...」
 ▼ 228 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 18/10/01 00:10:00 ID:QDtwniNE [5/13] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ーギシギシ...

ーグググ...

ーキュウコンの身体は歯車と瓦礫に締め付けられ...もう限界だ...

アローラキュウコン「ハァ...ハァ...」

擬人化(;×;)「キュウコン...さん...」

ココア「キュウコンさん!!」

アローラキュウコン「あははっ...さっきまでみんな...わたくしのことを目の敵にしてたのに...急に...わたくしの名前なんて叫んで心配...して...面白い...わねぇ...」

ーギシィ...

アローラキュウコン「もう...ダメみたいねェ...わたくし...」

擬人化クレベース「キュウコン...」

アローラキュウコン「...クレベースさん、あなたには...わたくしは...似合わないわよ ...やっぱりあなたは...グレっちを追っていた方がいいわ...こんな醜い...オカマポケモンなんて...忘れて...」

擬人化クレベース「キュウコン...忘れられるわけ...ないじゃろうが!! ...どうして...こがぁなことを...!」

アローラキュウコン「もう、なんども...言ったわよ ...あの子たちの命を守るため...だって、あいつの目的はわたくしだけなのに...他の子に手を出させるわけには...行かないでしょ?」

ーギギィ...

アローラキュウコン「か...ふぅ...あぁ... クレベース...さん...」

擬人化クレベース「キュウコン...! もう喋るんをやめるんじゃァ!!」

アローラキュウコン「そうね...もう限界よ... でも...最後に...3つだけ...」
 ▼ 229 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 18/10/01 00:11:04 ID:QDtwniNE [6/13] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
アローラキュウコン「ミスターコマンダー、ミスガーゴイル...あなたたちの...うどん...美味しかったわよ...本当はね...」

擬人化(;×;)「フ...フワァ...」

ココア「うっ...うぅっ...」

ーミチミチ...

アローラキュウコン「わたくしの...美しき部下のみんな...」

ゴーリキー「キュウコン...様...」

アローラキュウコン「わたくしは...自分の罪を隠すため...だけだったけど... あなたたちは...本当の意味で美しさを極めなさい...そして...誰よりも美しくなりなさい...」

ゴーリキー「キュウコン様...心に...心に誓いますわァッ!!」

ーギチギチ...

アローラキュウコン「ハァ... クレベースの兄貴...」

擬人化クレベース「...うむ」

アローラキュウコン「例え...あなたがわたくしを...愛してくれなくても...わたくしは...あなたのことを...いつまでも...」


アローラキュウコン「愛してる」


擬人化クレベース「...ッ」

擬人化(;×;)「キュウコンさぁんッ!」

ゴーリキー「キュウコン様ァァァァァァァァーーーーーーーーーーーーーッ!!」
 ▼ 230 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 18/10/01 00:12:10 ID:QDtwniNE [7/13] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ーその言葉...キュウコンの最後の言葉がそこにいた全員の耳に届いた瞬間...

ーキュウコンは...微笑みながらオーロラベールを解除し...

ー歯車に身体を切り刻まれながら...瓦礫に押しつぶされ...

ーやがて、支えを失って落ちてきた瓦礫の下に...埋もれた

ーそして、彼女が付けていたグレイシアの仮面が...衝撃でふわっと浮き上がり...

ーそのまま瓦礫の上に...そっと乗った


ーゼンラクジム ジムリーダー キュウコン...死亡


(勝利者死亡によりうどんバトル9回戦 勝利者なし...)

(今日はここまでです)
 ▼ 231 ムッソ@ハバンのみ 18/10/01 00:13:42 ID:KTf2nLKg NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
どうせ仮面ライダーがなんとかしてくれるゾ

おっと、少し読み過ぎたようだ(´・ω・´)
 ▼ 232 レフワン@ミズZ 18/10/01 00:52:22 ID:lv56.CcE NGネーム登録 NGID登録 報告
>>231
あくまで審判役だけじゃね?
 ▼ 233 ピアー@ルガルガンZ 18/10/01 06:33:20 ID:qS2cZ./Y NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
赤い仮面のポケモンが
何とかしてくれると
思っていた
 ▼ 234 ケニン@ミミロップナイト 18/10/01 22:00:32 ID:QDtwniNE [8/13] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
オニゴーバル「どうして...どうしてなんだよ...ッ!」

擬人化(;×;)「キュウコンさん...私達を...守って...うぅ...」

リーリエ「...こんな終わり方...あんまリーリエですよ...本当に...あんまりです...!」

擬人化クレベース「これが...あんなぁの...ケジメ...なんじゃ ...あんなぁは...自分のしたことに...こうしてケジメをつけた...それだけ...じゃァ...」

ークレベースは静かに背を向けてそう語るが...彼の頬には一筋の涙が流れていた

ツチニン「あはは...あはははははっ!! ついに...ついにやったわ!! ついにあの憎きキュウコンを殺ったのよ! これで...復讐は果たされたわ!!」

オニゴーバル「て...てめェ...ッ!!」

ツチニン「あら、あなた...刃向かうのねぇ... 痺れ粉はまだあるのよ? ...もう一発食らわせて動けなく...」

ーゴゴゴ...

ツチニン「...あら? 今の...何の音かしら」

プラズマ団員A「あ、あれ...さっきの爆破の衝撃で... キュウコンの頭上以外の天井も...崩れちまったんだ!!」

プラズマ団員C「俺達の頭上の天井も瓦礫になって...落ちてくる!! ひゃ、ひゃあ!! 助けてェ!!」

ツチニン「えっ...えぇっ!?」

ーゴゴゴゴゴ...

リゼ「確かにあの規模の爆破なら... 狙った場所以外も...崩れるだろうな...」

擬人化キュレム「えぇっ!? じゃあ、早く逃げないと...マズいヒュラ!!」
 ▼ 235 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 18/10/01 22:31:04 ID:QDtwniNE [9/13] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>234
(トリップつけ忘れ...)


ー天井に大きなヒビが入り...今にも落ちてきそうだ...

擬人化クレベース「あんなぁが死んだことの余韻に浸っとる場合じゃないようじゃのォ...逃げるで!! フワンテ! その命はあんなぁが救ってくれたんじゃァ!! こがぁなところでのォなるわけにゃぁいかん!」

擬人化(;・×・)「わかったフワ!! リーリエちゃん、城島さん! グレイシアさん!! 屋台を引っ張って...逃げるフワよ!!」

リーリエ「わ..わかりました!!」

シャロ「ど、ど、どどどどうしよう...」オロオロ

リゼ「このままだと危険だ! お前ら...私達のこの命はあの者がくれた命だ...こんなところで死ぬわけにはいかない! 彼...いや、彼女に敬意を持って...この命守り抜くぞ!」

シャロ「わ、わかったわ! 先輩! ...みんな! 屋台とか色んな物持って...逃げ出すわよ!」

千夜「そうねぇ...これ、かなり危険よね... 早く逃げよ、ジャパリマン」

ジャパリマン「ジャパリマーンッ!!!」

シャロ「まだ居たの...? そいつ...」

リーリエ?「ココアさんも...早く...!」

ココア「えぇっと...わかった! ...急いで逃げなくちゃ...って...あ、あれ...なんだか身体が痺れて...動けない...」ビリビリ

吉良吉影『何故だッ! 先程のキラークイーンのおかげで皆の麻痺が治ったはず...なのに...ッ まさかッ! あいつがまた痺れ粉を...ッ!!』

ココア「...いや、今思い出したけど...あなたの能力で...空中に飛ばされたラムのみが飛び散ってみんなを治したんだよね... だとしたら、ちょうど投げる場所の近くにいた私には...しぶき、かかってなかったみたい...」

吉良吉影『なっ...ッ!』
 ▼ 236 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 18/10/01 22:31:21 ID:QDtwniNE [10/13] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
プラズマ団員B「総員待避! 待避だ! ...命令は大切だが...命も大切!! ...とりあえず、逃げるぞ!!」

プラズマ団員C「わ、わかった! 安全を確保してから...伝説の食材をねらうぞ!」

ープラズマ団の団員は一目散に逃げ出してゆく!!

ツチニン「ちょっ...ちょっと待って...か、身体が...まだ痺れて...動けないの...! た、助けて...!」

ーゴゴゴゴゴ...

ー天井に入ったヒビが更に大きくなり崩落までのカウントダウンを始めた...

リーリエ?「コ、ココアさん! 早く起き上がって...ください!」

ココア「...ヴェアアアアアアアアアアアアア!! ウゴケネェェェェェ!! シヌゥゥゥゥゥ!!」

ーゴゴゴゴゴ...

ツチニン「は、早くあたしを担いで...お、お願い...あたしを担いで...」

ー徐々に天井が崩れ落ちてゆく...!!

リーリエ?「コ...ココアさん!!」

リゼ「...ッ!! ココア!!」

ココア「...ヴェアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」

吉良吉影『こ...この...このクソカススタンドがぁぁぁぁぁッ!!』

キラークイーン「しばぁぁぁぁぁぁッ!?」

ツチニン「ま、まだ死にたくないの! だから、お願い...お願いぃぃぃぃ!!」

ーズドゥーンッ!!

ー舞台のある大部屋は...

ー落ちてきた瓦礫によって完全に壊滅した
 ▼ 237 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 18/10/01 22:45:23 ID:QDtwniNE [11/13] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

擬人化(;・×・)「な、なんとか...生き延びれたフワ...」

城島(金デブ)「ハァ...ハァ... い、入り口の方まで...逃げてきてもうたで...」

擬人化グレイシア「...///」ビクン

城島(金デブ)「大体、こいつがまともに歩ける状態やったら...ここまで疲れはせんかったで...ハァ...」

ー城島はグレイシアをお姫様だっこの態勢で抱きかかえている...

擬人化クレベース「お姫様だっこ...か」

城島(金デブ)「あ、あぁ...すまん...なぁ やってもうた...そ、その...謝るから...許してくれへんか...?」

擬人化クレベース「...ええや、ええ ...今はあんなぁのことで...頭がえっとじゃ ...そがぁなことで叱る気にもなれん」

城島(金デブ)「あぁ...そうかいな...」

リーリエ「...そういえば、キュウコンさんを殺したポケモンさんと...私達の対戦相手の1人がさっき逃げてきたときに瓦礫に押しつぶされてましたが...無事でしょうか...」

オニゴーバル「あぁ、そういやァ...そうだったなァ... 予測だが...もう死んでンじゃねェかな ...あんな状況で瓦礫に潰されて...生きてるわきゃねェ ...悲しいこった ...ケッ」

擬人化(ー×ー)「そう...フワか...」

ーフワンテは一つ...溜息をついた

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ココア「ぐ...ぐぅ... あ、あれ...ここは...どこ...? も、もしかして...私...死んじゃった...? ここは...あの世なの...?」

ココア「でも、天国にしては...狭いし真っ暗だよ... 天国ならかわいくてちっちゃい女の子にお姉ちゃんって呼んで貰えるはずだし...それに、かわいいうさぎをもふもふできるはず...」

ココア「じゃあ...もしかして...ここは...地獄!? いやぁぁぁぁぁ!! ヴェアアアアアアアアアア!!」

????「...ふぅ 安心してくれ、ここは天国でも地獄でもない ...現世の一角だ」

ココア「えっと...あ、あなた誰!? ここは...どこ!?」

????「まぁまぁ、そんなに慌てないでさ ...とりあえずこれ飲んでよ」

ココア「ちょっ...何を...むむむぅ!!」

ー謎の存在はココアに何かを銜えさせ...何らかの液体を飲ませた
 ▼ 238 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 18/10/01 23:03:29 ID:QDtwniNE [12/13] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ココア「ぐ...げほっ...げほっ...い、今...何を飲ませたの!?」

????「真っ暗じゃわからないよね...それじゃ、私が誰か ここはどこか...そして、今何を飲ませたのか...その全てを一度に答えてあげるとしようか」

ーゴゴゴ...

ー重い石を動かすような音と共に...ココアのいる空間に光が差す...

ココア「あ、あなたはあの審判役の...」

赤い仮面のポケモン「そう、審判役に選ばれた...私だよ そして、私が飲ませたのはこれさ」

ココア「紫色の...液体...? はっ! もしかして、ラムのみ...ジュース!!」

赤い仮面のポケモン「正解 ...私は、何かあったときのために常にこいつを持ち歩いててね ...非常時にすぐに飲めるようにしてるのさ ...ほら、手を動かしてごらん ...動かせるだろ?」

ココア「ほ、本当だ...麻痺が治ってる... で...ここはどこ...? なんだか、石垣みたいな模様が壁にあるけど...」

赤い仮面のポケモン「あぁ、そうだね...ここは、落ちてきた瓦礫によって作られたドームの中...君はなんとか生き延びたようだね」

ココア「ヴェ、ヴェアアアアアアアアア!? た、助かった...の?」

赤い仮面のポケモン「まぁ、そういうことだね...君が瓦礫に押しつぶされることなく私とこうして話せているのは...きっと、これのおかげだろう」

ー赤い仮面のポケモンは黄金色に輝くクーラーボックスを拾い上げ...ココアに見せた

ココア「それは...! 伝説の食材が入った...クーラーボックス...でも、どうしてそれが...」

赤い仮面のポケモン「...それはね、この食材が君を選んだからさ」

ココア「...へ?」
 ▼ 239 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 18/10/01 23:09:57 ID:QDtwniNE [13/13] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
赤い仮面のポケモン「食材は調理者の思いをくみ取る...って昔からよく言われている」

赤い仮面のポケモン「中でも、伝説の食材というのは...自らに込められた感情に近い強い感情を持つ者を所有者として認め...強大な力を与え...所有者を守ることさえある」

ココア「も、もしかして...その所有者...ってのに私がなったってわけ...?」

赤い仮面のポケモン「そういうことさ ...きっと、元々こいつはあのキュウコンとかいうオスだかメスだかわからないようなやつが所有者だったんだ ...でも、そいつが死んだことで君が所有者になった」

ココア「そ、それはわかったけど...ど、どうして私がこれの所有者に...勝ったのは...私じゃなくて死んじゃったキュウコンさんだし...」

赤い仮面のポケモン「そうか...それじゃあ突然だけど...君、誰かのことを心から愛していたりしないかい? ...別に、どんな形でもいいから教えてくれ」

ココア「え、えぇっ!? な、何を突然に...そんなこと...」

ーココアはふと、心から愛している者について考えた...

ーチノ...リーリエ...ヴェールヌイ...そして仲間たち...

ー色んな人物が頭をよぎった

ーそして、最後に大きく...チノの微笑む顔が頭をよぎった

ココア「た、確かに...一応、心から愛している人は...いるけど...」

赤い仮面のポケモン「なるほどね、そう それがこの食材が君を選んだ理由... この食材に込められた感情は"愛情" かつてこれを所有していたキュウコンはあの男のことを心から愛していた...そして、君も心から愛している人がいる...」

ココア「...ッ」

赤い仮面のポケモン「...つまり、これは...君が手にするべきだということさ ...それに、この食材だけじゃない そのクーラーボックスがある場所に一緒にこのゼンラクジムのジムバッジも落ちていた...運は君に味方してくれているようだね ココア」

ココア「で、伝説の食材とかを手に入れられたのはいいけど...どうしてそんなに事情を知っているの!? それに、あなたどうして私の名前...」

赤い仮面のポケモン「あぁ、そうだね ...それじゃあ、この仮面をとればわかってくれるかな」

ー赤い仮面のポケモンは...自らの仮面を外す...

ーそして、その仮面の下から現れた素顔は...

イーブイ「...久しぶり、ってほどでもないか ...ココア」

ココア「ッ! イ、イーブイ!! ど、どうしてここに!?」


(今日は安価なしですがここまでです)
 ▼ 240 フキムシ@ながながこやし 18/10/02 06:41:41 ID:OOyY6nFw NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ー謎の存在はココアに何かを銜えさせ...何らかの液体を飲ませた

…この部分でアッチ方面を連想してしまった
それじゃあ俺、瓦礫に潰されて帰るから…

だからよ…(SSの勢い)止まるんじゃねえぞ…!


ガシャアアアアン!!!
 ▼ 241 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 18/10/02 23:12:28 ID:iiao59QA [1/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>240
(何考えてんだよ! 団長!!)


イーブイ「フフッ...いやぁ、あの屋台で君がゼンラクジムに向かうと言ってたし...着いてきちゃったんだ ...うどん職人の名前を覚えているだけじゃなくてここまでするなんて...私はそうとう君のうどんが気に入ったようだね」

ココア「ま、まさかあなたがあの部屋に観客としていたなんて...びっくり... で、でもどうして伝説の食材のことそこまで知ってるの...?」

イーブイ「あぁ、それなら 私も美食家の端くれとして伝説級の食材を一度一目見てみたいと今までずっと思っててね ...色んな文献を漁って情報を得ていたからここに来たんだ」

ココア「そ、そうなんだ...」

イーブイ「私はここの常連だけどここにある伝説の食材を見るのはこれが始めて...」

イーブイ「だからさ、このクーラーボックスを開けてくれないか? ...こいつは君が所有者なんだしさ、私は伝説の食材を早く見たいんだ」

ココア「そ、そうだけど...本当に...いいの?」

イーブイ「何をためらう必要がある? ...早く開けて欲しいんだ」

ココア「わ、わかった! それじゃあ...開けまーす!」パカッ
 ▼ 242 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 18/10/02 23:12:55 ID:iiao59QA [2/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ーココアは黄金のクーラーボックスを開けると...目映いばかりの輝きがココアたちの目に映った

ココア「わぁ...」

イーブイ「これが...伝説の食材...」

ココア「...?」

イーブイ「...あれ、なんだか...この箱... 空に見えるね」

ココア「え...えぇ!? そ、そんなぁ...せっかく見つけたのに空だなんて... っていうか今の...単に箱が輝いてだけかぁ...」

イーブイ「...ふぅ、もしかしたら最初から伝説の食材なんてキュウコンは持っていなかったのかもね」

ココア「はぁ... がっかり...」

イーブイ「じゃあ、こうして瓦礫が落ちてきてこないのも偶然...って...おや? 箱の底に... う、うわぁぁぁぁぁぁぁーーーーッ!!」

ココア「えっ!? な、何が...って...ヴェアアアアアアアア!?」

ーココアとイーブイが箱の中身が見えないので覗こうとしたところ...彼女たちの目を目映いばかりの光が襲った!!

ココア「こ、これ...お、黄金以上に輝いてる...!」

イーブイ「つまり...これが...ッ! ...私が一目見ようとしていた...伝説の食材...! 黄金よりも目映い輝きと...あらゆる甘味を凌駕する...」

イーブイ「伝説の甘露煮ッ!!」
 ▼ 243 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 18/10/02 23:35:49 ID:iiao59QA [3/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ーなんと、箱の底に...黄金よりも光り輝く甘露煮...伝説の甘露煮が安置されていたのだ

イーブイ「あぁ...これが私が憧れていた伝説の食材...! ...一目見るだけでいいと思っていたが...あぁ...少しだけでもいいから...食べてみたい気持ちだね...!」

ココア「わ、私も...これ見てたら...なんだか...これを食べたくてうずうずしてきた... が、我慢できない!」ペロッ

イーブイ「私も...少しだけ頂くとしよう...」ペロッ

ーココアとイーブイは指先で甘露煮を少し触れて...指先についた輝く水飴のような物を舐めた

イーブイ「う...うぅぅ...」

ココア「うぅぅぅぅぅぅ...」

ココア、イーブイ「「うまいッ!!」」

イーブイ「ふぅむ...この甘さは...今まで食べたその甘味も匹敵しない... それでいてどこか優雅な甘さだ...」

ココア「な、何コレ...なんだか...ほっぺたとか...落ちちゃいそう...!!」

イーブイ「...も、もう一舐めだけ...してもいいだろうかね?」ペロッ

ココア「...わ、私ももう少しだけ」ペロッ

イーブイ「...あぁ...素晴らしい... とんでもない甘さのはずなのに...まったくくどくないね... いつまでも舐めていられる... これがあの伝説に描かれている飴でできた娘の髪から作られた甘露煮なのか...」

ココア「と、止まらないよ...これ...本当、タレだけでもいつまでも舐めていられるよ...!」ペロペロッ
 ▼ 244 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 18/10/02 23:37:33 ID:iiao59QA [4/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ーそのまましばらく経ち...

ココア「し、幸せぇ...」

イーブイ「...私は君が羨ましいね ...ここまで素晴らしい食材の...所有者になれるなんて... この味を...いつでも扱うことができるなんてさ ...しかも、この食材はいくら使ってもなくならない不思議な力を持っている...だからいつまでも食すことができる...」

イーブイ「本当に...羨ましいよ...フフッ」

ココア「あぁ...そっか... これ、今日から私の物になるのか...! ってこれ...すっごい戦力になりそう!!」

イーブイ「そうだね、ここまで良い甘味は今まで古今東西全ての物を食してきたと言ってもいい私ですら食べたことがない... きっとこの美味しさならうどんバトルに有利に働けるよ」

ココア「それに、今食べたのはタレだけで...中身はまだ食べてない... だから、今食べた以上の美味しさを持ってるかも...」

イーブイ「それに、ヤクゼンを使う際の触媒としても...きっと優秀だろうね ...さっきの伝説のカナブンの力と同等...もしくはそれ以上の力を扱えるはずさ」

ココア「あれと...同じか...あれ以上の力...」

イーブイ「一つ問題があるとすれば...その力を君がどう使うか...だね その力を何かを壊すことに使うか...それともその力で何かを救うか」

ココア「...」

イーブイ「まぁ、美味しい物が食べれればいい私には関係のないことだ ...さて、落ちていたゼンラクジムバッジを拾ったら...さっさとこの空間から出るよ ...あの甘みが充満したここにいてはまた甘露煮が食べたくなってしまうからね」

ココア「わ、わかった! それじゃあ、この穴から抜け出して...ってなんだか狭いな...よいしょっ...と...」
 ▼ 245 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 18/10/02 23:37:50 ID:iiao59QA [5/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ーココアはイーブイが押し開けた瓦礫の隙間から外へ抜け出した

ーガラガラッ!!

ーココアが穴から抜け出すと、瓦礫のドームは音を立てて崩れ去った

イーブイ「...どうやら、それは本当に君を守っていてくれたようだね」

ココア「うん...」

イーブイ「その甘味と別れるのは少し名残惜しいが... 少しでも伝説の食材を見ることができて...しかも、それを食べることができる貴重な体験をさせてもらったよ それじゃ、私は兄弟達が待っているんでここでおいとまさせてもらうよ」

イーブイ「...あぁ、最後に一つだけ」

ココア「...え?」

イーブイ「君の動向には...私は期待しているよ ...つまり、君は私のお墨付きの職人さ ...それで、伝説の食材まで手に入れたんだから...当然私は君に期待している ...だから、期待外れなことは止めて欲しいね ...それじゃあ、またどこかで」

ーイーブイはそう言って赤い仮面を再びつけてから瓦礫の裏に隠れ...そのまま姿が見えなくなった

ココア「な、なんだか...謎が多い人...ってかポケモンだったけど 一応、わかり合えは...するのかな? ...まぁ、すごい美食家さんのお墨付きが貰えたから...いいのかな?」

ココア「...ってか、早くみんなの所へ戻らないと!! みんな心配してるかも! みんなーーーー! 私は大丈夫だよーーーー!!」タッタッタッ...

ーココアは仲間のもとへ駆けていった

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 ▼ 246 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 18/10/02 23:39:49 ID:iiao59QA [6/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
擬人化ツンベアー「...ゼンラクジム...見事に...潰れたな」

擬人化マニューラ「あぁ、そうだな ...色々思い出があったこのジムも...こんなにめちゃくちゃにされちゃ...おしまいだよなァ」

オニゴーバル「...ケッ ...全部壊れちまったぜ」

カチコール・A・F「オジキたち...」

擬人化キュレム「若頭として...なんか...組員のみんなを慰めてあげたいヒュラけど...かける言葉が見つからないヒュラ...」

擬人化(・×・)「...」

擬人化クレベース「ハハッ... ここまで見事に...みなのォなると...逆に笑ってしまいそうじゃ」

擬人化クレベース「...すまんの ...せっかく勝ったっちゅうのに...こがァな辛気臭い雰囲気で グレっちにも...われにも悪いな」

擬人化(・×・)「私も...グレイシアさんも...別に大丈夫フワよ... それに...私も少し...つらいフワし...」

擬人化クレベース「心配してくれとるのかのォ...やっぱし、ええ奴じゃの ...われは」

擬人化クレベース「ふぅ...たちまち、この雰囲気を...一旦払わんとな ...ジムリーダーに認めて貰えたっちゅうわけで...わりゃぁバッジをもらう権利がある... あんなぁがここのジムリーダーになる前のジムリーダーじゃったわしから...これを渡そう」4

ークレベースはゼンラクジムバッジをフワンテに手渡した

擬人化(・×・)「ありがとう...ございますフワ...」

城島(金デブ)「とりあえず、これで...6つ目やな」

リーリエ「なんだか...バッジを貰えたのに...少し切ないですね...」

擬人化クレベース「...あぁ、そうじゃ ...もう一つだけ...ええか? ...ジムリーダーのわしから...渡さにゃァいけんもんがある ...キュレム、若頭のわれが持っとったはずじゃ ...フワンテに渡してくれんか」

擬人化キュレム「わかったヒュラ...えぇと... はい、これヒュラ」

ーキュレムはフワンテに箱を渡す...

擬人化(・×・)「これは...一体なにフワ...?」

擬人化キュレム「その箱の中には>>247っていう調理器具が入ってるヒュラ ...うちの組からの特別なプレゼントヒュラよ」


(今日はここまでです)
 ▼ 247 ルーグ@いしょうトランク 18/10/02 23:49:08 ID:l9x.97A. NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
スゴイーヨナンデモデキッルンダ君まーく2
 ▼ 248 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 18/10/03 22:20:51 ID:Ox6E14RA [1/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>246
(なんか変な4がはっついてる...すみません)


擬人化(・×・)「これは...一体なにフワ...?」

擬人化キュレム「その箱の中にはスゴイーヨナンデモデキッルンダ君まーく2っていう調理器具が入ってるヒュラ ...うちの組からの特別なプレゼントヒュラよ」

擬人化(;・×・)「スゴイーヨナンデモデキッルンダ君まーく2...? なんだそれはフワ...」

擬人化キュレム「うぅん...俺もどうしてそんな名前ついてるのかわからないヒュラけど...開けてみればわかるヒュラ」

擬人化(・×・)「そうフワか...それじゃあ、さっそく...」パカッ

ーフワンテは箱を開けた

擬人化( ・×・)「...万能包丁...フワか?」

リーリエ「それに、なんだか...神秘的な模様がついてます...」

城島(金デブ)「あぁ、そうやな... 美しいけど、なんか不思議やなぁ...」

擬人化ツンベアー「...ダマスカス鋼だ」

擬人化(・×・)「フワ? ダマス...カス...?」
 ▼ 249 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 18/10/03 22:25:04 ID:Ox6E14RA [2/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
擬人化ツンベアー「...ダマスカス鋼...かつて遠い地方で...作られていたという...今は製法が失われた...伝説の金属...」

擬人化ツンベアー「それを使った刃物の...表面には...木目のような...不思議な模様が...現れる」

擬人化(・×・)「へぇ...そうなのフワか...」

ーフワンテはスゴイーヨナンデモデキッルンダ君まーく2を試しに握ってみる...

擬人化(・×・)「なんだか、かなり持ちやすいし...力も入れやすい持ち手フワね... でも、これ...切れ味の方はどうなんだフワ?」

擬人化マニューラ「切れ味は普通の鋼なんかより優れてて、なんのわざも持たないような存在...たとえば普通の人間が扱えるような刃の中ではトップクラスの切れ味だぜ

オニゴーバル「肉でも堅い木の実だろうが、なんでもスパスパと切れちまうだろうなァ ...それでいてほとんど刃こぼれもしないから手入れいらずの優れものだぜ ...ケッ」

カチコール・A・F「でも、確かになんでも切れる包丁だけど...このネーミングセンスは...」

オニゴーバル「おい、カチコール ...とりあえず、おめェは黙ってろやァ」

カチコール・A・F「は、はいぃ!!」

擬人化キュレム「今まで、俺たちの組...氷柱組で使ってた使用済みのものヒュラけど... その使いやすさと切れ味はお墨付きヒュラ! だから、受取って欲しいヒュラ」

擬人化( ・×・)「こ、これ...そんな良い物なのフワか!?」

城島(金デブ)「製法が失われた金属を使った包丁って...ほんまに貴重やないか...」

リーリエ「なんだか、ロマンがありますね...」

擬人化(;・×・)「で、でも...そんな貴重なものだと受け取りがたいフワ...」

擬人化クレベース「あがぁな終わり方じゃったたぁゆぅても、わしらの頼みを聞いてくれたお礼じゃ ...遠慮なく受取ってくれやァ」

擬人化(・×・)「わ、わかったフワ! ...それじゃあ、遠慮なく...いただくフワ!!」
 ▼ 250 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 18/10/03 22:25:44 ID:Ox6E14RA [3/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
リーリエ「なんだか、本当に良さそうな包丁ですね...」

城島(金デブ)「ほんまやなぁ... でも、さっきもお前コウチ市場の金物店で包丁買っとらんかったか?」

擬人化(・×・)「まぁ、そうフワけど... こちらはなんだか、堅い物を切るときとかに適してそうフワし... 柔らかい物を切るときはコウチ市場の、堅い物を切るときはこれ...みたいに使い分けていくフワかね」

城島(金デブ)「そうしていくのが効率的...やろうな」

擬人化(・×・)「...さて、これで調理器具も貰ったフワし...もうこれで氷柱組のみなさんとはお別れフワか...」

擬人化クレベース「...ええや、まだじゃ ...まだ渡しとらん物がある」

擬人化(・×・)「...フワ?」

擬人化クレベース「わしゃぁ...さっきキュウコンから話を聞けたら組に伝わる食材を渡す...ゆっとった ...じゃけぇな、その約束を果たそうゆぅて思うとるんじゃ」

擬人化(;・×・)「そ、そういえばそんなこと言ってたフワね... でも、今包丁貰ったフワし...」

擬人化クレベース「わしゃぁ約束は果たす男じゃ ...じゃけん、われにゃァこれを渡さんゆかん...っちゅうわけじゃ ...まぁ、わしのわがままに付きおぉて欲しい...っちゅうわけじゃァ ...受取ってくれんか?」

擬人化(;・×・)「わ、わかったフワ...」

ーフワンテはクレベースから桐の箱を受け取る...

擬人化(・×・)「これは...中身はなにフワ?」

擬人化クレベース「そんなぁの中身は>>251じゃ ...欲しかったんじゃろう伝説の食材が手に入らんかったけぇ...変わりゆっちゃぁなんじゃが...無論、伝説の食材よりゃぁ劣っとるじゃろうがええ食材じゃけぇ」


(今日はここまでです)
 ▼ 251 ガカメックス@ハイパーボール 18/10/03 22:43:36 ID:MT6gKHhY [1/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
冷凍マグロ
 ▼ 252 バルドン@バグメモリ 18/10/03 22:52:44 ID:MT6gKHhY [2/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
具材にでもどうぞ

そういえばココア一行と再会して正体が明かされる時は来るのだろうか?
 ▼ 253 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 18/10/04 21:43:17 ID:mPxYY/8Q NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
(すみません、今日は更新できません)
 ▼ 254 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 18/10/05 23:55:21 ID:JOEwS1yA NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
(すみません、こちらの事情で今日も更新できそうにないです...)
 ▼ 255 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 18/10/06 21:07:15 ID:kTP602zE [1/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
擬人化(・×・)「うぉっ...お、重たいし箱が大きいフワ...これは...一体なにフワ...?」

擬人化クレベース「そんなぁの中身は冷凍本マグロじゃ ...欲しかったんじゃろう伝説の食材が手に入らんかったけぇ...変わりゆっちゃぁなんじゃが...伝説の食材よりゃぁ劣っとるがええ食材じゃけぇ」

擬人化(・×・)「冷凍マグロ...うわぁ...本当フワ... しかもまるごと...」

擬人化クレベース「まぁ、昔から伝わっとるっちゅうか...昔からうちの組で使われとるもんじゃ ...まるごと1尾分あるから煮付けにフライ、刺身や寿司にすなんてのもえかろう」

擬人化グレイシア「寿司!?」ムクッ

城島(金デブ)「うわぁッ!! す、寿司って聞いて急に起き上がるな!! ビックリしたやないか!!」

擬人化グレイシア「赤身に中トロ、大トロの握りに...炙りにヅケに鉄火巻き...あと、ネギトロ...色々できそうね...」ジュルリ

擬人化(;・×・)「確かに、一尾まるごとあるフワから...色々できると思うフワけど...さすがに全部をお寿司にするのは...」

リーリエ「そうですよ! これぐらい大きいんですから、もっと色々別のことにも使えますよ! 例えば...抱き枕にしたり!」

城島(金デブ)「はぁ!?」

リーリエ「絶対この大きさ...抱き枕にするのにちょうどいいです! 今日はこのマグロ抱いて寝ていいですか!?」キラキラ

城島(金デブ)「そんなキラキラした目で言われてもいいわけないやろ!! っつぅか、生臭くてたまらんわ!」

擬人化グレイシア「あー...抱き枕にするのもいいかもね ...いい夢見れそう」

城島(金デブ)「見られんわ! 見れたとしても悪夢や!! ...っつぅかお前もかいな...」
 ▼ 256 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 18/10/06 21:10:55 ID:kTP602zE [2/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
擬人化クレベース「まぁ、もんぶちええマグロじゃけん... どがぁな風に扱っても悪ぅはならんゆぅて思うぞ」

擬人化(・×・)「そうフワね...マグロも高いのに...私のためになんだか...ありがとうフワ...」

擬人化クレベース「礼にゃぁ及ばん ...わしゃぁただ約束ゆぅて信用を守っただけじゃ」

擬人化(・×・)「クレベースさん...」

擬人化ツンベアー「...兄貴...かっこいいじゃないか」

擬人化マニューラ「だけど、兄貴だけに格好つけさせるわけにはいかないね... オレたちも約束してンだからよ ...終わった後に食材を渡す...ってなァ」

擬人化ツンベアー「...あぁ...そうだな ...これ...受け取れ ...中身は...まだ見ないでくれ」

擬人化マニューラ「オニゴーリとキュレムの奴は先に渡しちまったけどよ...オレのはまだだろ? ...カレー粉作ってる時に裏で作ってたんだよ、これ ...まだ箱開けンじゃねェぞ」

ーツンベアーとマニューラはそれぞれフワンテに箱を渡す...

擬人化(・×・)「わかったフワ...なんだか、みんな...ありがとうフワ!」

擬人化ツンベアー「...こちらこそ...あいつの事情を知れたのは...お前のお陰だからな...感謝する」

擬人化マニューラ「まぁな、これぐれェやってやんねェと男が廃るってモンだからよ」

カチコール・A・F「オレ...あんまり役に立たなかったけど...それでも一生懸命がんばったからさ ...その...ありがとな!」

オニゴーバル「...ケッ ...俺らがこんだけやったんだからよォ、万が一これ以上負けたりグレっちを泣かせるようなことあったら...許さねぇからなァ!!」

擬人化(;・×・)「わ、わかったフワ...」

擬人化グレイシア「そうよ、私を泣かせるようなことなんて...しないで頂戴ね...フフッ」

擬人化グレイシア(まぁ、一般的に女の子を泣かせるような行為は...大体"大好物"だけど...なぁーんてね)
 ▼ 257 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 18/10/06 21:13:34 ID:kTP602zE [3/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
城島(金デブ)「...えぇっと...とりあえずいろいろもろたし...これでお別れ...って感じかぁ」

擬人化(・×・)「なんだか、少し寂しいフワね... でも、もう行かなくちゃフワ...」

リーリエ「フワンテさん、あれは...返さなくていいんですか?」

擬人化(・×・)「あれって...何を...フワ?」

リーリエ「キュウコンさんからもらった...この仮面ですよ!」

擬人化(・×・)「そういえば、この仮面も...元々はキュウコンさんから貰ったものフワね...  形見に...なるかはわからないフワけど...返さなくちゃダメフワよね...」カポッ

ーフワンテは仮面を外す...

城島(金デブ)「あぁ、そういえばこれも...そうやったな... そんじゃ、外しとくか...」

リーリエ「もう、返す人が居なくなっちゃいましたから...代わりにクレベースさんにコレを返しますね!」

擬人化クレベース「あぁ...そうじゃのォ」

擬人化キュレム「...俺が付けてるコレも...キュウコンさんの形見になる...ってことヒュラか」

カチコール・A・F「これを見て、兄貴...あのポケモンの事を思い出して欲しいな...」

ー続けてその場にいた皆が仮面を外していく...

擬人化クレベース「...これで全部じゃのォ」

擬人化グレイシア「...ハハハッ...私のはどんなに外そうとしても外れないんだけどね...ってあ、あれ...なんだか...身体が...萎んでいくような...」

擬人化(;・×・)「わ、私も急に...仮面を外したあたりから...少し...萎んでいくような...」

擬人化キュレム「お、俺もヒュラ...な、何が起きてるんだヒュラ...?」

星の夢「時間切レ・・・デスネ・・ 不完全ナサンドスターダッタオカゲデ擬人化ノ効力ガ・・・短時間ノミダッタヨウデス・・・」

オニゴーバル「で、でも...俺は何にも変化がないぞッ!!」

星の夢「アァ・・アナタハモロニクライマシタカラネ ・・・多分、イッショウソノ姿デスネ」

オニゴーバル「う、嘘だろ!? これからこんな姿でずっと生きなくちゃいけねェのかよォ...!!」

擬人化クレベース「悪いが、オニゴーリ ...わしらぁ元の姿に戻らせて貰うぞ」

オニゴーバル「うぅっ...」
 ▼ 258 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 18/10/06 21:14:53 ID:kTP602zE [4/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ーフワンテたちの身体は徐々に萎み...人の形を失っていく...

ーそして、服は身体に取り込まれ...体色と同化し...

ーやがて、不器用な手や短い手足...人間の身体よりは不便ではあるが...懐かしきポケモンの姿が彼らの下へ帰ってきた

(・×・)「...やっと元に戻れたフワ」

ツンベアー「...いつもと違う身体は...戸惑ったが...少し...楽しかったぞ... こういう体験を与えてくれたことも...感謝する...フワンテ」

マニューラ「まぁ、1人戻れてねェのもいるんだけどな」

オニゴーバル「う、うるせェ!! こうなりたくて戻れてねェんじゃねェからよ!! ...あぁ、これから俺...本当にどうすっか...」

グレイシア「...ふぅ、やっと戻れたわ... それに、顔が縮んだお陰で...この仮面も取れたみたいね...」

ーグレイシアは野々村の仮面を手に取っている...どうやら顔が縮んでサイズが合わなくなって外れたようだ

グレイシア「...うっわ、気持ち悪い仮面ね... こりゃ、リーリエもビビるわよね... ほら、こんな仮面で良いのかわからないけど...私も渡すわよ」

ーグレイシアはクレベースに仮面を手渡す...

グレイシア「あー、この姿の方が楽ね... 服を着なくて良いってのが本当楽... でも、もう少し人間の姿を堪能したかったわね...」

クレベース「...」

ークレベースはじっとグレイシアを見つめる

グレイシア「何よ、私の顔に...何かついてる?」

クレベース「ええや、やっぱしグレっちは...その姿の方がええ ...ゆぅて思うてな」

グレイシア「まぁ、そりゃあ...そうよね」

城島(金デブ)「僕は...あっちの姿の方が好きやったけどなぁ...」

グレイシア「ま、人それぞれでしょうね...どちらが好きだなんて ...でも、やっぱり私はこっちの身体の方が好きねぇ...」
 ▼ 259 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 18/10/06 21:15:40 ID:kTP602zE [5/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
星の夢「・・サテ・アチラノ方ガ元ニモドッタンダシ・・・コチラモ元ニモドリマスカ チャージデキテマスよ」

城島(金デブ)「おぉ、そうか...僕もいい加減この金デブの身体から戻りたいと思っとったんや」

星の夢「そうデスか・・・ソレジャ、イキマスヨ・・・3・・2・・1・・>GO」

ー城島の身体を覆っていた金髪のデブの皮が変形していき...再び星の夢アーマーの形となった

城島「...ふぅ、やっと僕の顔に戻れたで... でも、やっぱりお前がついてるこの服は変に見えるなぁ...」

星の夢「オシャレデスよ・・タブン」

城島「ええや、むしろダサいって...これ」

リーリエ「...まぁ、何はともかく...これで全て元に戻った...というわけですね」

(・×・)「まぁ、そうフワね」

クレベース「一つ...戻らんかったもんは...あるがの」

(・×・)「...」
 ▼ 260 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 18/10/06 21:16:47 ID:kTP602zE [6/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
オニゴーバル「これからもあいつのことは何度か思い出しちまうだろうな...でも、なんとかあいつの死を乗り越えて...そして、無駄にしねェようにしないとな...」

ツンベアー「...それがわしらが...これからやるべきこと」

マニューラ「なんだか、やることは多そうだなァ」

キュレム「でも、きっと...乗り越えられそうヒュラよ!」

カチコール「オレも...がんばっていく!」

(・×・)「そうフワか...」

クレベース「じゃけぇな、われも...われの行きたい道に向こぉて...頑張ってって欲しいんじゃ ...わりゃぁあんなぁが最後に認めた職人の1人なんじゃけんの」

(・×・)「フワ...」

オニゴーバル「それじゃあ、これで今度こそ...じゃあな!」

キュレム「またいつでも会いに来てヒュラー!! きっとこの周辺のどこかで...待ってるヒュラからー!!」

(・×・)「うん、またいつかきっと...会おうフワ!! そしたら、今度はちゃんとしたうどん食べさせてあげるフワよ!!」

擬人化グレイシア「...あんまり帰ってきたくはない場所だけど...気が向いたら行く...かもしれないわ」

オニゴーバル「おぉぉ...おぉぉぉぉぉぉッ!! ...い、今俺...聞いたぞ...グレっちが気が向いたら来るって...うぉぉぉぉッ!!」

擬人化グレイシア「...まぁ、前と同じように私の事好きでいるのも構わないけどさ...キュウコンのことも...思ってやって頂戴 ...あいつがああなったの...私のせいでもあるしさ」

オニゴーバル「おぉ! わかったぜ... でも、基本グレっちのこと...思ってるかもしれんけどな」

リーリエ「みなさん、また会いましょう!! さよならー!!」

城島「なんだか、最初は怖いと思ってたけど...みんなええ人たちやったで! それじゃ、ばいなら!!」

ーフワンテたちは長い戦いを経て...ゼンラクジムから発っていった

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