【高校野球】錦城学園、吉見幹太が高校初本塁打マーク 4校連合にコールド勝利
◆第106回全国高校野球選手権大会 東東京大会 ▽2回戦 錦城学園 8―0 4校連合=7回コールド=(13日・神宮)
錦城学園が4校連合(国際・駒場・大島・大島海洋国際)に8―0で勝利した。4番の吉見幹太遊撃手(3年)は高校初となる本塁打を記録した。
高校初の本塁打はランニングホームランとなった。吉見は6―0の4回2死二塁、センター方向へ打球を運ぶと、180センチの長身を生かした長いストライドでダイヤモンドを一周。「チームの点数が入ったことが一番。初戦をしっかり突破できて良かった」。DeNAスカウトの父・祐治氏もスタンドで観戦する中、試合を決定づけた。
チームは5回以降は無得点ともどかしい展開になったが、着実につないで得点を重ねた。玉木信雄監督は、細かなミスを指摘しながらも「初戦は難しい。どの打順だろうと送るところは送る。送りバントのミスが一つもなかったことは良かった」とうなずく。投手陣は先発した2年生左腕の田島凛々人がストレートやカーブを使い分けながら4回無失点。「(毎回)3人で終わらせて守備から流れを作りたかった」と悔しげな表情も浮かべたが、背番号1、かつ3番を任されており、「期待に応えられるように、チームのために投げて打てるように。軸となれるように」と切り替えて覚悟を見せる。
次戦は16日に正則と対戦。3打席3安打の吉見も「(5回でコールド勝利するため)残り2点を取り切れなかった。やることをやらないと勝てない」と反省を忘れない。この日は登板機会がなかったが、右腕としてマウンドに上がる準備もできている。指揮官は「この先進んでいくには凡ミスをなくさないといけない。もう一度気を引き締めて、正則もいいピッチャーがいるみたい。次も初戦のつもりで」と話した。勝利をつかみながら、一戦ごとに成長していく。(雑誌『報知高校野球』取材班)
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