伊藤博文の墓









李垠李方子

 #武蔵野陵 と同じような形状です


英園の入り口に鳥居が建っています



ソウル旅(7/21~7/27)の記録を綴っていきたいと思います。

まずは今回の旅で一番行きたかった所

場所は京義(キョンギ)道 
南楊州(ナムヤンジュ)市

2009年に世界遺産登録された王陵
洪陵・裕陵(ホンヌン・ユヌン)です。


軌道修正し、

本来の目的地 洪陵・裕陵に到着。


実は同じ敷地内にある、

今まで一般公開されていなかった英園(ヨンウォン)


5月から試験開放されているというのを聞きやってまいりました。


入口の門のところに
日本語のパンフレットもあります。

ただですら観覧客が少なそうな(勝手な想像)所へ日本人が来たことに少し驚いたように、

係りのオジサマが「ニホンジンデスカ~?」と。笑

パンフレットに英園の位置が示されてなかったので

あ:「英園に行きたいのですが」

オジサマ:「こっちの方向に行けば案内板があるよ~」

オジサマの指示通り、
入口の門から左方向へと進みます。

手前にあった洪陵を見学



この洪陵

朝鮮王朝第26代王であり


大韓帝国第1代皇帝高宗(コジョ)と


明成(ミョンソン)皇后お墓です。


元々、

明成皇后の陵としてソウルの清涼里にあったものを


高宗の死後、今の場所に移して一緒に祀られたそうです。

ちょっとわかりづらいですが…
寝殿の後ろの小高い山の上にちょこっとこんもりとしているのが洪陵です。



ところでこの英園ですが…

大韓帝国最後の皇太子
英親王李垠イ ウン)と

その妃李方子イ バンジャが埋葬されているお墓です。

李方子とは皆様もご存じ、

日本の元皇族で、
梨本宮家から
大韓帝国に嫁がれ方子(まさこ)様です。



寝殿の後ろの小高い山をエンヤコラ~と登ると、右手に懐仁園(フェインウォン)


こちらは

英親王の二番目の息子 李玖イ グ)の


更に左の方へ登っていくと
英親王と方子妃のお墓 英園


ここは洪陵と違い
囲いも無く近くまで見学出来ました。


そして最後は裕陵です。



こちらは

朝鮮王朝第27代王であり

大韓帝国第2代皇帝純宗スンジョ)と

正妃 純明スンミョン皇后


そして二番目の妃 

純貞(スンジョン)皇后を

合葬した

朝鮮王陵唯一同封三室合葬陵なのだそうです。


こちらも洪陵同様、

周りに囲いが有り近くまでは行けず。


寝殿の左側に見える小さなこんもり~としたのがお墓です。



これまたわかりヅライ(汗)


最後は裕陵の管理所で開催されていた
英園開放記念写真展
最後の皇太子 英親王
も見学してきました~










明恵(ミョンヘ)学校 

看板前 英親王妃(1980年代)


方子妃のお隣のお方をてっきり英親王だと勘違いしてました(汗)
一体どなたなのでしょうか。

(写真添付できませんでした…)

以前テレビでこんなエピソードを聞いたことがあります。

方子様はご自身の婚約を何気なく見た新聞で初めて知り、かなりショックを受けたと。

それでも激動の時代を英親王と共に生き、
第一子を失うなどの不幸に見舞われながらも

最後まで韓国人として生きた人生を思うと、
今回どうしても英園に足を運ばずにはいられませんでした。

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