シン・大喜利サイヤ人選別𝄇
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お題
お題

決して主人公にはなれない底辺魔法少女のクソ過ぎるエピソードってどんなの?
順位得点作品
1146
[No.1] 4点7 3点18 2点32 ペッタさんの作品
信じてた公園のおじさんが肩に手をまわしてきた
264
[No.0] 4点4 3点4 2点18 A味噌汁さんの作品
ビート板の白い部分と青い部分を切り離してその間にマジカルホワイトの変身ステッキを挟んで、再度白い部分と青い部分を貼り付けたビート板を用意して、プールの授業の時に先週ステッキを隠されてしまって倒せなかった水の怪人ゲンゲガゴニグルが出てくる事はあらかじめ予想してたから、
「私だけ泳げないの恥ずかしいよ…」
と言ってプールの授業を見学しているホワイトにその改造ビート板を渡して

クロノ「ん!」
シロノ「え、、、?これって、、、」
ク「勘違いしないでよね!シロノだけが見学してるの見てられないだけだから!ほらボケっとしてないで行くよ!」
シ「、、、うん!ありがとう!」

というやり取りをした後、急にプールの水が盛り上がって案の定ゲンゲガゴニグルがプールに憑依して現れて、プールの水を全部飲み込み始めることは事前に予測済みだったから、
ク「出たな!ゲンゲガゴニグル!皆んなが楽しみにしてるプールの授業の時に現れるなんて、なんて卑怯なの!」
G「ゲンゲガゴニグル」

などと言葉も通じるはずがない怪人に芝居がかった臭いセリフを吐くのだった。

クロノは考えた。クロノは非常に頭が切れる魔法少女だ。ここで自分1人の力で怪人を倒して皆んなからの注目の的を一手に集める。
クロノはシロノに嫉妬していた。
私より成績低いくせに。
運動はできるのに、泳げないくせに。
いつも怪人と戦う時、トドメの一発はマジカルホワイトだった。怪人を倒す姿は新聞に、ニュースに即座に取り上げられた。マジカルホワイトは、シロノは、一気に町中の人気者になった。マジカルブラックが記事になることはあまりなかった。
クロノの計画は順調に進んでいるかのように思われた。

G「ゲンゲガゴニグル」
ク「クッ!こうなったら!」

クロノはステッキを取り出して変身しようとするが、ここで思わぬ事態が起きた。ゲンゲガゴニグルの水の飲み込む威力が予想以上に凄まじかった。クロノはステッキから手を離してしまった。ステッキはみるみるうちにゲンゲガゴニグルの口の中に吸い込まれていった。

G「ゲンゲガゴニグル」
W「どうしよう、クロノちゃん!私この前の戦いで変身ステッキ失くしちゃったみたいなの!」
B「え、、、?」
G「ゲンゲガゴニグル(水を飲み込む)」
W「本当にごめんなさい、実はあの戦いの後にはもう失くしたことには気づいてて、たぶんゲンゲガゴニグルに隠されちゃって、、、。でもクロノちゃんに迷惑かけたくなくて、ずっと言えなくて、、、」
G「ゲンゲガゴニグル(水を飲み込み続ける)」
W「本当にごめんなさい!私のせいで…」
G「ゲンゲガゴニグル(ついに2人をも飲み込まれてしまう)」

クロノはとてつもない怒りを覚えた。
シロノにではなく、己に。
ステッキを隠したのはゲンゲガゴニグルではない。私だ。マジカルブラックだ。日影クロノだ。
シロノは運動もできて、顔も可愛くて、ちょっぴりおバカだけど、底知れぬ優しさで皆んなを包んでくれる。みんなの人気者だ。
貴女の人気に、才能に、勝手に嫉妬して、僻んで、挙句の果てにその優しさにつけ込んで。
ちょっとの意地悪のつもり?バカじゃないの私?!こんなのどう考えたってイジメじゃない、、、。
何が魔法少女だ。私が一番怪人じゃないか。アンタなんて影の怪人がお似合いよ。
今更反省したって遅いよね。ごめんね、シロノ。本当は貴女のことすごく尊敬してるの。大好きなの。私がなかなかクラスで友達ができなくて真っ先に話しかけてくれたのはシロノだったよね。
こんな最底辺なバディでごめんね。

"まだ、遅くないぜクロノ"

ク「え、、、?」

"そうそう、諦めないの、私たちはずっとクロノちゃんの頑張りも見てたんだから"

ゲンゲガゴニグルのお腹の中で2つのステッキが光る

"さっさとコイツのこと倒してさ、シロノに土下座でもなんでもしたらいいじゃねぇか?"

"もー、アンタの言い方ってなんでそんな雑なの〜?!とにかくさ、クロノちゃん。立ち上がって!貴女がやらなかったら、誰がゲンゲガゴニグルを倒すの?あなたが本当は誰よりも情熱がある子だって私たち知ってるんだから!謝るのも反省するのも、まずそれから!"

ク「、、、、、。」

"ホラ、シロノと俺サマたちをつかんで!行くぞぉ〜!!"

プールの水を全て飲み込んだゲンゲガゴニグルが校舎の方に襲いかかり始めようとしたその時!急に喉が焼けるように熱くなる!何かが来る!苦しくなったゲンゲガゴニグルは何かを空中に吐き出す!

ピカーーーーー!!!!!
ドゴーーーーン!!!!!

G「ゲ?ゲ?ゲ?」

月の光に照らされて
悲しく虚しく揺らめく影
どんなにこの世に闇があろうとも
熱く燃えたぎるこの心の炎で
全て私が燃やし尽くしてやる!
マジカル〜ブラック!
(ドドン!!!)


G「ゲンゲガゴニグル〜!」
シロノ「クロノちゃん…。ごめん、ありがとう」
マジカルブラック「ううん、私こそ本当にごめんなさい。あなたに勝手に嫉妬して、私あなたに最低なことしちゃったの。あなたに認めて欲しくて、あなたみたいに強い魔法少女になりたくて!」
G「ゲンゲガゴニグル」
MB「はーーーー!!!」ズドーン!!!
G「ゲ?ゲ?ゲ?」
シ「、、、」
MB「これ、ステッキ、実は私が隠してたの。ゲンゲガゴニグルが隠したんじゃない。本当に本当にごめんなさい、、、」
シ「、、、」
G「ゲンゲガゴニグルー!」

シュピーン!ドカ、ドカ、ドカ、ドカ、ドカーーーーーン!!!!

G「ゲンゲガゴニグル〜!」

MB「はぁはぁ、しぶといわね。、、、だからシロノちゃん。私は全然魔法少女の器じゃないの。最底辺なクズ魔法少女なの。ははは、なんか全然頭回んないや。嫌な言葉ばかり浮かんできちゃう」
シ「、、、」
MB「私、この戦いが終わったら魔法少女やめる。だから最後に、最後に、クズのわがまま聞いてくれる?今日は、今日だけはマジカルバディとして私と一緒に戦ってくれますか?」
シ「、、、嫌だ。」
MB「!?、、、(そりゃ、当然よね。こんなクズなんかがバディなんだもん)。わかったわ、ほら見て、ゲンゲガゴニグルの弱点は喉。水晶でできたダークネスコアが見えてる。最後のトドメはマジカルホワイトが決めて。皆んながあなたの助けを待ってる」
G「ゲ」

キュイーン マジカルホワイト!!!

MW「本当にわがままだね、クロノちゃんは。私は、マジカルホワイトは、月光シロノは、あなたがいてくれたから戦えたんだよ!あなたが私の光なの!だから私から、クロノちゃんへの最初のわがまま聞いてくれる?これからも一緒にバディを続けてよ!」
MB「、、、いいの?ううん!良いわけない!こんなクズな魔法しょ、、、」
MW「クズじゃない!クロノちゃんはたしかにちょっと負けず嫌いだし、口も悪いし、すぐプンスカ怒るし、一緒に歩いててもどんどん先に行っちゃうけど。クズじゃない。朝一番早く来て学校の花壇に水をあげてる人がクズ?町中の捨て猫を真っ先に見つけて看病する人がクズ?怪人に食べ物全部奪われちゃってお腹が空いてる子供たちに自分のご飯全部あげちゃうような人がクズ?違うよ。だから、一緒にバディ続けないとダメなの。だから私からのわがまま、いや、命令、、、!クロノちゃんは私と絶対にバディ続けなきゃいけないこととしますっ!」
MB「?!、、、あーあ、私って本当にクズだなぁ。わかったよ、バディ、、、。その命令承りました!」
MW「(ニコッ)」
シュンッ!ズドーン!!!
MB「ゲンゲガゴニグルはたぶんもうすぐ爆発する。この町もろとも爆発するつもりだ。だから爆発する前に最大限のマジカルパワーであのコアをぶっ壊さないと」
MW「うーん、でも私1人の力じゃ壊せそうにないな〜、どこかの誰かさんの力が必要かもなぁ〜(チラッ)」
MB「フン、当たり前でしょ!行くよホワイト!」
MW「ラジャー!ブラック!」

MB&MW「はあああああああああ」

ジャーーーンプ!ギュイーーーン!
マジカルシャイニングツイスター!!!

G「ゲ」

ダブル!!!!

G「ン」

マジカル!!!

G「ゲ」

シャイニング!!!

G「ガ」

ツイスト!!!

G「ゴ」

シューティング!!!

G「二」

スターーーーー!!!!!!!

G「グルァァァァァァァァ!!!!!!!」




今日もマジカルバディのおかげでこの町の平和は保たれた。マジカルバディは2人で1つ。欠けてはいけないツインズハート。その情熱は全てを照らし、あなたの心の闇さえもきっと消し去ってくれるはず。  
ふたりはマジカルバディ 第7話「水の怪人 ゲンゲガゴニグル」


と書かれた昔の自由帳を見て全てが嫌になりマヨネーズを万引きする元魔法少女専門店在籍のおばさん
【白黒まみれ】さん
バカのまま大人になった人が書いてて最高
投票して頂いた方
guniguni / 中沢の人 / 電脳豆腐 / マイ華✿*: / ランゲル・ハンス / ブルックス / テンカオ / ☆シナモン☆ / #の中のカマ吉くん / アガリブル / クドウヒロオ / あっきーな / ゆうとってゆうとるやん / べーつる / ケイト / アナゴ / 遠くを見ている / キデン / 蒼空便箋 / ひざガクガク / 臭い紅茶 / ベリー / 渡利 巣手呂 / くちおば / 白黒まみれ / ねこ太郎 / にゃんこロボ / さいころちゃらみん / 初ギプス / フーリッシュ火山 / 赤い髪 / きまぐれ / しちろー / 外国のアイス / たこかいな / 3ねこ / 尊敬ラーメン屋 / ちんパール / やる時々やるみ / とらきち / さっつん / ガガガの棋太郎 / てるこてるこ / おあつらえ / 茹で腕 / ちきちきた / でろ坊 / ぴよはる / とりふぐ / 旋風客 / カーテンは夜ひらく / エイト / 目につく男 / 家雨 / 蟹 / 虎猫 / チャンガーラ / おおちゃん@ジャン鶴 / ドゥラちゃん / 退屈な夕食 / ゆめみ / ふふふ /
62名