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ポモドーロ・テクニックを活用して時間を味方につける
更新:2022年7月22日
ポモドーロ・テクニックとは
ポモドーロ・テクニックは、作家でありソフトウェア開発者でもあったイタリア人のフランチェスコ・シリロによって考案された時間管理術のひとつです。1980年代後半から1990年代前半にかけて、大学生だったシリロは自身の作業効率を知るために、トマト型の小さなキッチンタイマーを使って測ってみました。『ポモドーロ』はイタリア語でトマトを意味し、シリロが使っていたキッチンタイマーにちなんで、この方式の名前となっています。このテクニックはとてもシンプルです。作業と休憩を交互に繰り返します。25分ごとに5分の休憩をとり、100分ごとに少し長い休憩(15〜30分)を取ります。この『25分+5分』のセットを『ポモドーロ』と呼び、シリロが最も生産性と効率性を引き出せる時間配分だと結論づけた単位となります。理論的には、作業をより管理しやすいセグメントに分割することにより、作業に対する集中力やモチベーションを持続できると言います。作業を中断する時間をあらかじめ予定に組み込んでおくことで、予定外の中断を減らし、それによる影響も軽減しようとする手法です。『ポモドーロ』の途中で急用などが入り中断された場合、2つの選択肢があります。そのポモドーロを終了して、初めから新しいポモドーロを開始するか、ポモドーロをそのまま継続して、終了後に対応するかです。ポモドーロ・テクニックの実践
ポモドーロ・テクニックに必要な道具はタイマーと紙とペンだけ。あとは次の手順に従って実践してみましょう。- やることを決める
- タイマーを25分に設定する
- タイマーが鳴るまでタスクに取り組む
- 作業時間の終了を記録する
- 短い休憩をとる
- 4つのポモドーロごとに、長い休憩を取る
1. やることを決める
ポモドーロ・テクニックを実践する最初のステップは、『すべきこと』を可視化することです。大きなまとまった作業にじっくり時間をかける必要があるかもしれないし、細かい仕事が山積みで長時間の勤務を覚悟しているかもしれません。いずれにせよ、ポモドーロ・テクニックを始めるには、何を達成したいのかをシートに書き出して明確にする必要があります。その日の作業の内容や量によっては、セッション前に少し時間をかけることになるかもしれませんが、その価値はあるので必ずやってください。2. タイマーを25分に設定
必要なものをすべて準備し、プロジェクトの範囲を理解したら、いよいよタイマーの開始です。『25分作業+5分休憩』のポロモードをスタートします。3. タイマーが鳴るまでタスクに取り組む
タイマーが鳴るまでプロジェクトに取り組みます。この25分間は中断しないで作業に集中することがポイントです。4. 作業時間の終了を記録する
タイマーが鳴ったら、作業をやめ、シートの作業項目の横に終了を示すチェックマークをつけます。5. 短い休憩をとる
5分間の休憩時間をとります。深呼吸や軽い瞑想、コーヒーブレイク、ストレッチなど(仕事に関係のない)何かリラックスできることをしましょう。6. 4つのポモドーロごとに、長い休憩を取る
ポモドーロを4回完了したら、続けて長い休憩(約15〜20分)をとって気分をリフレッシュさせます。頭の中を整理し、クリアにすることで、次の作業に新鮮な気持ちで取り組むことができます。ポモドーロを成功させるコツ
伸ばしたいスキル
ポモドーロ・テクニックを十分に活用するには、特に計画、記録、可視化におけるスキルが求められます。その日に達成したい内容を洗い出し、それに基づいて計画を立てます。作業の区切りごとに記録をつけ、それを後から見直すことで、さらに作業効率や生産性を上げることが可能になります。中断への対処法
ポモドーロ中の中断は大きく『外的中断』と『内的中断』に分けられます。外的中断とは、例えば電話や突然の来客など、自分の意思ではコントロールできないことです。これにより、ポモドーロは終了となりますが、ポモドーロを継続するためにそれらの用件を先延ばすためのアプローチが「通知、交渉、スケジュール、コールバック」です。外的中断があなたのポモドーロに割り込んだときに使えるかもしれません。- 通知: 用件を持ってきた相手に対して、礼儀正しく、自分は今忙しいことを伝える。
- 交渉:ニーズに対応できる時期について話し合い、決定する。
- スケジュール: その時間をスケジュールして確認する。
- コールバック: ポモドーロが終わったら、適切なタイミングで折り返しの電話をかけ、懸念や指示について話し合う。
気長に続ける
実際のところ、仕事中の中断は多かれ少なかれ避けられないもので、挫折することもあるかもしれません。それでも続けていくことが大切で、自分に合っているメソッドかどうか見極められることでしょう。時間に追われる生活から卒業して、時間を味方につけるためにも、一度試してみてはいかがでしょう。
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