青い池「入場税」 北海道美瑛町が検討 オーバーツーリズム対策 2026年度の条例施行を目指す
【美瑛】上川管内美瑛町は9日、道内有数の観光スポット「青い池」を訪れた人から徴収する法定外税「入場税」の導入を検討していることを明らかにした。オーバーツーリズム(観光公害)対策などの財源に充てる考えで、2026年度の条例施行を目指す。総務省によると、実現すれば観光スポットや施設への入場税の導入は道内初という。 【動画】「青い池」ライトアップ
青い池では現在、町が駐車場の料金として普通車1台当たり500円を徴収し、周辺の観光整備に活用している。 ただ、近年の観光客の増加で、観光施設整備にかかる経費がかさんできたことから、新たな財源として、観光客の数に応じて課税する法定外税に着目した。