どこに行っても浮いてしまう、馴染めない、ここじゃない感がする
このnoteは下のブログを元にvoicy / youtubeでお話しした内容を文字起こししているものです。
この話の元記事はこちら!
「どこに行っても「ここじゃない感」がするし「浮いている」と感じてしまう変態のみなさまへ。」
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どうもこんにちは。
カウンセラーの根本でございます。
いつもお聞きくださいましてありがとうございます。
ということで、12月に入って急に冬になったような感じの大阪からお届けしております。
皆さんいかがお過ごしでしょうか。
今日は少し前に書いた、「ここじゃない感がする」ね。
どこに行ってもなんか居場所がないような、浮いてしまうような、そういう感覚の人に、ちょっとお届けしたいメッセージでございます。
よかったら最後までお聞きください。
そして、チャンネル登録とかフォローとかも、よろしくお願いします。
よくこういったお話って伺うんですけども。
先週東京に行ってまして、カウンセリングでも、その後のライフワークのグルコンでも、そして1DAYワークのセミナーでも、3日続けてこの話題が出たんですよね。
なので、「あ、ちょっとこれはお話しておいた方がいいのかな」っていうことで、ブログの記事にさせていただきまして。
で、その後何日も経ってますけど、今日こちらでお話をさせてもらおうと思う次第でございます。
同じように感じられてる方っていうのも、たくさんいるんじゃないかなと思って、参考になれば幸いです。
僕も、どこに行っても浮いてるような感じっていうのは昔からあって。
で、「どこにも馴染めないな」とか、「居場所がないな」っていうことを感じてた時代がありましたと。
で、今はそれがもう当たり前になってて、なんとも思わなくなったんですけど、当時は嫌でしたね。
最終的に僕の場合は、「自分の居場所は自分で作ればいいじゃん」っていうふうな発想ができるようになりまして。
で、自分のコミュニティを作ったりとか、自分から声かけをして、そういう仲間を集めたりとかっていうことをしていくようになりまして。
で、そこでは浮くってことはさすがにないので、居場所的なものも、もちろん家族とかもそうですけども、できるようになったっていうところはありますけど。
昔は本当に、だいたい昔ってどのくらいかっていうと、10代から20代ぐらいの頃は、「本当に自分ってどこに行っても馴染めないな」とか、「居場所がないな」っていうふうに感じてて、さまよってましたね。
で、そういう時に、いろんな方のお客さんからお話をお聞きするんですけども、そういった体験もふまえていろいろ聞いていくんですが。
実は、これはいろんな方々、テーマが違う、もちろんキャラも違うんだけども、共通事項がありまして。
それは、「自分が考える“普通の人”たちから、ちょっと自分はズレてる」と。
ちょっとズレてるんです。
「ここに入れない」っていう感覚っていうのがあって。
で、これは自分が育った家族の時もそうだったし、学校もそうだった。
今の職場もそう。
習い事に行けば習い事でもそうみたいな感じになって、浮いてしまう。
なんか、中に入れなくて、ちょっと弾かれたような感じになるとか。
好きな場所なんだけども、なんかいちゃいけないような気がする。
これはちょっと別の問題も絡んでそうですけども、そういったお話っていうのはよく出てくるんですよね。
その時に、僕たちは普通の周りの人たちと、こことちょっとズレてるでしょ。
ここに入ろうとする、馴染もうとするってことを頑張ってやろうとします。
でも、これってなにをしてるかっていうと、結局自分を相手、普通だと思ってる人たちに合わせていくとか、我慢するとか、犠牲するとか、ちょっと無理しないとダメですよね。
無理しないといけないから、頑張るわけですよ。
で、ストレスになりますよね。
それで、うまくいけば報われたと思うんですけども、どうもうまくいかない。
どうも馴染みきれないと。
あるいは、ここにいること自体がしんどくなってしまう。
で、またピュっと結局浮いてしまうとかね。
そこのコミュニティ自体、その場自体から離れてしまうっていうことになる。
で、これはいつもよくお話する内容なんですけど、ここに普通の人たちがいて、自分はちょっとズレてるんだけど、もっとズレてたらどうなると思います?
もっと普通の人たちの集団から、すっげぇ離れてる状態だとしたら、どう思うと思います?
多分もう遠すぎちゃって、「なんかもう無理だ」っていうのがわかると思うんですけど。
僕が提案してるのは、普通の集団・普通だと思ってるグループ、その人たちに近づくんじゃなくて、むしろ逆方向、離れる方向にベクトルを向けた方が良くないですか?っていうのが、僕の提案だったりするんですね
で、そうすると、余計分離するじゃないのっていうんですけども、「分離することのメリット」っていうのはけっこういっぱいあるっていうのが今日のお話なんですよ。
分離することっていうのが1つの目的っていうよりも、ポジションが普通の人たちに入れそうな気がしてしまってるんだけど、入れないんですよね。
入れないんだけど、入れる気がしてしまってるっていうところが、けっこう問題だったりするんですよ。
どっちかっていうと、離れてるポジションのメリットとか、そしてそこでの役割とか、ここに注目してみませんか?っていう提案をするのと、あと「馴染みたいのかどうか?」っていう本音。
近づきたいのか?っていう本音も、大事にしませんか?っていう提案もよくします。
なんか、「浮いてる状態の方が心地良い」みたいなのが、どっかにあったりするんですよ。
自分のペースでできると。
それから、周りの人に合わせなくてもいいとか。
まぁ同じことか。
マイペースでできるとか。
それから、いつでも離れられるとか。
そういったメリット、自分の気持ち・本音っていうのもあるかもしれないし。
ポジション的に言うと、多くの場合、ここはすごく非常に個性的でユニークなポジションなので、こっちの普通の人たちとは違った視点・考え方・価値観・ものの見方ができる人たちなわけですよ。
できるから浮いてるわけですよね。
だとすると、これを活かす方が賢くないかな?っていうのが、1番大きな理由だったりします。
そのユニークさとか、個性を活かしていくと。
だから、よりもっと個性やユニークさを出していくっていうことっていうのを、僕はいつも提案するというか、「そっちの方向を見ていった方がいいんだよ」と。
で、離れれば離れるほど、逆に落ち着いてくるんですよ。
「もうどうせ入れねぇな」ってわかるし、入れないなりのメリットっていうのも実感できるしね。
っていうことで、そこでやっぱり1番やっちゃいけないというか、しんどいのは、自分を殺して迎合していこうっていうことだと思うんですよ。
これをやろうとすると、やっぱりすごく心身に負担がかかります。
もちろん、普通だと思ってるグループの人たちから攻撃されたり、批判されたりすることもあるかもしれないんですけども、それはスルーしましょうっていう感じで、それはそれで言わしておけよって感じになるんですけども。
そこで「距離を取っていく」っていうところが、1つのテーマというか、目標にされるといいところなんですよ。
で、そうすると、自分の個性とか、自分のユニークな価値観とか見方・考え方っていうものを、生かしていくっていうことができるようになります。
だから、僕はこの件に限らないんですけども、一見ネガティブに見える状況、よくない状況に対しても、「この状況・状態におけるメリットって必ずあるから、探してみて」って言うんですね。
「こういう状況だからこそのメリットってなにかな?」みたいな。
さっき今回のケースもお話したように、そうすると、じゃあどういうふうにしていけばいいのか?、どういう方向性を見ればいいのか?っていうことと、今回の話で言えば、浮いてることとか、ここじゃない感がするっていうところについて責めなくなっていくし、「まぁしょうがないよね」って受け入れられるようになっていきます。
で、この「しょうがないよね」って、受け入れていくことってめちゃくちゃ大事で。
僕はこれを一種の「悟り」って呼んだりすることもあるぐらいで、本当に自己肯定感であり、自己受容であり、自分を受け入れるっていうことになるんですよね。
だから、ここをやっぱり目指すっていうところは、何事においてもすごく大事なので、「まぁ浮いちゃうよね。ここでは浮いちゃうね、自分はね」って、「それだけ個性的だもんね」っていうふうに心の中で思っておきましょう。
で、そうやっていくと、そういう相談が多いって言ったじゃないですか。
そういう人っていっぱいいるんですよ。
そもそも、普通の中の構成員の1人1人も、「多分自分ってちょっと浮いてるな」っていう人がけっこういるんですよね。
で、こっちを見るんじゃなくて、逆の方向を見始めると、どうなるかっていうと、「仲間」と出会えるようになります。
それは、自分が普通だと思ってるグループの人たちよりも、ちょうど良い距離感で付き合える人たちっていうのと出会います。
もちろんみんながみんなそうじゃないですよ。
そういう人たちに出会えるようになって、自分の心地よい距離感で付き合えるようになっていきますし、また冒頭に言いましたように、自分でコミュニティをつくる側に回るってことができたりして、居場所ない問題が解決したりするんですね。
っていうところで、参考にしていただければ幸いです。
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