やばいファンばかり集めてしまう推し
「グループの中に必ず『やばいファン』を集めてしまうメンバーがいる」
という話を聞いたのは、多分人気アイドルグループに関する話のことだったと思う。
どういうわけか、そのグループの中でも特に熱狂的(というのは、やんわりとしたいい方で、要するに暴走しがちな)なファンが付きやすい人というのが必ず存在するらしい。
あのグループは〇〇、あのグループは▽▽などと聞いていると、なんとなく「ああ、わかる。なんかやばい人に好かれそう」と妙な納得をしてしまった。それは、決して一番人気な人とも限らず、かといって人気がないとも限らない。でもなんとなく「ああ、わかる」のだ。
それ以来、スポーツチームをみていても「ああ、これは『やばいファンにすかれそうだな』」などと思ったりしている。
こんなに変な人が集まるという事は、もしや陰でその人へめっちゃファンサしているのでは?なんて疑心暗鬼になったりしていませんか?
そんな「どうして私の推しって変なファンが多いのかしら」とお悩みの皆さんへ送るnote。
やばいファンに好かれがちな推し
必ずしもファンサが良いとは限らない
むしろ、いわゆる塩対応。
そんな中時折あるファンサにズキュドキュンだったのかはわからないが、
「私が一番彼を理解している」
と思われてしまっている。
かといって全くファンサがないわけではなく、常識の範囲内にはある。
ので、おそらく機会があればその人は私にも普通にファンサをしそうではある。
きちんと一線を引いているように感じる
これは私の感じ方なのでもしかしたらそうではないのかもしれませんが、私から見ると大体そういった推しは
「こわそう」
です。見るからにはっきり線を引いているように感じます。
なのですが、
「私だけは一線を越えていける」
と思われてしまいがち。
それでもなぜやばいファンがつくのか
それではなぜ、やばいファンがついてしまうのでしょうか。
それには「ファンである」ことのメリットが大きくかかわっていると思うのです。
そもそも私たちはなぜファン活動をしているのでしょう。
趣味はステイタスシンボル
という側面があり、例えばオペラハウスなどは芸術を鑑賞する場ではなく社交の場という意味合いも強く、それは上流階級になればなるほどその意味合いが大きくなります。
ゴルフなんかを思い浮かべれば良いですね。
そんな趣味の場でどのような扱いを受けているのかというは、すなわちその人の階級を表しているといっても過言ではありません。
が、ぶっちゃけそんなにみんなお金がないわけで、そんな人たちは
「安価な趣味の場でオペラハウスごっこ」
を展開するわけです。
というわけで、第一の理由は「趣味の場で優位に立ちたい人が難易度の高い人につく」という事だと思います。
決してあなたの推しがなめられているわけではありません。
推しに対する行為は基本壁打ち
テニスの壁打ちってあるじゃないですか。
私たちのファン活動って基本的に壁打ちです。ぶっちゃけ自己満足です。
推しを通して自分を見つめ、推しを応援することで間接的に自分を応援しているのです。
その壁が前進してきたり、ふにゃふにゃだったりしたら壁打ちにならないですよね。その壁の強度というのが「一線の引き具合」なわけです。
これがはっきりしていればいるほど、強い球を打っても大丈夫な気がして度を越えた行動をしてしまうのでは。
要はそのしっかりさに甘えて、ただただ思いをぶつけてしまっているというか。
で、それがあるとき壁打ちのラリーに失敗すると、壁がひょいっとよけてしまったように感じ、ムキになって度を越した態度をとってしまうのではないのでしょうか。
壁打ちのラリーが続くのって、真ん中に強すぎず弱すぎず打つことなんですけどね。ラリーに失敗したときは大体自分の打ち方が間違っている。
まとめ
というわけで、
「私の推しに変なファンがつくのはなぜかしら」
と、お悩みの皆さん、大丈夫です。むしろあなたの推しはしっかりしているから変なファンがついてしまうのですよ。
来年またなにかやれたらいいな
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