◇運命とか宿命とか


こんばんは。
2月に個人事業主として確定申告の時期を迎えたと思ったら、3月になり職場では決算月を迎えました。
プライベートでは子供の卒業式。そして、入学式と新生活の準備とで大忙し。

4月がくれば、次は総会の準備です。いったい私はいつになったら一息つけるのでしょうか。
毎日が忙しすぎて、空の巣症候群になっている暇もありません。


さて、相変わらずブログに手が回っておりませんが、寄稿記事が公開されましたので紹介記事を書かねばなりません。

まだ記事をお読みいただいてない方はどうぞ。

こちらから→「宿命鑑定士」と肩書きを変え、仕事を「志事」と表現するようになった知人の話。


居ますよね〜、こういう人。
今このブログを読んでいるあなたの周りにも、一人くらいは居るでしょう?


中身(能力と実績)が無いインチキ野郎の見分け方って、ご存知ですか?

まず、妙な当て字を使うかどうかがポイントです。


仕事→志事

親友→心友

円→縁

残り席→残り福


などなど。
こうしたインチキな言葉の言い換えは、まともなIQと羞恥心があればできません。
国語の成績が悪い証拠です。


次に、やたら「感謝!」を多用すること。
「ご縁に感謝」「経験に感謝」「発注に感謝」「お支払いに感謝」「ご飯がおいしくて感謝」「空が青くて感謝」
感謝感謝感謝感謝で、感謝がゲシュタルト崩壊。

感謝も多用すると薄っぺらいですが、あの人たちは「感謝ってポジティブな言葉は、発すれば発するほど自分にツキが回ってくる」って信じているんですよ。
要するに「南無阿弥陀仏」って唱えてさえいれば救われるっていう信仰と一緒ですね。念仏なのです。


インチキな人物の占いなのですから、とうぜん宿命なんて方便だし鑑定なんてテキトーです。
ただ、そもそも占いにインチキじゃないものなんてありませんけどね。

それを踏まえた上で、エンタメとして楽しむのが占われる側の作法ってものじゃないですか?
だから「当たるも八卦、当たらぬも八卦」って、昔から言うんです。


占いの裏側については、こちらの漫画が分かりやすく解説してくれているので、ぜひお読みください。






いかにもビッグコミックスピリッツらしい、血も涙もない連載で草しか生えませんw


そして、記事中に紹介した銀河英雄伝説をまだ見たことがない人は、人生で一度は見るべき。絶対に見るべき。今すぐ見始めるべき作品です。

第1話「永遠の夜の中で」
勝生真沙子
2020-07-01



ぜひぜひ見てくださいね。
これを見たらもう、宿命や運命という便利な言葉を、都合よく人生の言い訳に使えなくなりますよ。