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Conversation

本日のあさ8視聴。 百田さんがイランのことを語っておられた。 私もちょうど10年前、アルメニアからイランへの移動中に誕生日を迎え、その後各地を転々と巡り3週間滞在した。 あの時はラマダン(断食)真っ只中。暑いし、お腹が空いても店は閉まってるし、冷たい水も買えないしで大変だった。しかしイスラムの建物の壮麗さたるや、その後訪れたスペインのアルハンブラ宮殿がオモチャに見えるほど素晴らしかった。 番組中、百田さんが仰っていた『髪の毛を隠すベール(ヒジャブ)をお団子の上に掛けているだけの人』は私も結構見た。 首都テヘランの若い女性はそういう人が多く、アシッドアタックの話を聞いていたので『ちょいがけでいいの?』と、見ているこちらがハラハラした。スカーフの柄もおしゃれで派手な物を身につけている人が沢山いたが、マシュハドのような聖地や田舎町は髪を全部覆い、全身真っ黒の人が主流だった印象。 それでも顔は出していて、目だけ隠しているスタイルの人には会わなかった。 そして女性の場合は外国人であっても髪の毛を隠すことを要求され、ビザの写真も髪を隠した状態のものを提出した。髪を隠すだけではなく、長袖長ズボン着用の上、お尻のラインも隠さねばならないので、スプリングコートのようなものを羽織っている人が多かった。 体感温度50度以上の砂漠地帯でこのスタイルは本当にきつく、その後トルコとの国境線を跨いだ瞬間に全て剥ぎ取り『あーーーーー爽快!』と叫んだ覚えがある。 百田さんが全身覆う黒いマント(チャドル)をかぶっていたら子供達に笑われたというのは、あれを着るのは女性なので、ゴツい外国人のおっちゃんが女装していたらそりゃ面白かろうと、想像して笑ってしまったw 男性も極端な薄着はダメで、ハーフパンツやタンクトップは着るなと言われていた。 イラン人は人懐っこくて、街を歩いていると寄ってたかって親切にしてくれた覚えがある。 ラマダン月だったので、食事の心配をしてくれる人が多かった。 日没後に開く外食店は『サンドイッチ、ピザ、ケバブ』の3択しかなくて味もいまいち。お腹が減っているのに食べたくない、という奇妙な感覚に陥りゲッソリ痩せた覚えがある。 ペルセポリスで真昼間、冷たいコカ・コーラを売っている店を見つけた時の喜びは未だに忘れられない。 ペルシャ文字で書かれた『コカ・コーラ』を喉に流し込んだ時は死んでもいいと思うくらい幸せだったなぁ。あんなに美味しいコーラはもう一生涯飲めないだろう(というか飲みたく無いw)
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