遠い遠い遥かな昔...
今から約3000万年前、地上が怪獣や魔神などによって闇で覆い尽くされていた頃。
宇宙の何処からともなく光の巨人が現れ、怪獣や魔神を次々と倒していった。
人類を危機から救って役目を終えた光の巨人は、魂と戦闘の為に用いた肉体を分離して肉体を現在の秋田県鹿角市(ティガの地)の山奥にあるピラミッドの中で石像化した。
そして魂は本来の姿である光になって遠く彼方の星雲へと帰り、肉体は長い眠りについた。
...それから月日は流れて核兵器や公害などが完全に廃絶された世界になった2007年。
超古代怪獣ゴルザと超古代竜メルバが突如出現、石像が鎮座するピラミッドがあるティガの地に襲来。
2体の怪獣はピラミッドとその中に鎮座していた3体の巨人の石像のうち2体を木っ端微塵に破壊していく。
ちょうど調査にあたっていたGUTSのマドカ•ダイゴ隊員がピンチに陥った時、突如光に包まれて残った1体の石像と一体化。
そしてその石像に生命が宿り、3000万年の時を経て光の巨人「ウルトラマンティガ」が超古代から現代へと蘇った...。
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ということでこんばんは、たいすんです。
今日は7月10日、ウルトラマンの日です。
なぜウルトラマンの日なのかというと、今から53年前の今日は初代ウルトラマンの第1話が放送された日だからです。
それにちなんで呼ばれているみたいで、円谷プロも公式認定しています。
なので今回の記事の冒頭には大好きなウルトラマンティガの簡単なあらすじ的なのを書かせていただきました。
自分は鉄道の他にも特撮が大好きで、その中でも平成ウルトラマンと平成仮面ライダーが好きなんです。
今回はその中でも自分が大好きな平成ウルトラマンの第1作であるウルトラマンティガを取り上げようと思います。
第1作と言っても、TVシリーズの第1作ということです。
ウルトラマンティガは1996年から1年間放送された空想特撮テレビドラマでウルトラマン80以来16年ぶりのTVシリーズにもなり、ウルトラマン誕生30周年記念作品にもなりました。
主人公のマドカ•ダイゴ役を演じたのはジャニーズグループV6の長野博さんです。
長野さん自身もティガ愛が凄まじく、変身するための小道具である「スパークレンス」の撮影用プロップを円谷プロから貰って家宝にしています。
他にも「ダイゴ役じゃないとウルトラマンには出たくない」、「死んだ時はスパークレンスも一緒に棺桶に入れてくれ」などと言っており、熱いティガ愛がものすごく伝わってきますね。
当然ながらティガの主題歌である「TAKE ME HIGHER」もV6が担当しています。
そしてティガはそれまでのウルトラマンシリーズでは普通であったM78星雲やウルトラ兄弟などの設定を引き継がず、M78星雲がある宇宙とは別次元の宇宙の話になっているのでM78星雲はおろかウルトラ兄弟すら存在していない世界での物語になっています。
さらにウルトラマンに限らず現在の仮面ライダーや戦隊シリーズなどの特撮作品には欠かせない設定にもなっているタイプチェンジ能力を最初に取り入れた作品になっていて、ウルトラマンに限らずティガ以降の特撮作品全般に多大な影響を与えた革命的ヒーローにもなっています。
放送終了から20年以上経った現在でも根強い人気を誇り、最近の映画やウルトラマンの特番などには引っ張りだこです。
まだまだ特徴があるのでたくさん書きたいのですが、これ以上書くとキリがないのでここら辺で...笑
もっと詳しく知りたいのであればネットなどで!笑
3000万年の時を経て超古代から現代に蘇った光の巨人、ウルトラマンティガ。
ストーリーも明るい話もあれば少し重かったりいろいろと考えさせられる話もあったりしてかなり面白いです。
皆さんも見てみてはいかがでしょうか...?笑
人間はみんな、自分自身の力で「光」になれる。