今回は大人も小学生も間違い多発の要注意ジャンルである、小数どうしの掛け算に挑戦します。
普通の掛け算との違いは、やはり小数点の扱い方ですね。
小数点を移動させていたような記憶はあっても、具体的にどうやって移動させていたか、しっかり覚えている方は少ないかもしれません。
この機会に小数どうしの掛け算を完璧にマスターしてしまいましょう。
問題
次の計算をしなさい。
4.05×2.8
小数点の扱い方をしっかりと復習しましょう。
解説
この計算の答えは「11.34」です。
1.134や113.4、11340という間違い方がよくあります。
計算方法をマスターしていきましょう。
小数を含む掛け算の計算方法
1.いったん、小数点は無視して普通の掛け算として計算する。
2.掛けられる数、掛ける数の小数点以下の桁数を数える。
3.その合計の桁数分だけ、計算結果の一番右から左に向けて小数点を移動させる。
※小数点以下の一番右の数が0だった場合は切り捨てる。
以上が計算の方法です。では実際にやりながら確認していきましょう。筆算で計算していきます。
まずは4.05×2.8の小数点を無視して計算します。
すると、11340になりましたね。
次に掛けられる数と掛ける数、つまり、4.05と2.8の小数点以下の桁数を合計します。
合計で三桁ありますので、小数点を11340の一番右から左へ三桁分移動させます。
11.340となりましたが、小数点以下の一番右の0は切り捨てて、「11.34」を答えとします。
1.134や113.4など小数点の打ち間違いを防ぐためには、概算も有効です。
4.05は約4、2.8は約3ですから、掛け算をすると約12になるので、ある程度目安をつけることができますね。
まとめ
間違いが非常に多い小数の掛け算ですが、ポイントさえ押さえたら簡単に感じますね。
得意な分野を増やしていければ、計算問題はとても楽しくなりますよ。
※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法を持つものもございます。 あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。
文(編集):うおうお
数学の教員免許を活かし、個別指導・集団指導の学習塾で主に数学の講師として小学生から高校生までを指導。現在は民間学童保育所で放課後児童支援員として勤務しながらフリーランスで受験指導もしている。日々、小学生の宿題指導を通して算数の魅力を深掘りし楽しく伝えている。
監修:株式会社カルチャー・プロ(公式HP / インスタグラム)
「誠実なモノづくり」を信条とし、高い専門性を有する編集者が幼児から大人向けまで幅広い年代に向けての学習教材を制作する編集プロダクション。家庭や学校、塾などで日々使われている教材だけでなく各種テストや教養系の一般書などを制作。社会や教育を取り囲む環境の変化に対応するため、新しい技術にも着目し、教育業界の未来も模索しながら、下支えしている会社。社内はフラットに意見が言い合える雰囲気で、パートナー、クライアントからの信頼も厚い。
小数の計算にもう一問挑戦!