石丸伸二さん、『次は広島1区』発言にネット上では賛否「岸田さん涙目?」「東京も踏み台だった」【都知事選】
2024年7月7日 23時00分
東京都知事選は7日投開票され、現職の小池百合子さん(71)が3選を確実にした。出口調査で2番手と大健闘を見せた前広島県安芸高田市長の石丸伸二さん(41)が次の舞台に衆議院の広島1区を挙げたことに賛否が渦巻いている。
SNSを駆使した選挙戦略で、若い無党派層の取り込みに成功したとみられる石丸さん。7日の記者会見で、今後の政治活動について、「まだ決めていない。選択肢としては当然考えている。例えば広島1区、岸田首相の選挙区だ」とぶち上げた。
安芸高田市は広島3区にある自治体であるためにジョークだとみられるが、この発言はX(旧ツイッター)でも話題に。「コメントセンスがずば抜けすぎてるな」「皮肉をこめた面白い返答だと思ってます」「面白いじゃないか。岸田さん涙目なんじゃないか?」「岸田の息子がアレだから、養子になって地盤を受け継いだらいい」など称賛の声も出た。一方で「ほら、あっという間に東京捨てたぞ」「地元も東京も全部『踏み台』だったと白状してしまったのでは?」「仮にコイツがここから出馬したとなると全国へのアピールになるし、落選しても『既得権益に対抗してよく頑張った』ってことになる」など、冷静な見方もある。
依然として内閣支持率の低迷に苦しむ岸田文雄首相だが、さすがに地元で地元の広島1区で圧倒的な強さを誇っており、小選挙区制となった1996年の衆院選から小選挙区で9戦全勝。2021年の衆院選でも社民党や共産党が公認した対立候補を圧倒し、80%を超える得票率を獲得した。また、中選挙区制時代の旧広島1区でも初出馬した93年の総選挙でトップ当選を果たした。
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