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noteを楽しく続けるために起こした行動だったけれども、それが無駄な行動だったとは思いたくないから書いてみた

今現在、noteを楽しく続けていらっしゃるクリエイターは、この先、読まないことをおすすめする。でも、私が今回つぶやくことは、noteを楽しく続けたくて行動した結果、私が直面している状況だ。 

もし、noteに投稿している全てのデジタルコンテンツ(文章、画像など)をご自分の大切な創造物と考えているのであれば、知っていた方がいいかもしれないし、知らない方がいいかもしれない。

441日間続けてきたnoteの毎日更新をやめた理由

先日、441日間続けてきたnoteの毎日更新をやめた。正直いうと続けられなくてやめた。 

note株式会社のプロフィールに、noteのミッションが以下のように書いてある。

“だれもが創作をはじめ、続けられるようにする。”をミッションに、表現と創作の仕組みづくりをしています。

素敵なミッションだ。私は、この1行に惚れ込んで、noteをはじめた。途中、いろいろと疑問に思うことも多々あったけれども、441日続けてきた。

現在、私がnoteで作成したデジタルコンテンツに関して、著作権侵害行為がnote上で行われている(その行為の詳細な内容は、ここでは省略する)。

そこで、去年12月7日、私は、弁護士を通して内容証明郵便をnoteのCEO宛てへ送り、削除依頼と共に、著作権を配慮するためのガイドラインを「正式に陳情」した。 

内容証明郵便が届いたであろう翌日、noteの運営事務局から私の弁護士が属する事務所へ電話がきたそうだ。当時、私の弁護士は、外出していたので伝言だけを受け取った。その電話番号は、弁護士からは、かけることができないものだった。

それから、私の弁護士は、noteの「一般のお問い合わせのメールアドレス<support@note.mu> 」で、運営事務局のある担当者と連絡をとることになる。一度、お問い合わせをしたことがあれば、noteから返答までに時間がかかることは、想像していただけるだろう。

この一連の対応に、私の弁護士も私(一応、ビジネス界を経験しているので)も、驚いた。しかも、運営事務局から「業務的な指示や助言」は、あったものの、著作権を配慮するためのガイドラインの要望に関する回答は、一切なかった

その後、もっと驚くことが待っていた。

我々は、noteの運営事務局が指示してきた通り、指定の書式で書類を再作成し、その書類と共に「弁護士本人確認のための印鑑証明の原本」をnoteの「法務部」へ(note事務局の指示で内容証明郵便でなく)レターパックで送付した。前述の内容証明郵便を送付してから約2週間経っていた。

その書類がnoteに到着されたと思われる当日(12月24日)、「法務部」からではなく、前述の運営事務局の担当者からメールがきた。その内容は、はじめの指示とは異なるものだった。そして、内容証明郵便に書いてあった「意見」は、社内で共有したと書いてあった(この場合「意見」とは、前述のガイドラインの件と推測している)。

私の弁護士も私も驚いた。

私もどうしていいのかわからない。noteで投稿する気持ちも失せてきた。それでも、私の弁護士は、12月下旬(運営事務局の年末のお休み前)と1月の三連休後、<support@note.mu>を通して三度メールで問いあわせをした。 しかし、1月15日現在、返信は一切ない。noteの指示通りに再提出した書類についても、何も聞こえてこない。

信じがたいことに、note側へ書類を再提出した際に同封した私の弁護士の印鑑証明書の原本も返却されてこない(緊急事態宣言後は、どうなっているのかわからない)。

そして、私の弁護士は、note運営事務局へ四度目のメールを出そうとしている。

だれもが創作をはじめ、続けられるようにする。

すみません。私、続けられないです。

私がnoteで著作権に拘る理由

じゃあ、なぜ、私が、ここまで著作権侵害行為に拘るのか。 

それは、私がアートに関する記事を書いているからだ。アートという、クリエイターが苦労して創造した作品をリスペクトする意味で、私は著作権に拘る。 

そして、アートを生活の糧としている関係者達への敬意を表する意味でも、彼らが主張する権利を尊重する。 

著作権に関しては、noteも以下のような記事を我々に提供してくれている。

確かに上記の記事は、有益かもしれない。しかし、実際、noteでは、著作権を侵害していることに気付かずに投稿されている記事をよく目にする。 

なぜなら、著作権は、あまりにも複雑だからだ。だから、僭越ながら「著作権に配慮したアート記事の書き方」を以下の記事で書いた。

自分で美術やネットの著作権関係の書籍を買い込み、学んだ。それでも、不明確なことは、多い。 

それでも、クリエイターの創造物(文章だって、アート作品だって)を扱わせていただく記事を書くのであれば、そのクリエイターに対するリスペクトというよりも、常識なんじゃないか。著作権を配慮するということは。
  
大きな、大きなnoteの中では、小さい運動かもしれないけれども、著作権に配慮した記事をマガジンで紹介していくことで、現状に気付いていただけるといいなと思っていた。 

まあ、そんな私が、著作権を侵害された。自分の権利を侵害されるということが、どのようなことか、身にしみた。 

クリエイター(noteにそう思っていただけるのならば)として、アートの記事を書く人々(アートを創造するひと、扱うひと、鑑賞するひと)を応援したいと思っている一人のnoterとして、noteで記事を書く意味を考えた。

少なくとも、私の弁護士の三度のメールを無視され、弁護士の印鑑証明書の原本も返却してもらえない状況で、私は記事を書けない。もし、この状況がお嫌であれば、他のプラットフォームへどうぞとなってしまうのだろうか。そういう問題なのだろうか。

この記事だって、noteに嫌われるかもしれない。だから、書くことを迷った。有料記事にすることも考えた。もし、noteを去ることになるのであれば置き手紙とするか、このままnoteで書いていくのであれば備忘録になるかもしれない。あるいは、飛ぶ鳥跡を濁さず、ということで、削除するかもしれない。

noteの世界では、日常生活のエッセイだって、思い出の写真だって、みんな、我々、クリエイターのデジタルコンテンツだ。それらのデジタルコンテンツの権利は、我々クリエイターに属している(note総則規約3.2)。 

有名無名に関わらず、我々は、noteでは、クリエイターなのだ。
  
クリエイターのヒエラルキーをnoteが作っているにしても、「法」は、法であり、全てのクリエイターに適用されるべきものなのだ。その事実を知ってもらいたくて、あえて自分の事案を正式にnoteへ陳情したのであるが。。

いやいや、noteには「報告する」の機能があるじゃないですかという声も聞こえてくる。しかし、弁護士を通して正式に「報告した」としても、この対応では、結果は想像出来る。

今は、何も起きなくても、この記事を読んで下さっているnoterの方々も、自分が書いたはずの文章や写真が、他者(しかもnoter)によって無断転載されているのを見つけたとき、楽しいかな。

だから、著作権を守るためのガイドラインを作ってくれと正式に陳情したくて、今回、弁護士まで巻き込んだのだ。

楽しくnoteを続けている方々には、大変申し訳ないのであるが、私は、誰もが楽しくnoteを続けていくために、今こうして、noteとやりとりをしていると信じたい。が、実際は、スルーされているように思えなくもない。 まあ、私の弁護士も私も、そう思っている。

そんなこんなでも、素知らぬ顔をして、noteを続けていけるようになるといいなと思う自分に呆れるけれど。でも、無理だからこれを書いている。

noteに失望してもnoterの方々には、希望がみえるから。

ここまで読んで下さったことに感謝する。


追記:(2021/01/16 15:35)

この記事を投稿した30分後、私の弁護士は、上記の通り4度目のメールをnote運営事務局へ送信した。そのほぼ90分後、同運営事務局から返信がきた。

その内容は、私の弁護士の4度にわたる問い合わせに対して全く答えていないものだった。

つまり、我々が「運営事務局から指示された書式で再作成した書類」についても、その指定送付先であるnoteの法務部からの回答も、同書類を提出する際に送付した弁護士の印鑑証明書の原本の返却ついても、一切言及されていなかったのである。

追記:(2021/01/30 15:07)

1月20日にnote運営事務局より連絡があり、note株式会社の「プロバイダ責任制限法及びそのガイドライン所定の手続き」が進められることになった。また、私の代理人である弁護士の印鑑証明の原本は、noteより無事返却された。

その後の状況は、下記の記事で書いた。



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美術史家(Ph.D. in Art History)←アート・ビジネス。西洋美術史というよりもニュー・アート・ヒストリー専門。アート聖地巡礼の旅人。絵画、彫刻、建築における象徴表現を研究。アーティストと美術館の権利を尊重する物書き。好きな場所は、図書館、美術館、本屋、カフェ、海。
noteを楽しく続けるために起こした行動だったけれども、それが無駄な行動だったとは思いたくないから書いてみた|スージー・ワイ
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