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【高校野球】シード校分析/Aシード花咲徳栄


最速148キロの直球でチームを勝利に導く花咲徳栄のエース上原
 芯を確実に捉える理想のバッティングを追求した「巧打」の秋春覇者が、夏の王座奪還に燃える。岩井監督は「求めているのは100点満点。ずっとアウトにならなければ点は入り続ける」と、打線のつながりに重点を置いてきた。

 持ち前の打力に選球眼、走力と抜け目ない攻撃は、抜群の打撃センスが光る主将の生田目がけん引。快足の斎藤、目黒に出塁を許せば、生田目、石塚、田島の中軸が必ず好機をものにし、ビッグイニングを築くだろう。

 投げては最速148キロのエース上原、岡山、和久井の本格派右腕に加え、制球力が武器の左腕額川、今井が並ぶ。秋春の関東大会で大量失点を許し敗戦してからは失点0を意識してきた。体力面と精神力を強化した投手陣が、5年ぶりの栄冠獲得の鍵を握る。

【春季県大会】
▽2回戦 11―1 伊奈学園(六回コールド)
▽3回戦 15―2 東農大三(六回コールド)
▽準々決勝 4―1 熊谷商
▽準決勝 8―4 山村学園
▽決勝 20―6 昌平

【同関東大会】
▽2回戦 10―0 日大明誠(五回コールド)(山梨)
▽準々決勝 5―12 帝京(八回コールド)(東京)

■予想オーダー

(1)斎藤(二)
(2)目黒(右)
(3)生田目(中)
4 石塚(遊)
(5)田島(左)
(6)横山(一)
7 田端(捕)
8 上原(投)
(9)阿部(三)
※(数字)は左打者
2024/07/06 11:30:00
記事提供:埼玉新聞

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