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【高校野球】シード校分析/Dシード川越東


 5年ぶりの4強進出で躍進を遂げた昨夏だが、目標は「初戦突破」と一戦必勝を掲げる。野中監督は「ちょいマックス超え」を身上にトレーニングや食生活でも前回の少し上を目指すことに重点を置く。

 投手陣は宮城と峯の両3年生にかかる期待が大きい。左腕の宮城は球速こそ130キロ台前半だが、マウンド上で対峙(たいじ)する打者との空気感を察知し、打たせて取る投球が特徴。指揮官が大器と話す身長193センチ右腕の峯は140キロ台の直球を武器に押していく。

 攻撃では昨年の4強を経験した1、2番が引っ張る。1番河井は広角に打ち分けることができ、出塁率も高い。守備でも県内屈指のうまさを持つ。左打者の2番山根は昨年はつなぎ役だったが、今年は勝負強さも加わり存在感が増した。

【春季地区大会】
▽代表戦 7―3 所沢商(延長十回タイブレーク)

【同県大会】
▽1回戦 4―2 松山
▽2回戦 11―4 慶応志木
▽3回戦 2―5 昌平

■予想オーダー

 1 河井(遊)
(2)山根(二)
 3 山田(左)
 4 笹尾(三)
 5 神田(一)
 6 篠原(中)
 7 虻川(右)
 8 下田(捕)
(9)宮城(投)
※(数字)は左打者
2024/07/07 11:33:00
記事提供:埼玉新聞

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