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【高校野球】シード校分析/Dシード浦和学院


 秋4強、春16強と苦しむ昨夏の王者だが、積極的な走攻守で圧倒する「超攻撃野球」のスタイルは変わらない。森監督は「負けた時にもう一度はい上がるのがチームの伝統。誇りを持って最後までがむしゃらに戦いたい」と巻き返しを誓う。

 経験豊富な野手陣は昨夏の甲子園出場者が1~4番に名を連ねる。小技から長打までが狙えるオールラウンダーの石田、月山が出塁し、前チームから主軸を担う三井、西田がかえす。春から調子を上げた垣内、落合の力強い打撃にも期待したい。

 投手陣は持ち味の異なる実力派がそろう。エースは右の本格派鈴木由。力強い直球を武器に連投できる体力が魅力。左腕岡部との二枚看板で試合をつくる。右腕山崎は最速150キロの速球派。テンポのよい投球で勢いに乗る1年伊藤も注目だ。

【春季県大会】
▽2回戦 5―1 武南
▽3回戦 1―2 西武台

■予想オーダー

 1 石田(遊)
 2 月山(二)
(3)三井(三)
 4 西田(一)
(5)垣内(右)
 6 浅田(中)
(7)落合(捕)
 8 鈴木由(投)
 9 吉田(左)
※(数字)は左打者
2024/07/08 10:44:00
記事提供:埼玉新聞

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