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【高校野球】シード校分析/Cシード立教新座


鋭いスイングで広角に長打を放つ立教新座の3番川村
 「埼玉一の打撃力」をスローガンに掲げ、打ち勝つ野球で1985年の立教時代以来39年ぶりの甲子園出場を狙う。池田監督は「練習から細かいプレーを考えながらやってきた。勢いのある打撃で圧倒したい」と夏本番に向けて準備は整った。

 打線の特長はどこからでも狙える長打力。初球から強振できる赤沢、足と小技が武器の小板橋が好機を築き、川村、藤井、戸張の中軸が一本でかえす。下位には春季県大会3回戦で代打逆転2ランを放った勝負強い中田らが控え、得点力は高い。

 投手陣の柱は最速144キロ右腕の野川。力のある直球に加えて変化球のキレは抜群だ。制球力に磨きをかけた2番手松岡、3番手小島がエースの負担を軽減したい。左の技巧派椎野、右の下手投げ小岩井ら個性派も控え、勝負の夏に挑む。

【春季地区大会】
▽代表戦 10―2 川口青陵

【同県大会】
▽1回戦 4―3 国際学院
▽2回戦 3―0 白岡
▽3回戦 4―2 上尾
▽準々決勝 0―10 山村学園(五回コールド)

■予想オーダー

(1)赤沢(左)
(2)小板橋(捕)
 3 川村(中)
 4 藤井(二)
 5 戸張(三)
 6 昼間(右)
 7 中田(一)
 8 野川(投)
 9 村岡(遊)
※(数字)は左打者
2024/07/08 10:22:00
記事提供:埼玉新聞

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