自分を好きになるために。
女性Y様から「会いたい」とご連絡をいただいた。数年前までは毎日のように死にたいと思っていた。最近になって、ようやく自由に生きられるようになった。もっと自分を解放したい。もっと健やかに人生を楽しみたい。坂爪さんのように、周囲の目を気にしないで、思ったことを素直に言って、素直に行動できるようになりたい。特にこれを話したいと思うものはない。ただ、坂爪さんの空気感に触れてみたいと思って連絡した。そのようなことをY様は言った。
Y様は「これまでに何回も会いたいと思った。だけど、連絡する勇気を持てなかった。他の人みたいに面白い話ができる自信がなかったし、坂爪さんにバッサリ斬られたらどうしようと思うと怖くて動けなかった。だけど、坂爪さんが近くにいることを知って、ここで連絡をしなかったら絶対に後悔すると思って、勢いだけで連絡をした。だから、ごめんなさい。自分から連絡しておきながら、緊張して何を話したらいいかわからなくなってしまいました」と言った。
私は「私の何をそんなに気に入ったのですか」と聞いた。Y様は「潔さだと思います」と言った。自分を解放したり、自宅を解放したり、凄いと思う。勇気があると思う。私にも、親から譲り受けた家がある。この家をみんなの家にしたいと思うのだけど、坂爪さんみたいに「誰でも来ていいよ」と言う勇気はないし、住所を公開する勇気もない。だけど、坂爪さんみたいになりたいと思ったから、連絡をしたのかもしれません。私は「それは本当かな?」と思った。私みたいになりたいと言う人は結構いるが、よくよく話を聞くと「坂爪みたいにはなりたくない」と、真逆のことを思っている場合は多い。
Y様は「実家は田舎にある。売りに出しても売れない。通うのが大変。掃除も大変。資産というより負債。財産と言うより重荷。活かせていないことが精神的にストレス」的なことを言った。みんなの家にしたいというのは実は嘘で、真実は「誰か高値で買ってくれないかな」だった。要するに「面倒臭い」が本音だったのだ。私は「気持ちはわかるけど、掃除をする手間と売った金を天秤にかけたら、面倒なことをするより潔く誰かに無料であげてしまった方が、死ぬほど感謝をされるだろうし、その人は喜んで掃除をすると思う」と言った。この世で一番大事なことは、この世で一番大事に扱ってくれる人の元に、人も、モノも、行くことだと思う。変にケチ臭くなると、クレームが増える。欲張り過ぎると、自分の欲に自分が押し潰される。
もったいないとは何か。誰かに無料であげることはもったいないことか。それとも、どうでもいいことにうだうだ悩み続ける時間の方が、もったいないことか。それは、人によるだろう。私は後者だ。どうでもいいことにはどうでもいいと言い、どうでもよくないことに集中する。どうでもよくないこととは何か。それを考え始めると、途端に「あれ?」と混乱する。あれ、意外と全部どうでもいいことかもしれないと思う。私たちは、裸で生まれて、裸で死ぬ。この世の全部は借り物で、自分のものなど一つもない。私は私を神からもらった。だから、私は私を誰かにあげる。できることなら、気前よく。自分を出し惜しみするより「持ってけ泥棒!」と思いながら自分を差し出す方が気持ちいい。私は言いたい。もったいないと思うことが、この世で一番もったいない。生きている間に恋をしろ。ぷりぷりな間に恋をしろ。嫌いな人には嫌いと言い、好きな人には好きと言え。本当はめちゃめちゃ気になっているのに、見ない振りをして目のはしっこから盗み見る真似はやめなさい。好きなら好きと言いなさい。カラダが欲しいなら、カラダが欲しいと言いなさい。「お前が欲しい」と言いなさい。自分を好きになるために、自分の好きを開放する。誰かを好きになることは、自分を好きになることだ。カラダ目当ては不純ではない。それは意外と純愛だ。
おおまかな予定
7月8日(月)東京都中央区界隈
以降、FREE!(呼ばれた場所に行きます)
連絡先・坂爪圭吾
LINE ID ibaya
keigosakatsume@gmail.com
SCHEDULE https://tinyurl.com/2y6ch66z
バッチ来い人類!うおおおおお〜!
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