転生したらモンキー・ゴードでした   作:NEST中毒者

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別作品の構想ばかりが頭に浮かんでなかなか書けませんでした。申し訳ありません。


バスキュラープラント襲撃⑧

 

 バスキュラープラントの根元、その湖に辿り着けば、そこに留まっている敵の姿が見えた。

 

「来たか、害獣共……!」

 

「セ、セラ! イグア……パラナ呼んでください!」

 

「―――――――!!!」

 

 それは、「アーキバス・バルテウス」、「トランスクライバー(マインドΩ)」、「81-001 ANGL」の3機だった。

 もう1人の変異波形がここに留まっていたのは少し意外だが、まあ妥当な人選だろう。

 

 ……寄せ集め部隊の大半が霧の中に突入したこの状況。

 自分たちだけ霧の中に入らず敵を待ち受けるというのは、かえって分断と孤立に繋がる選択肢だ。

 

 それでも、こいつらはここを動けない。

 なぜなら、俺達の目的が集積コーラルへの着火だから。

 全員で霧の中に入れば、入れ違いでバスキュラープラントに特攻される恐れがあるから。

 

 だから、分かっていてもこいつらはここを離れられないのだ。

 

 ……コーラルへの着火は、お前らを全員殺した後でゆっくりやるつもりだ。

 安心するといい。

 

 そう結論付けて、敵機を見据える。

 

「―――――――!!!!」

 

 最初に前へ躍り出たのは、赤と黒に塗られた機体、「81-001 ANGL」だ。

 それは、右手に持ったコーラルライフルをこちらに向ける。

 

「―――――――」

 

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 明らかに本来の仕様を逸脱した3点バーストで殺到するのは、決して低くない威力のコーラル弾。

 距離があったためにどうにか回避するも、その回避先に置くように光波の斬撃が飛来した。

 

「チッ!」

 

 例によって追尾する斬撃、その1つを食らいながらも、速度を緩めず敵機に突撃。

 

「―――――――!」

 

 迎撃しようとする「81-001 ANGL」を、すり抜ける。

 狙うのは。

 

「ええい、貴様も前に出たらどうです、駄犬以下!」

 

「そっちが先に出てくださいよ、陰険眼鏡!」

 

 未だ統制の取れていない後衛だ。

 

「―――――――!」

 

「あなたのあいては、こっち」

 

 追おうとして来た「81-001 ANGL」の行く手を、「ボイジャー1」が遮った。

 

 その間に、「アーキバス・バルテウス」と「トランスクライバー(マインドΩ)」の間に割り込む。

 

「ふふん、このKRSVの前に出てくるとは! 愚かですね!」

 

 すかさず、「トランスクライバー(マインドΩ)」が、その両手のフルチャージしたマルチエネルギーライフルを立て続けに放ってくる。

 凄まじい威力の複合エネルギー砲撃だ。

 

「……あっ」

 

「この……害獣!! 誤射の概念も解さないのですか!?」

 

 空を切ったそれの余波を浴びた「アーキバス・バルテウス」にとっても。

 

「あ……相手が避けるのが悪いんですよ! 私のせいじゃないです!」

 

「くっ、こんな胡散臭い独立傭兵でも戦力になると抜かした上層部は――」

 

 ……誤射でパルスアーマーがいくらか削れた「アーキバス・バルテウス」の懐に飛び込み、アサルトアーマーを起動する。

 

「おのれ……この私……企業にこんな真似を……!」

 

 パルスアーマーが剥がれたところにチェーンソーで追撃をするが、致命傷に至る前にアサルトアーマーが起動。咄嗟に距離を取る。

 

「許さん……まとめて駆除してくれる……害獣ども……!」

 

 すかさず浮き上がった「アーキバス・バルテウス」は、怒りの大回転を開始した。

 

「ベイラムの野蛮人共に、いけしゃあしゃあと戻ってきた第4隊長……!」

 

 僚機を巻き込むことを一切考慮しない軌道で、レーザーが辺りを薙ぎ払う。

 

「胡散臭い独立傭兵どもに、妙な機体に乗ったその協力者とやら……」

 

「えっ、そんなに怪しかったですか、我々?」

 

「―――――――」

 

「そんな連中と共闘しろなどと抜かす、頭の沸いた上層部……!」

 

 その回転レーザーは俺にとっては既知の攻撃であり、避けることは可能だった。

 

「た、対処して! 誰か!」

 

 どちらかと言えば、機動力に欠ける「トランスクライバー(マインドΩ)」の方がその攻撃に苦しめられている。

 

「そしてやはり、フロイト……! 貴様――」

 

 さらに回転数を上げる「アーキバス・バルテウス」。

 

「―――――――!!」

 

 そこに、横合いから極大のコーラル光線が突き刺さった。

 

「なっ、貴様も……」

 

「―――――――!!!」

 

 その攻撃でパルスアーマーを剥がされて地に堕ちた「アーキバス・バルテウス」に、さらにグレネードキャノンと特殊ミサイルの爆発が襲い掛かる。

 

「や、やめろ! 私は企業――」

 

「―――――――!!!!」

 

 とどめとばかりに放たれた緋色の斬撃が、「アーキバス・バルテウス」を真っ二つに切り裂いた。

 

「…………」

 

「………………」

 

「……ごめん、あしどめ、できなかった」

 

「……まあ、結果オーライだが……」

 

 ……妙な雰囲気が漂う。

 

 その沈黙を、破ったのは。

 

 

「見つけたぜ、野良犬……!」

 

 薄くなり始めた霧から現れた、新手だった。

 

 

 

 

 

今構想のあるもの(上ほどハッキリ決まってる、下ほどフワフワ)

  • AMちゃんルートIF
  • ヒロアカRTA ヒューマライズチャート
  • 「465、仕事の時間だ」「ん」
  • 無限ループ闇堕ち621
  • TS魔法少女もの(オリジナル)

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