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【高校野球】シード校分析/Cシード西武台


力強いスイングでチームの得点源となる西武台の4番芦沢
 春季県大会で昨夏の王者浦和学院を破って8強入り。同大会4試合で12犠打7盗塁と機動力をいかんなく発揮した。河野監督は「本番で力以上のものが出るチーム。例年以上に投手がそろい、ロースコアの試合を勝ち上がりたい」と力を込めた。

 主戦は最速144キロ右腕の大竹。制球された変化球でカウントを整え、テンポのよい投球で試合を組み立てる。130キロ台後半の直球で勝負する右の本格派高野に、伊藤、河村の両変則右腕も控える。各投手の巧みな投球術で凡打の山を築く。

 打撃陣は緻密なサインプレーで確実に1点を取りに行く。浦和学院戦では山本、小川の2者連続犠打で2点をもぎ取るなど、下位に小技が光る選手がそろう。小崎、長島、神杉の上位陣が出塁すれば、勝負強い4番芦沢の一発にも期待できる。


【春季地区大会】
▽代表戦 5―1 浦和

【同県大会】
▽1回戦 5―0 狭山ケ丘
▽2回戦 9―2 川口市立(八回コールド)
▽3回戦 2―1 浦和学院
▽準々決勝 2―4 春日部共栄

■予想オーダー

1 小崎(遊)
(2)長島(左)
(3)神杉(中)
4 芦沢(一)
(5)本山(三)
(6)荒川(二)
7 山本(右)
8 小川(捕)
9 大竹(投)
※(数字)は左打者
2024/07/06 14:30:00
記事提供:埼玉新聞

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