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【高校野球】シード校分析/Dシード川越西


 「ひたむきな全員野球」で春季大会を超える16強以上を目指す。春に課題となった試合の立ち上がりと、四死球からの失点を重点に強化した。中野監督は「守備からリズムをつくり、バッテリー中心に勢いを呼びたい」と理想の試合運びを話す。

 大黒柱は投打で信頼が厚い斎藤。投げては緩急をつけたカーブ、スライダーなど多彩な変化球で打者との駆け引きを制していく。打ってもクリーンアップを務め、勝負強い打撃から長打も期待できる。

 斎藤に続く投手は、ゲームをつくれる小泉が135キロの直球と変化球の切れで勝負する。打線では中軸の杉間のミート力とパンチ力は魅力。勝負のポイントでつなげる1番尾崎の粘り強さなどを生かし、バント、エンドランなど小技も駆使して好機を広げる。

【春季地区大会】
▽1回戦 20―0 秀明(五回コールド)
▽代表戦 2―0 狭山清陵

【同県大会】
▽1回戦 7―5 朝霞西(延長十回タイブレーク)
▽2回戦 11―9 不動岡
▽3回戦 5―12 埼玉栄(七回コールド)

■予想オーダー

1 尾崎(左)
2 岡田(二)
(3)杉間(遊)
4 斎藤(投)
5 萩原(右)
6 平松(中)
7 伊藤(一)
8 石井(捕)
9 小泉(三)
※(数字)は左打者
2024/07/06 12:30:00
記事提供:埼玉新聞

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