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【高校野球】シード校分析/Cシード埼玉栄


つなぐ意識の高い埼玉栄打線をけん引する3番高橋良
 秋春連続の8強入りから着実に成長を遂げた戦力で、1998年以来26年ぶり2度目の夏の甲子園を目指す。チーム力を磨いてきた山田監督は「一球一球質を高めてきた個人の勝負強さをどれだけ出せるかが重要」と仕上げにかかる。

 出塁、進塁打、走者をかえすなど役割を徹底したチームバッティングが浸透。3番に広角に打てる高橋良が座り、好機に強い4番倉田、5番平賀と続く。鋭いスイングで内野の間を抜く打撃力に加え、機動力を絡めて着実に得点を重ねたい。

 投げては1年秋から背番号1を担う力投派の2年右腕和泉を軸に、左腕内藤、右腕浜野とタイプの異なる2人が脇を固める。二塁への送球タイムが1・83秒の強肩を持つ捕手倉田のリードと球際に強い二塁手井上の守備にも注目だ。

【春季県大会】
▽2回戦 11―1 北本(五回コールド)
▽3回戦 12―5 川越西(七回コールド)
▽準々決勝 4―5 昌平(延長十回タイブレーク)

■予想オーダー

 1 長岡(遊)
(2)井上(二)
 3 高橋良(右)
 4 倉田(捕)
 5 平賀(一)
(6)津郷(中)
(7)和泉(投)
 8 後藤(左)
 9 中村(三)
※(数字)は左打者
2024/07/07 11:24:00
記事提供:埼玉新聞

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