厳格な家庭の長男として生まれた桜琉姫さん。
女性として生きたいという自分の本当の思いを押し殺しながら日々生活し、高校時代は東京都にある野球の強豪校でレギュラーとして甲子園に出場するほどの実力の持ち主だったといいます。

坊主頭の高校球児、でも、心は女性…性に関する悩みが頭から離れることはありませんでした。

小林桜琉姫さん
「同級生や後輩たちとのじゃれ合いの中で、男子でよくある胸部をつねったりとかですね。過激な接触とかっていうのは、私はどうしてもちょっと受け入れにくくて。」

心は女性であることを隠しながら大学に進学し、卒業後は鍼灸師として働き始めた桜琉姫さん。
その過程で、人生の転機を迎えます。