元々「鳥取県代表」としてジャパンファイナルに出場し、世界大会への切符を手にした桜琉姫さん。
しかし、鳥取県代表でありながら、実は生まれも育ちも神奈川県だといいます。
なぜ鳥取県代表として出場したのか…その理由を聞いていくと、桜琉姫さん︎の波乱万丈な半生が見えてきました。
小林桜琉姫さん
「私は39歳まで『男性』としてこの社会で生きてまいりました」
桜琉姫さんは元々男性。
物心ついた時には「自分は女性だ」と思っていたそうですが、家族や周りには言いだしにくい環境にあったといいます。

小林桜琉姫さん
「私は長男だったんですけど、やっぱり両親だったり祖父母だったり、家族が期待する長男としての未来を考えたときに、自分の家族を自分のわがままで悲しませたくないなっていう思いがありまして。
私は家族に大切にされていたし、私も家族のことが好きなので、家族を悲しませたらどうしようっていうのが、思いの中で一番にありました」