完全に公職選挙法136条の2第1項1号
1「次の各号のいずれかに該当する者は、その地位を利用して選挙運動をすることができない。一 国若しくは地方公共団体の公務員又は行政執行法人もしくは特定地方独立行政法人の役員及び職員、沖縄振興開発金融公庫の役員及び職員は、職務上の影響力または便益を用いて第三者に働きかけるといったその地位を利用して選挙運動をすることができない」
に違反しており、当選しても無効になる水準の重篤な法令違反が隠れなく残ってしまいました。
小池:昔はこれ、カミで切手貼って、封筒に入れてとか考えると本当にすさまじい変化だと思います。
もっと古い話をすると、私もう30年くらい選挙やっていますので、昔は携帯電話も通信兵みたいにデカい携帯で1本何百円通話がしますというのでかえって使いにくくなったり、ポケベルの時代があったりして・・・。
産業史と選挙史、選挙の歴史というのは重なるところがあって、研究しても面白い分野かなと思ったりしますけれども・・・。
SNSというのは、フェイクの、どれが本当なのか分かりにくくなったりする、AIでよりディープフェイクになっていくなどなど・・・。
完全に知事公務無関係、いまやドヤ顔で候補者が選挙PR術を知事定例会見で語り倒している。さらに完全終了のやりとりもありました。
ある記者:今回は自民党や公明党などからも自主的支援を受けています。それぞれの政党の支援状況をどのようにご覧になっているでしょうか?
完全に知事公務ではなく、一都知事候補としての小池氏への質問です。
小池:それぞれ得意な分野もお持ちと思います。党もさることながら皆さん基本的に保守の方々だと思います・・・ワンチームでこれからの戦いも進めていきたいと思います。
この「戦い」とは、間違いなく「選挙の戦い」です。つまり候補としての発言です。
選挙戦の「戦い」について、候補者が都知事の公式会見で得々と語り、その動画がルビ付きで不特定多数公開のまま残ってしまいました。
完全な公職選挙法136条の2第1項1号違反。
最多の得票数を得ても、当選無効となるレベルの選挙違反ぶりを、どうか読者の皆さんも、ご自身で確かめていただければと思います。