仙台市は6日、飲酒後に車を運転して物損事故を起こし、そのまま走り去ったとして、仙台市地下鉄の男性運転士(28)を懲戒免職処分とした。本人のスマートフォンが事故の衝撃を感知し、消防に自動通報したため発覚した。市の聞き取りに「頭が真っ白になって立ち去ってしまった」と話しているという。
市によると、非番だった5月21日午後6時半ごろから同11時半ごろまで同僚らと一緒にビールなど10杯程度を飲み、自分の車で帰宅中に同市泉区の市道でガードレールに衝突。そのまま走り去った。けが人はいない。
事故後に消防や宮城県警からスマホに着信があり、飲酒して事故を起こしたことを認めたという。