中学校の数学ではじめに学習するのは「正の数・負の数(プラス・マイナス)」です。
マイナスの数は引き算でも使われるため小学生でも知っていますが、正しい計算規則は中学生になってから学習します。
日常生活でよく使用する数であるだけに、「なんとなく」という理解にはなっていないでしょうか。
この記事を読んで、負の数を含んだ計算について理解を深めましょう!
問題
次の計算をしなさい。
(-5)+4×(-2)
まずは計算の順序に気をつけましょう。
そして、マイナスの数をどのように計算するかがポイントです。
解説
今回の問題の答えは「-13」です。
また、途中の計算は次のようになります。
(-5)+4×(-2)
=(-5)+(-8)
=-13
気をつけないといけないポイントは次の二つです。
・計算の順序
・マイナスの計算
計算の順序
今回の問題は、足し算と掛け算の混ざった計算ですね。この場合、「掛け算→足し算」の順で計算しなければなりません。
前から順に計算すると間違いなので気をつけましょう。
つまり、はじめに計算するのは「4×(-2)」ということになります。
マイナスの計算
まずは「4×(-2)」の掛け算を考えましょう。
マイナスの数を含んだ掛け算では、数字と符号(プラス・マイナス)を分けて考えることが可能です。
符号の計算は次のようになります。
(+)×(+)=(+)
(+)×(-)=(-)
(-)×(+)=(-)
(-)×(-)=(+)
今回の場合、
数字部分:4×2=8
符号部分:(+)×(-)=(-)
となり、4×(-2)=-8です。
すると、元の計算式は「(-5)+(-8)」となります。
(-5)+(-8)=-13となり、これが今回の問題の答えです。
まとめ
「計算の順序」は意識して計算している方は多いかもしれませんが、意外と忘れやすいのは「符号」です。
「(+)×(-)=(-)」のような符号の計算を間違えないようにしなければいけません。
マイナスの数が計算できるようになると、数学の幅が大きく広がります!
※当メディアでご紹介する数学関連記事において、複数の解法を持つものもございます。
あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。
文・編集(監修):SAJIMA
日本国内外の学校、学習塾で数学・理科の講師として幼児から高校生までを指導。現在はフリーランスとして独立し、オンラインを中心に授業を展開している。子供への学習指導だけでなく、大人向けの数学講座も開講し、算数・数学の楽しさを広く伝える活動を行っている。日本数学検定協会認定「数学インストラクター」