クレーンゲーム(UFOキャッチャー)でよくある設定の解説を行っていきます。簡易的な図形を作っていますがあくまで簡易的なものであり、実際とは少し異なります。いつからクレーンゲームは景品を掴むゲームだと錯覚していた...?


はじめに

まず、クレーンゲームの基本として、重心を考えましょう。一番大事と言って過言ではないです。

設定

楽市置きと呼ばれる、主にお菓子などで見られる設定です。取り出し口側の逆のアームのバネが取り外されているため、逆側のアームですくい上げるのは基本的に不可能です。この設定は基本的に手を出すべきではないです。
設定が甘いと初期位置の状態で、取り出し口側のアームでそのまま押して一発ゲット出来る可能性があります。
楽市置きの亜種の一つにポール付きがあります。この設定は箱物でない柔らかいもの(タオルとか)で見られる設定です。
これも基本的に手を出すべきではないです。
橋渡しです。一番一般的な設定だと思われます。この設定は左右どちらかに上下どちらかをずらしていって景品を回転させて落とすのが正攻法です。
この設定は設定が甘い店舗が多めで、画像の置き方の場合だと景品の上下(ポールの外)を突いたらそのまま取れてしまうことがりますが、基本的に少しでも突くとクレーンが止まってしまう店舗が多いです。ポールが2重以上だったりで物理的に通用しない設定もあります。
景品をポール同士で挟んでいる設定です。この設定は地雷なので手を出したらダメです。
正攻法では景品の左右を交互に押していって最後らへんで中央を押して落とします。この設定の地雷ポイントは、あと少しの所で高確率で箱の角がナナメに引っかかるところです。こうなると厄介で、中央をピンポイントで押してもびくともしないし、少しだけずらした場合はアームがグラグラで景品を押せません。ナナメに引っ掛けてしまうと基本的に詰みです。そこまで行くと取れるまで行きたい欲求が出てくるのも地雷ポイントです。
橋渡しのポールがナナメ版です。平面にナナメのものの他に立体的にナナメの設定もあります。
この設定は初手で手前を広い側に転がしてしまうと取れにくくなってしまいます。場合によっては詰みです。アームで引っ掛けるしかない設定ですので、左右移動ゼロの限界までズラしてもでもまだズラす必要が出てしまわないように攻めていく必要があります。
モー○ーファンタジーとかでよくある設定です。
この設定はそこまで難しくないですが簡単でもないのであまりやらないほうが良いです。正攻法としては普通に景品を突けば良いのですが、普通に突いてもシールドの内側に落ちるように設定されています。景品でシールドと景品の間を埋めて景品を土台に取るか、単に運で取れることもあります。
ラ○ンドワンやナ○コとかでよくある設定です。
これは落下側に色々な設定があります。最初期は手前が全開放で大量ゲットが可能でしたが、最近の設定ではかなり厳し目となっています。落下地点にボールがあるタイプはあまりおすすめしません。ただ崩す設定の場合は一番上の箱の四つ角のいずれかを狙います。タワーの箱が潰れていたりでタワーが真っ直ぐじゃない場合は突いてもその潰れている箱に力が吸収されてしまうためプレイはおすすめしません。
ナ○コとかでよくある設定です。
この設定は一見簡単そうに見えますが、坂が全面滑り止めのため、そう簡単には取れません。悪質な店舗でない限り下降制限はありませんので複数回狙って景品をふっ飛ばして取ります。
図形の角度を間違えていますが、左右にズラすアレです。
このタイプは回数を重ねれば取れますが、余り実力では取れないのが難点です。景品にくっついている物にいくつか種類がります。オーリング、ディーリング、赤いペラペラのやつなど。正攻法としては、オーリングとディーリングタイプは左右を交互に狙ってズラしていきます。ペラペラのやつは設定にもよりますがアームが引っかかる部分を狙うしかないです。
箱物をたくさん積んで、下の方にペラ輪が付いている設定です。
この設定は自信がない限り手を出すべきではないです。ペラ輪を完璧に狙ったつもりでも、クレーン本体がタワーを取り出し口の逆側に押してしまったりで非常に難しい台です。あまり景品を逆側に押すと反対側に崩れるか、崩れなくても重心が逆側に行き過ぎて大金を使ったのにペラ輪の付いた箱1箱しか取れない、なんて事態が発生します。
バケツ型の箱(土台)にバケツ型の箱が乗っている設定です。
この設定は下降制限が敵になる台です。設定が甘い店舗では、画像の配置の場合左アームで箱の蓋の裏にアームを引っ掛けることが出来ます。正攻法では箱の取り出し口側を突きますが、中央は初回は突けてもある程度ズレたらもう突けなくなります。これは土台のギリギリ外辺りを突くことで落とせます。但し、画像の場合の右端は滑って突けませんので、手前を狙います。

釣りはある程度は運もありますが、実はある程度実力で取れてしまいます。S字フックには主に2パターンあり、フックがくるくる回るがフック上部にリングが付いているもの。S字フックが回らなく固定化されているもの。前者の方が恐らく簡単と思われます。前者はフックとリングの角度が並行している場合は獲得が難しいです。90度回転している場合は狙い目です。クレーンが上がる際にリングに邪魔されない可能性が高くなりますので、網にぶつけた状態かつ網側にフックの入る部分が向くように垂らせれば獲得できる可能性が高くなります。両方に使える手としては、網の真上にフックを垂らして下降時にフックを引っ掛けてしまうテクニックです。これは網を支えている部分だと狙いやすいかもしれません。
よくあるバウンド台です。これ系の設定は余り手を出さないほうがいいです。普通に掴んだ場合はまず取れないです。設定にもよりますが、わざと掴まずに弾いて取るテクニックもあります。落下地点がボールではなく輪ゴムなど、隙間のある設定の場合はボールより難易度が下がります。でもやはりこの設定全般はアームの機嫌(滑るときと滑らないとき)もありますので実力より運要素が強いかもしれません。
3本アームの小さいやつです。このタイプは基本確率機であるため、シールドに引っ掛けられない景品(球体とか)は狙うべきではないです。シールドに引っ掛ける前提だと、このタイプはわざと景品より手前にアームの中心を持ってきます。奥のアームで景品を手前に転がすイメージです。掴めないor掴んでもすぐ落とすかと思いますが、取り出し口側にアームの中心を持ってくる戦法でどのタイプの筐体も普通はどんどん取り出し口側に寄ってきます。小さい筐体の場合は下降制限がありませんので押しが有効です。

多分追加します。多分。