役員がサラリーマン双六の上がりになっている会社では、役員報酬を上げることには反対です。 ジョブとしての「経営手腕」を身に着けていないサラリーマンの人が「上がりのポスト」に就いたら、せっかく手に入れた役員の地位を死守するために保守的な経営判断をしてしまうケースがほとんどです。 社長のイエスマンで終わってしまう人も少なくありません。 そして、退職の時には「大過なく職務を全うできました」という困った挨拶をして会社を去っていきます(「大過なく」というのは何のリスクも取っていないことですから)。 米国の役員は、概ねジョブとしての「経営者」が株主の委任を受けて企業価値向上のために報酬連動で働きます。 任期が来たら成功しようが終わりになることもあるし、ダメならすぐにクビになることもあります。 日本の会社法も理念としては、株主がプロの経営者たる役員に経営を委任するというものになっていますが、現実にはサラリーマン双六の「上がり」になっているケースが多いのがとても残念です。 サラリーマン双六の「上がり」になるためには「運」に左右されます。 たまたま「運」がよかったサラリーマンがそうでなかった人よりはるかに多額の報酬を受け取るのでは従業員の士気が落ちてしまいます。 (もちろん、役員になってから企業価値向上に大いに活躍した人は別ですが…)
YouTube大学コラボ企画として、NewsPicksでも石丸さんと中田さんの対談を配信します!まずは月曜に配信された、公開討論会の裏側を徹底検証。あの発言の裏にはどのような思いがあった?本当は誰にどういう質問をしたかった?など本音を伺います。
さらに、都知事選後の石丸伸二さんの今後を中田さんが探る場面も。ダークサイドの石丸さんを解禁するということで、中田さんのツッコミにより今後の構想が明らかに。
(この収録日に合わせて、公開討論会の裏側を聞くべく、他候補の方にもお声がけしましたが、スケジュール合わずということでした)