詩人・中原中也の人生を、「愛」という側面で切り取ったとき、欠かせない女性がいます。 俳優・長谷川泰子。 中也が詩作を始める16歳のときに知り合い、17歳で一緒に暮らし始めます。 中也の詩、そして中也そのものの理解者でした。 しかし翌年、泰子は中也の友人・小林秀雄のもとへと去っていきます。 中也は、詩にその切なく、激しい思いをぶつけます。 泰子はその後小林と別れ、のちに別の男性との間で望まない妊娠をし、出産。 中也はその子の名付け親になります。 中也と泰子の奇妙な関係は、中也が30歳で亡くなるまで続きました。 中也の詩には、息子・文也に関するものを含め、印象的な愛の詩が多くあります。 「愛」をキーワードに中也の人生をたどり、節目における彼女たちの存在、作品への影響、そして中也の魅力をひもときます。
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