社会人になると、小学校で習った計算方法を忘れてしまうことってありますよね。
でも、仕事での大切な数字を扱うときには、手計算のほうが安心できるものです。
今回は、大人が意外と忘れている算数の問題に挑戦してみましょう。
頭をフル回転させて、あなたの計算スキルを試してみてくださいね!
問題
次の計算問題を解いてください。
10+7−6×5÷10
解答
正解は、「14」です。
この問題、式の順番通りに電卓で「10」「+7」「−6」「×5」「÷10」と打っていくと、答えは5.5になってしまいます。
なぜ、こんなことが起きるのでしょうか。次の「ポイント」で確かめてみましょう。
ポイント
この問題を解くポイントは、計算の順番です。
今回の問題をよく見てみると、足し算、引き算、掛け算、割り算の四則演算がすべて入っていますね。
実は、計算の優先順は次のように決まっています。
1.カッコの中
2.掛け算、割り算
3.足し算、引き算
もし、同じ優先順位の計算が出てきたら、左から計算すればOKです。
電卓で計算すると間違った答えが出たのは、式の見た目の順に左から数字と演算記号で計算してしまったからです。
本来優先すべき計算を後回しにしてしまったので、計算結果が正解とずれてしまったというわけです。
では、改めて今回の問題を確認してみましょう。
10+7−6×5÷10
最初は足し算、次に引き算と続いていますが、優先順位はどちらも低いです。
よって、まずは掛け算部分の6×5を最優先で計算します。
10+7−6×5÷10
=10+7−30÷10
次に割り算部分の30÷10を計算します。
10+7−30÷10
=10+7−3
残るは足し算と引き算だけです。優先順は同じなので、左から順に計算していきましょう。
10+7−3
=17−3
=14
これで答えが出ましたね。
まとめ
今回は、計算の順番がポイントになる問題に挑戦しました。
四則演算が混ざっている式は、左から順番に電卓に入力していくと間違った答えになってしまうことがあります。
いきなり電卓を使わず、式の特徴を自分で考えてみることも大事ですよ。
他の類似問題にも挑戦して、「式を見る力」を鍛えてみてはどうでしょうか。
文(編集):VY
数学とIT技術学習が趣味のWebライター。実用数学技能検定2級と数学教員免許を取得後、家庭教師や学習支援スタッフとして数学指導を行ってきた。文系と理系の別、年齢にとらわれない、誰でも楽しめる数学解説作成を目指している。
監修:堀口智之(ほりぐち ともゆき)
和から株式会社代表取締役
大人のための数学教室「和」(なごみ) 創業者
大人の数トレ教室 代表
一般社団法人ビジネス数学協会 理事
2010年に、日本で初めて「社会人専門の数学教室」を創業。講師40名、累計受講者20,000人を超えるほどに成長。日本最大級数学イベント「ロマンティック数学ナイト」の企画・創設。延べ10万人以上が参加。2022年に、youtube「大人の数トレチャンネル」を本格稼働を開始。約1年でチャンネル登録者数4万人を超えるまで成長。
四則演算の問題にもう一問挑戦!