河野太郎大臣の「ヤカラ」発言も飛び出した…!都知事選以上に重要な都議補選 自民全敗なら「岸田おろし」の狼煙が上がる
裏金議員の地元でも厳しい情勢
この後も次々とマイクを回しての演説が行われ、銀川候補が挨拶を始めたのは開始から1時間を経過してからだった。 「銀川さんは当初、立候補を打診されたが固辞していた。しかし、蓮舫さんが都知事選に出馬を決めたことで、都連の手塚仁雄幹事長から『悪いようにはしないから一緒に頑張ろう』と説得されて決意した。 一方、同じく足立区議だった小椋修平さんは泉健太代表に最も近い地方議員として有名で、東京15区の補選では泉さんと二人で街宣車に乗って『流し』を行っていたほど。 手塚さんが何でも決めてしまう都連の体制への不満があったと思われるが、小さいところでも内紛が起きてしまうのは立憲らしいです」(立憲民主党関係者) 自民党の調査では立憲の銀川氏が7ポイントほど優勢だが、半数近くはまだ投票先を決めていない。足立区で自民党が負けると、東京を中心に都心部に選挙区を持つ自民党衆議院議員にとっては衝撃を受けることになる。 また、「裏金議員」の地元として注目されるのが半年間の党員資格停止処分を受けている下村博文衆院議員の板橋区と、半年間の役職停止処分を受けている萩生田光一衆院議員の八王子市だが、どちらも劣勢だ。 「板橋はなんと共産党候補に僅差でリードを許している。自民党は下村さんの元秘書で都議を1期やった後に2連敗している河野ゆうき候補だが、同じく下村さんの元秘書で現職の松田康将都議は来年の都議選を見据えて河野さんの選対本部長就任を断ったそうです。 八王子は今年1月の市長選に立候補して善戦した滝田康彦候補が自民党の馬場たかひろ候補を10ポイント以上リードしている。滝田氏は元都民ファーストで小池知事からも気に入られていた。東京15区の補選では都民ファの推す乙武洋匡氏の街頭演説を手伝う姿も目撃されており、都民ファとの関係も切れていない」(前出・自民党都連関係者) 投票は都知事選と同じ7月7日。多くの関係者がその結果に都知事選以上の注目をしている。
小川 匡則(週刊現代記者)