転生したらモンキー・ゴードでした   作:NEST中毒者

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地中深部探査①

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地中深部探査

 

作戦領域:ウォッチポイント・アルファ-深度2~

依頼者:ベイラム・インダストリー

作戦目標:施設侵入/目的地到達

報酬:400,000COAM

 

詳細

 

・大深度地下施設の最奥到達、および障害の排除

・敵撃破に応じて報酬加算

・僚機あり

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MISSION BRIEFINHG

 

「独立傭兵、モンキー・ゴードに伝達! これはベイラム本社からの依頼だ」

「……先の深度1では、ご苦労だったな」

「貴様には、引き続きウォッチポイントの探査を引き受けてもらおう」

「続く深度2に関しては、詳細な情報は入っていないが、入り組んだ区画が続いているとスキャンデータから予想されている」

「気を引き締めてかかれ」

「それと、今回の依頼にはG13(ガンズサーティーン) レイヴンもアサインされている」

「2機で協働して調査に当たってくれ」

「ブリーフィングは以上だ、奮闘に期待する!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 周囲にベイラムの仮設キャンプが立ち並ぶウォッチポイント・アルファの入口に到着し、開かれた隔壁を覗き込む。

 

 先の戦いで足場などが派手に崩落したシャフト内には、AC数機が乗れるサイズの仮設リフトが設置されていた。

 

 リフトに乗り込もうと近づくと、そこには1機の先客がいた。

 

「ひさしぶり、だね。ゴード」

 

「おう。久しぶり、ユーリ」

 

 そこにいたのは、モノトーンの軽量2脚、「ボイジャー2」だ。

 

 

【挿絵表示】

 

 

 メインの武装はほぼ据え置きだが、フレームはガラリと変わっているようだ。

 ややEN負荷に気を遣った構成から考えると、ジェネレータも変えたのかな。

 

 そんなことを考えつつ、リフトに乗り込む。

 2機の搭乗を確認したリフトは、ゆっくりと降下し始めた。

 

「機体、結構変わったな」

 

 リフトが下りるまでの間、暇なので口を開く。

 

「うん。いろいろ試してるの」

 

「そっか」

 

「そういや、その頭パーツ、ログハントのやつだろ? よくログ溜まったな」

 

「これはね、エアが――」

 

「――――――――」

 

「……じゃなかった。拾ったの。たまたま」

 

「お、おう……」

 

「そ、そうだ、この前のアイスワーム討伐では大活躍だったって聞いたぞ」

 

「うん」

 

「わすれものして、おこられたけど、なんとかなったよ」

 

「……マジか」

 

「ゴードは、なにしてたの?」

 

「あー……」

 

 ここんところ、ほぼ人に言えないことしかしてないんだよな。

 

「シースパイダーとか、倒したっけ」

 

「えらく高いとこに浮かんでてな、面倒だった」

 

「へー」

 

「わたしがたおしたときは、そんなに浮いてなかったよ?」

 

「――――――――――――」

 

「……?」

 

 そこで、リフトが音を立てて止まった。

 

 たどり着いたのは、「ネペンテス」の残骸がそびえるシャフト最下層。

 

「……行くか」

 

「うん」

 

 開かれた隔壁から、俺たちは深度2への道を踏み出した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「何もないね」

 

「……ああ」

 

 ユーリの言う通り、深度2には()()()()()()

 封鎖兵器はもちろんのこと、たった1つの汎用兵器も、それらの残骸すらも見当たらない。

 

 おまけにすべての隔壁が開け放たれたまま放置されており、どこに入ろうが警報の1つも鳴りはしない。

 明らかに異常だ。

 

 奇襲を警戒し、最大限に注意を払いながら進む。

 

「――――――――」

 

「せんとうのこんせきは無い、って」

 

「……そうか」

 

「……? 何してるの?」

 

「ん? ああ、念のためだ」

 

 話を聞きながら、俺は開け放たれた隔壁の駆動部分をチェーンソーで破壊、物理的に開閉できないようにしていた。

 

 この異常な状況、どこで閉じ込められても不思議ではない。念には念を入れておく。

 

「――――――――」

 

「こっちに、なにかある気がする」

 

「ん、オーケー」

 

 ユーリの言に従い、橋の先にあるトンネルを無視。

 その下にある、換気ダクトを目指す。

 

 ……確かこの辺には、汎用兵器がウヨウヨいたはずだが。

 

「何も、いないな」

 

「あ、パーツだ。わーい」

 

「――――――――」

 

 何もいない部屋からコンテナを回収。

 換気口を通って先に進む。

 

 何も吊るされていないハンガーを素通りし、制御盤にアクセスするまでもなく動いているエレベータに乗って上に。

 

 やはり開け放たれている隔壁。念のため破壊してからくぐれば、いかにも巨大な敵が出てきそうな、開けた空間に出る。

 

 

 

 ここにも、何もない。

 

 

「…………」

 

「……これで、深度2の調査は、完了になるが……」

 

 

「どうするの?ウォルター」

 

「――――――――」

 

「わかった、こうろをはかい、だね」

 

 向こうは進む方針らしい。

 そこで、秘匿通信が入った。

 

「独立傭兵、モンキー・ゴード。こちらはハンドラー・ウォルターだ」

「俺たちはこのまま調査を継続、この先にある高炉を破壊する」

「俺からベイラムに話は通しておく。お前にも同行してほしい」

「……この状況、明らかにきな臭すぎる」

「不測の事態を予測して動いてくれ」

 

「621を……お前の言う『ユーリ』を、頼んだ」

 

「……了解、報酬は弾んでくれ」

 

 会話を終え、先に進む。

 

 岩がむき出しになった洞窟を抜けると、巨大な高炉が見えてきた。

 

 ()()()()()()()()()()()()

 

 

 

 その代わりに、すでにリミッターが解除された「エンフォーサー」、奇怪な形状の無人AC、そして大量の封鎖兵器たちが無言で俺達を待ち構えていた。




Q:なんか静かですねぇ、深度2にはエンフォーサーもいないし、深度1とはえらい違いだ

A:深度2の戦力は軒並み1と3に回してんのかもな


ボイジャー2(チャプター4)

UNIT
R-ARM UNIT:WUERGER/66E(レーザーショットガン)
L-ARM UNIT:WUERGER/66E(レーザーショットガン)
R-BACK UNIT:Vvc-706PM(6連装プラズマミサイル)
L-BACK UNIT:BML-G2/P03MLT-06(6連装ミサイル)

FRAME
HEAD:20-081 MIND ALPHA
CORE:VP-40S
ARMS:AA-J-123 BASHO
LEGS:NACHTREIHER/42E

INNER
BOOSTER:ALULA/21E
FCS:FCS-G2/P10SLT
GENERATOR:VE-20A

EXPANSION:ASSAULT ARMOR


【挿絵表示】



解説

若干進化したボイジャー2。
基本的にチャプター4時点で入手可能なパーツのみで構成されている。
なおマインド頭は、エアがネット上に転がっている戦闘ログをぶっこ抜いて入手した模様。
ジェネレータをEN武器適性が高いものに替え、それに合わせてフレームを省エネ仕様に。

結構強くなったが、まだ強化の余地がある。

パラナちゃんに憑いてる変異波形

  • セリアだよ
  • 違うよ、オリ変異波形の名前考えろ
  • セリア=AM説を支持しています

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