プロフィギュアスケーターの浅田真央が演出を手掛けたアイスショー『Everlasting33』の千穐楽公演（6月16日）が、9月6日から19日まで映画館で上演されることが5日、発表された。

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　『Everlasting33』は、ステージ上に氷を張り、全曲オーケストラの生演奏で届ける劇場型アイスショーとなっている。フィギュアスケートの表現に留まらず、空中を舞うエアリアルやタップダンスなど新たな表現を交え、劇場という場所から新たな芸術作品を生み出した。

　タイトルは、自身の年齢である33という数字、33本のバラの花言葉からインスピレーションを得て決めた。浅田が愛するスケートを通して届ける“永遠の愛の物語”となっている。

　今作は、立川ステージガーデンで15公演のみ開催され、チケットは入手困難を極めた。スクリーンでは、高精細4Kカメラで撮影された映像、5.1chサラウンドで再トラックダウンした音声で上映。オーケストラピットの中にいるかのような、透き通った管弦楽の音の外側をスケーターたちのエッジの音が駆け抜けていく。劇場の最上席での鑑賞のように楽しめる。

　公開2日目の7日には、東京・ユナイテッド・シネマ豊洲、ユナイテッド・シネマ アクアシティお台場にて、総合演出を手掛けた浅田が登壇する公開記念舞台あいさつが開催される。