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FF14 黄金のレガシー感想

※全部ネタバレです
※ 感情が伝わるよう強い言葉を使っています。嫌な気持ちになったら申し訳ありません。

7.0メインクエストをクリアしました。が、色々と思うところがあったので感想を書いておきます。シナリオの考察はありません。

◆総評


シンプルに面白くなかったです。
終盤からの巻き返しを考慮しても、全体の七割程度はおもんなかったです。思い出しても前半はかなり苦しい。自分には合わなかったなあ、と感じましたが普通に楽しめたプレイヤーもいると思います。
メインクエストを進める事に苦痛を感じたのは新生エオルゼア以来かもしれない。頼むから早く終わってくれ、と念じながら、終盤から面白くなるという噂に希望を持ってPADを握っていました。で、いつ面白くなった?

という事で改めてインタビュー記事を読みましたが、多分期待値が高すぎたような気がします。以下引用。

――エメトセルクの「私は、見たぞ」の言葉が思い出されます。
吉田 『黄金のレガシー』のストーリーは、『暁月のフィナーレ』のようにサーガのクライマックスへ向けて急角度でテンションが上がっていくものではなく、むしろ「前よりテンションが下がった」と感じる方がいるかもしれません。しかし、いつか来る次なるクライマックスで、“ハイデリン・ゾディアーク編”を超えるジェットコースターのような躍動を生み出すためには、まずは地道にレールを登っていくことが大切だと考えています。

https://www.famitsu.com/article/202406/7182

今後10年かけて「暁月のフィナーレ」のようなクライマックスを作るための路(みち)、つまり「黄金のレガシー」は実質「新生エオルゼア」なンです。だから設定をあれこれと並べて、この先また新たな冒険や深掘りをやるから今は謎を残したままでいい。消化不良でもいいンだ。んなワケねえだろ。
これまでのストーリーのオマージュが随所に感じられましたがもっと根本的な、テキストの質があまりよろしくない。世界観・設定に振り回されていると言うよりライターがそれらを扱いきれていない印象でした。なので「面白くなりそう」止まりです。

◆振り返り


・メインクエスト前半では継承の儀で各地を巡ることになりますが、流れがワンパターンすぎて次第に飽きが強まりました。ラマチ(ウクラマト)は好きなんですが、いかんせん夕方アニメの主人公という印象が最後まであった。何やかんやでメインクエスト最後には大きく成長してましたが。
友の試練になってようやくパターンに変化があり面白くなってきたな、と感じられたくらいです。やってる事はおつかいのエキスパート・黄金編でしたけど……。
・ようやく継承の儀を終えてサカ・トラルに入るものの、シャーローニ荒野の前半もかったるかったですね。これ要る?ってずっと言ってました。まあ結果的に要ったんですが冗長に感じました。雰囲気はテキサスっぽくて好き。
・新生アレクサンドリア連王国編はスフェーンの存在を受け入れられるかどうかで面白さが変わってくると思われます。個人的にはあまり馴染めませんでした。そういう事もあるよね。萌え萌えロボット騎士団長はGOOD、とは言え実質設定が減った最終マップの彼はあんまり……。
・新たな冒険と銘打っておきながら実際は現地ガイド(エレネッシパ、スフェーン、カフキワ)付きの旅行といった趣きでした。特にソリューション9でスフェーンが現れた時にはもう自由に探索させてくれ、と叫びたくなった。やりたいですよね、冒険。
・全体を通して深掘りやカタルシスに欠けており、設定という素材は美味しそうなのに脚本という調理の手順がちぐはぐで味がしない。食の試練なら不合格だぞ。味がしなくたってあなたがいれば、なんてとても言えない。
・IDや討滅戦の雰囲気はとても良かったです。ギミックはヤバい、特に99討滅戦。高所恐怖症なので足場が高かったり落下しそうなくらい狭かったりするのは本当に勘弁して欲しい。

以下システムに関しての感想です。

◆良かった点

・アーリー期間においてもログイン待ちが少なかった。
・グラフィックアップデート。街中やID、装備やキャラクターなど見応えがあった。
・風脈とサブクエストの緩和。暁月では意地悪な配置がありましたが、今回は開発の意図を考えればさほど難しくはなかった(風脈システム自体の意義は後述)
 サブクエはほどよい量になっていました。エルピスではアゼムの使い魔だからってドッカンドッカン依頼されていたのでそれと比較すると多少は楽。
・ソリューションナイン(以下ソリューション9)関連の物がサイバーパンク風で個人的には好きでした。サイバー呼び鈴をハウスに置きたい、外装も欲しい(景観破壊)。変形バイクのマウントもいい。

◆良くなかった点

プレイフィールの大幅な悪化
・過去拡張のメインクエストに比べて異常なまでにカットシーンが多くテンポが悪い。しかも尺は長いが内容が薄い。「クエストを中断した場合でも話が分かるように作ってある」的な話を聞いた事があるものの、少々やり過ぎのきらいがあった。結果として没入感を損ねている。美麗グラフィックを見せたいのは分かるけどね……。
・風脈システムの続投。新しいマップに到達するたびコンパスをパキパキと鳴らしながらバイクを走らせる事になる。後から回収すればいいじゃん、と言う人もいるだろうが自分のように現地サブクエを消化してから次のマップに行きたいような神経質プレイヤーにとって「今できる事を後回しにする」のもストレスになる。
・エーテライトの位置。樹海下マップは右端にひとつなのに、メインクエストで左端へ行かされたりギャザラーの移動がしんどかったり。クルザス西部高地かよ。
・都市の移動がつらい。トライヨラは飛び降りショートカット可能ですが上移動がキツい、理王はエスカレーター導入した方がいい。一方でソリューション9は高低差が存在せずひたすら平面を歩かされる、しかもここも矢鱈と広い。武王権限でマウント使用許可を出してくれ。マウントに慣れる都市ってラールガーズリーチ以降ないですね。何で……?
・最終マップのジップライン2回目以降、ヨルハ:ダークアポカリプスみたいなモーションが欲しかった。技術的に難しいんだろうけど。

◆今後のこと

描写不足だった内容は7.1以降で回収されると信じます。お得意様や友好部族もどこが対象なのか楽しみ、マムージャは確定としてハヌハヌもかな。ソリューション9もありそうだけど部族とは違うし……?

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オタク
FF14 黄金のレガシー感想|羽村
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