1910年代後半、フランスの作曲家のエリック・サティは、能動的ではなく受動的に聴くためにデザインされたサウンドを意味する、“家具の音楽”と称したコンセプトを発案した。それはアンビエントミュージックの歴史全般について考える上で役立つアイデアだったが、特に100年後のデジタルの世界に押し寄せたローファイ/チルホップの波に当てはまるように感じられる。勉強や読書、休憩や料理などのサウンドトラックであり、集中して聴くというよりも、そっと寄り添う音なのだ。ここでは、どんな場面にも合いそうな、控えめでヒップホップに影響されたビートを集めたプレイリストをお届けしよう。それは2020年代の家具の音楽だ。プレイリスト内の曲は随時更新されるので、お気に入りの曲はライブラリに追加してください。
A Gentle Nostalgic Bop
Flower Garden
The Journey Begins
Daybreak (feat. Hoffy Beats)
Overcast