どんな時も呼べば来てくれる僚機   作:舐められペリー

23 / 37
ある意味修羅場。

621もナイトフォールもがんばレイヴン。


パイル一本……仁義なき戦い……

どうもこんにちは。

やっとブルートゥが抜けてきたロンドンです。

 

ブルートゥ構文は中毒性がある…何故かついつい口ずさみたくなる。まあカーラさんの前で使ったらカーゴランチャーに詰められるんですけどね。初見さん。

私はブルートゥ排除後カーゴランチャーに詰められて見事に発射されました。621と共に。何故関係ない621も………。

あれか?俺がブルートゥと踊ってんの何もせずに見てたからか?

容赦ないなカーラさん。

 

さて俺は今ブランチのメンバーとブリーフィングを見ている。

どういうものかと言うと

「多重ダム襲撃」ですね。

 

「…ひょっとしなくてもこれ俺も出なきゃいけないやつですか?」

 

「いえ 私達は今からレイヴン…C4-621がレイヴンたりうるかを試させてもらいに行きます いえ…正式には試しに行くつもりでした」

 

「…つまり」

 

「ロンドン 貴方はよくC4-621の僚機として彼女をサポートしていましたよね?

貴方にはC4-621に自由意志があるかわかりますよね?

こっちのレイヴンは彼女に自由意志があるけど戦いには行くって聞かなくて…」

 

え?俺に聞くの?621に自由意志ねぇ………。

ちょっと考えてみようか…。

 

(ヴェスパー第7隊長排除のときのカメラ付きMT殲滅とスウィンバーン騙し討ち)

 

(ブルートゥ排除の時はじめは戦闘に参加せず俺とブルートゥの様子のおかしいところ傍観)

 

(前マスコット(大豊娘娘)の依頼を受けてた)

 

(サム・ドルマヤンを引きずって俺の格納庫に持ってくる

(冷静に考えたらどうやってで俺の格納庫見つけたの?エアのコーラルパワー?))

 

(多重ダム襲撃時レットガン部隊を裏切る)

 

(ここの621はどうか知らないが飼い主の最後の依頼を無視し友人を助ける)

 

(ここの621はどうか知らないが星を周辺の星系ごと燃やす)

 

(ここの621はどうか知らないがコーラルリリースと言うとんでもないもの起こす)

 

(初めての会った時抱きついてきた)

 

(そもそも俺を僚機として呼ぶという行為)

 

「………………何だこの自由意志の塊みたいなの」

 

「…お前がそう言うなら相当レイヴンに適任なんだろうな

うちのレイヴンと比べたらどうなんだ?」

 

俺に聞くなキング…。

ナイトフォール先輩か…

 

(俺をほぼ無理矢理ブランチにいれる

(金無い俺にあんな提案してきやがって……ありがとうございます))

 

(惑星封鎖機構に喧嘩売る)

 

(絶対地獄になるのにコーラルの存在をリークし企業を呼び込む)

 

(パイルバンカーを持っている)

 

(前マスコット(アーキュバス)の依頼を受けてた)

 

(俺を僚機として呼ぶ行為)

 

「どっこいどっこい……いや621のほうが勝ってる?」

 

「!!!」

ガタ!

 

「ちょっ 落ち着………まあ落ち着けるわけ無いわね…」

 

シャルトルーズがナイトフォール先輩をなだめている。

 

シャルナイ………いいかも。

 

「あのロンドン?」

 

「え?あ 何だ?」

 

「レイヴンがああなってるでしょう?だから……

 

 

 

 

 

 

 

 

「で

 

作戦領域外で俺達三人がナイトフォールと621の戦いを傍観するということか…」

 

「レイヴンに「手出しは無用」と言われたからには手を引かないとな

俺もあのレイヴンと戦いたかったが……」

 

「ロンドンに付いてこれるやつなんて只者なわけないじゃない…しかもうちのレイヴンに釘刺されてんだから大人しくしな」

 

そういえば今回621から僚機の依頼来なかったな…いや来なくていいけど。

 

「お ナイトフォールがきt

 

 

うお……」

 

「何あれ…ふざけてるの?」

 

「レイヴン…パイルバンカー一本だけで戦うつもりか!?」

 

ナイトフォール先輩の装備が…パイルバンカー一本だけだと!?

 

「あれで621と戦うのはリスキー過ぎるだろ……

あ 621のほうもk

 

 

なんてこったい」

 

「何?何なの?あれなんか流行ってるの!?」

 

「俺達は何を見せられてるんだ…」

 

なんと621の方もパイルバンカー一本。

これは…暑い戦いになりそうだ!!

 

「目が離せない戦いになりそうだな」

 

「何言ってるのロンドン!?」

「何を言ってるんだロンドン!?」

 

 

 

 

 

 

 

「見せてもらいましょう………えっと………

 

どちらのパイルがうまいのかを」

 

「レイヴン 多分彼女は別のことを言おうとしたのでしょうが…ブルートゥで鍛え上げられた私ですらこの空間にとどまって正気を保てる自身がないです

 

すぐ終わらせてください」

 

「…」

 

「…」

 

両方同時にアサルトブーストした

 

段々と距離が近くなっていく…

 

500…

 

400…

 

300…

 

250…

 

200…

 

そして距離が0になる瞬間…

 

「『死ね』」

 

ナイトフォールと621のパイルが火を吹いた

 

恐ろしいこと言葉と共に。

 

なにげに両方戦闘中に喋ったのこれが初めてなのである。

 

 

 

 

 

 

「素晴らしい戦いだ!ほぼ同時にチャージパイルを突き刺すことでお互いのパイルが相殺されまた距離を少し取っていく…これは期待できそうだ!」

 

「さっきからロンドンのテンションがおかしくなってる…

キング…冷えピタみたいなもの無い?」

 

「あっても借さん」

 

ちなみに傍観者達はロンドンを除いて何を見せられてるんだと言う気持ちになっていた。

 

「おっとナイトフォールがパイルをチャージしたが飛距離が足りず逆に621のパイルが突き刺さっていく!

 

さあナイトフォール!スタッガーから立ち直り反撃のチャージパイルバンカー!!

 

両方互角の戦いだー!!」

 

ロンドンのみテンションが上がっていた。

 

この戦いは…意外とすぐ終わった。

 

 

621がチャージパイルのフェイントをしナイトフォールがチャージパイルを空振りした瞬間……

 

バコーーーン!!!

 

621のパイルがナイトフォールの機体に突き刺さっていく……。

 

「レイヴン!反撃を!!

 

……!

 

そう…見届けようというのね

このパイルがどこまで行けるのかを……」

 

「レイヴン…帰って一度ウォルターに調整してもらったほうがいいと思います」

 

 

 

「いいものが見れた………悔いはない」

 

「帰ろうキング…」

 

「そうだなシャルトルーズ…」

 

 

 

3人はブランチの格納庫へと帰っていったのだた……。

 

そして普通に包帯ぐるぐる巻のナイトフォールが居て2人共引いた。

 

「これが…パイルバンカーの加護か…」

もしかしたらロンドンのブルートゥまだ抜けてないかもしれない。

 




コーラルキメすぎてなんか作者でも訳解んない物ができてしまった。
でも悔いはない。多分

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。