まともな感覚を持った者達は、口を揃えて、こう言う。
「再調査委員会の報告には憤りしか感じない。」
「報道に真実はないのか。」
「彼女の心と全然向き合ってない。」
他方、再調査委員会の報告を称賛している者達はこうだ。
「加害者擁護!」
「遺族を侮辱するのか!」
「何がいじめ解決人だ!」
まともな反論は皆無。
中身が一切ない。
そして、こう言って終わらせ、見なかったことにする。
「遺族に寄り添った結果が出て良かった!尾木ママありがとう!」
今回も、同様の結果が待っているのだろうが、私は、それでも主張し続ける。
この事案に関わった全ての人達のために
子供たちの未来のために
まともな感覚をもった、あなたに向けて。
□目次
捏造報道(トラブル)
・「画像を全校生徒に流す」も「死ぬから画像を消してください」も完全に作り話
・本件生徒が言った言葉は「助けて下さい」ではなく「死にたい」
・「いじめの発覚を恐れた加害生徒らが虚偽の説明をして会えなくなった」も完全に作り話
・「不特定多数への拡散」も完全に作り話
捏造報道(学校の対応)
・デート発言もでっち上げ
・学級担任が伝えたのは「傷の手当て」の感謝
・特性を同級生に話すことを提案してのは学級副担任
・中山教頭は本件生徒のわいせつ画像を見ていない
・中山教頭発言もでっち上げ
PTSDの根拠
・母の証言「独房のような部屋で裸で…」
・母の証言「〈A子先輩に謝らないと〉と言って…」「パニックを起こすことが度々…」
・母の証言「殺してくださいと叫んだり…」「白目をむいて痙攣することが…」
・母の証言「何で学校はいじめを隠すの?と言って悲しんでいました…」
・F男は小狡い優男 いじめ加害者ではない
・「死にたい」の意味
その他
・母の証言「ちゃむと呼んで頂けたら…」妹の証言「え?」
・母の証言「-17℃って出てたもーん」
・いじめ調査御用委員会に「いじめに該当する行為」とされた行為と当方の見解
捏造報道(トラブル)
「今までのことをまだ知らない人に話すから。画像をもっと全校生徒に流すから」などと爽彩に言ったそうです。「やめてください」と爽彩がお願いしたら「死ね」と言われたと…。「わかりました。じゃあ死ぬから画像を消してください」と爽彩は答えたそうです。(文春オンライン「2021年4月15日」自称親族の証言)
第三者委員会は
「C男が本件生徒の仕草を真似てからかった後、本件生徒の秘密をその場で大声で言うかのような発言をしたため、本件生徒が泣きそうになって、C男を握り拳で叩いたり蹴ったりした」
と認定している。
また、上記エピソードは、「母の手記」には一切書かれていない。
2022年の1月から2月に行われた本件生徒と弁護士との面談の記録にも書かれていない。
この認定事実とは全く異なる具体的な台詞は、一体誰が作ってしまったのだろうか?
川へ飛び込む直前、爽彩さんは中学校に「助けてください」と、助けを求める電話をしていた。(文春オンライン「2021年4月15日」記者の説明)
夕方頃、学校から「✕✕✕✕公園のウッペツ川まで来られますか。爽彩ちゃんから助けてという電話がありました。川に飛び込んだようなので来てください」という電話がありました。(娘の遺体は凍っていた「2021年9月10日」母の手記)
第三者委員会は
「本件生徒が、パニック状態でX中へ電話を掛け、電話に出た男性職員に『死にたい』と繰り返した。」
と認定している。
「助けてください」という言葉で直接的に救いを求めるのと、「死にたい」という言葉で間接的に救いを求めるのとでは大きな違いがある。
前者は急性の苦しみに対する訴えであり、後者は、慢性的な苦しみが背景にある訴えだ。
つまり、ここでも、本件生徒が抱えていた「寂しさ」が隠蔽されているのである。
また、本件生徒は、F男からの手紙を読んだ翌月と翌々月に、弁護士に対して「A子に死にたくないのに死ぬとか言うなと言われた。最後のとどめに感じて、川に入った。」と述べているが、この部分の説明は、F男がA子憎しの方向に促した結果ではなく、最も信頼していた者から突き放されたと感じた結果であり、真実だろう。
しかし、よく考えて欲しいのは、A子は本件生徒の保護者ではなく友人であるということだ。
本件生徒の慢性的な苦しみ、つまりは「寂しさ」を放置したのは誰か、ということを今一度考えて貰いたい。
幸い川に飛び込んだ爽彩さんに大きな怪我はなかった。だが、イジメの発覚を恐れた加害少年らは、のちに駆け付けた警察に対し、「この子はお母さんから虐待を受けていて、虐待がつらいから死にたくて飛び込んだ」と虚偽の説明をしたという。最悪なことに、加害少年の虚偽証言を警察が鵜呑みにしたため、爽彩さんの母親は、爽彩さんの病院へ付き添うことを止められたのだという。「しかし、その後になって警察が調べて、虐待の事実はないことがわかり、母親は入院する爽彩と面会できるようになりました。」(文春オンライン「2021年4月15日」記者の説明と自称親族の証言)
警察が私の方に来て、「爽彩さんは家に帰りたくないと言っているから、このまま、まずは病院へ連れて行きます。お母さんも別の車で来てください」といわれ、爽彩はパトカーで病院へ向かいました。(娘の遺体は凍っていた「2021年9月10日」母の手記)
第三者委員会は
「そのような事実はなかった」
「本件生徒は、死にたい、家に帰りたくない、私はいない方がいい、と言って再びパニックになりそうだったが、女性教員が本件生徒の特異な絵の描き方やテレビ番組のことなどを話していくうちに、次第に落ち着きを取り戻した。」
「その後、女性教員の自動車の中で、警察官が本件生徒から簡単な事情聴取を行った。本件生徒は、親の車に乗りたくない、家には帰りたくないと話した。」
「生徒指導部長が保健室に来て本件生徒から話をきいたが、本件生徒は、母親と知人男性には会いたくないと言った。」
「本件生徒らはN病院に到着し、1時間余り医師の診察を受け、午後10時ころ『自閉症スペクトラム障害、および混合性不安抑うつ状態、急激な不安衝動性亢進で希死念慮に伴う行動化のリスク、今後憎悪のリスクあり、母親による家族対応困難にて、入院にて環境調整を要する』と判断された。」
「この判断について母親は了解した」「本件生徒は、親権者である母親の同意による医療保護入院となった。」
と認定している。
また、文春オンラインに記載の当該エピソード(虚偽の説明)は、「母の手記」には一切書かれていない。
このような経緯であるにも関わらず、自称親族は何故、文春オンラインの記者にあのようなことを話したのだろうか。
話を盛ったり、捏造してしまう癖でもあるのだろうか。
しかし、彼らは反省すらしていなかったのです。捜査終了後、警察を通して、爽彩の画像や動画のデータは加害者のスマホからすべて削除させたのですが、翌日に加害者のひとりがパソコンのバックアップからデータを戻して加害者たちのチャットグループに再び拡散。その後、警察がパソコンのデータを含め拡散した画像をすべて消去させても、データを保管したアプリからまた別の加害者が画像を流出させたりと、その後もわいせつ画像の流出が続きました。(文春オンライン「2021年4月15日」自称親族の証言)
第三者委員会は
「C男が、A子B男C男のグループLINEに送信しているが、この三人から更に拡散した事実は確認されていない。」
と認定している。
また、上記エピソードは、「母の手記」には一切書かれていない。
つまり、これも完全に捏造である。
自称親族が事実に基づかない憶測話を記者に吹き込むか、記者が創作をしなければ、このような記事は絶対に出来上がらないし、関係生徒や対応されていた先生方が名誉を毀損される事態にも至らなかった筈であるが、この責任について、自称親族や文春オンラインの記者は、どう考えているのだろうか?
捏造報道(学校の対応)
「今日は彼氏とデートなので、相談は明日でもいいですか?」(文春オンライン「2021年4月18日」自称親族の証言)
遺族は、当方に対し「デート先生エピソードは事実ではなく捏造だった」旨の告白をしている。
また、上記エピソードは、「母の手記」には一切書かれていない。
つまり、この自称親族は、遺族本人であり、自らの責任を回避するために作り上げた架空の人物なのだ。
文春オンラインの記者「寒川」と遺族は、「自称親族」と「母の手記」を巧みに使い分け、世論を誘導し続けてきたのである。
これは後に爽彩から聞いたのですが、イジメの件で担任に相談していて、「イジメてきてる先輩の名前は本人には言わないでほしい」ってお願いしたのですが、先生はその日のうちにイジメた生徒に話してしまい、爽彩はその先輩に呼び出しを受けたそうです。それから爽彩は初めて「死にたい」と言うようになったんです。(娘の遺体は凍っていた「2021年9月10日」母の手記)
第三者委員会は
「(6月15日)それから六人は、近くのV公園に移動した。V公園ではF男とG男、その他小学生らが遊んでいた。六人はV公園で遊び、その後D子、E子は帰宅し、B男、A子、C男は近くの食品スーパーへ飲み物を買いに行き、F男とG男、本件生徒とは一旦別行動となった。その後、F男とG男はW公園へ移動し、B男、A子、C男も食品スーパーからW公園に行った。五人がW公園にいたところ、本件生徒が自転車に乗って猛スピードでやって来て転び、左脚に擦り傷を負って出血した。五人は、F男が持っていたガーゼやC男が自宅に戻って持ってきた絆創膏やティッシュを使って傷の手当てをし、本件生徒の自宅近くまで送っていった。」
「後日、本件生徒は、F男に傷の手当をしてもらったことを学級担任に話した。学級担任がF男にお礼を言っておくという趣旨の話をしたところ、本件生徒は恥ずかしいから止めてくださいというような発言をした。学級担任は、本件生徒が照れているだけで本心だとは考えなかったため、F男に対し傷の手当てをしてくれたことについて感謝を示す話をした。このことを伝え聞いた本件生徒は、学級担任に対して、何で言ったんですかというように抗議し、もう先生には何も話さないというような発言をした。」
と認定している。
爽彩は担任の先生やクラスのみんなに自分が障害を持っていることを理解してもらって、もっと仲良くしてもらいたいと思い、「自分の障害をみんなに話したいです」と先生に頼んだそうです。でも担任の先生に断られてしまったそうです。私からも再度先生にお願いしたら、「教頭とも話し合ったんですけど、障害をみんなに話すことは差別に繋がるためできません」と断られ、私は「差別に繋がらないために説明をさせてほしい。こういう障害を持っているということが差別にならないように、こういう子もいるんだっていうことをみんなに知ってほしいんです。爽彩はホームルームの時間の1分でも2分でもいいからと言っているので、話させてあげてほしい。爽彩は1人でも理解してくれる人がいたらうれしいって言ってます」と何度もお願いしましたが、受け入れてはもらえませんでした。(娘の遺体は凍っていた「2021年9月10日」母の手記)
第三者委員会は
「学年副担任から本件生徒に対し、『自分の特性を同級生の前で話してみるという方法もあるかもしれない』と言ったところ、本件生徒は『そうしたい』と言い、本件生徒が同級生の前で話す文書を作ってみることになった。」
「後日、本件生徒がノートに鉛筆で文案を書いてきたので学級担任がそれをみたところ、単に自分のダメなところを並べたネガティブな内容だったため、学級担任はこの内容のままで同級生に説明しても本件生徒が望むような結果にならないと考え、文案を一部直すように指導した。」
「そうしたところ、本件生徒は精神的に不安定になり、書いてきたものを消しゴムで全部消してしまった。学級担任は、本件生徒と再度文案の作成を試みたが、本件生徒が落ち着かない様子だったことから文案の作成を断念し、家でもう一度考えて書いて来るように言った。その後、学級担任は、何度か本件生徒に確認したが、本件生徒が文案を持ってくることはなかった。」
と認定している。
このような経緯である為、当然ながら「母親が何度もお願いした」という話は、事実認定されていない。
これほどまでに、話が変わってしまったのは何故だろう?
「母親は、事件後、爽彩の携帯電話のLINEを確認し、加害生徒にわいせつな画像を送らされたり、脅されていたことを知りました。そのメッセージについて、警察に相談に行こうとしたのですが、その前にY中学校の教頭にも『こういうものが見つかった』と報告したのです。教頭からは『イジメの証拠はあるんですか?あるなら警察に行く前に見せてください』と言われ、学校のミーティング教室で爽彩がわいせつ行為を強要されているLINEの画像を直接見せたそうです。教頭は『写真を撮らせてください。すべて調査します。』と、イジメの証拠となるLINEメッセージや画像を1枚1枚、携帯電話のカメラ機能を使って撮っていました。母親はY中学校を信頼して警察よりも先に相談したのです。あの証拠のLINE画像をY中学校は間違いなく把握していた。それなのになぜ『イジメはない』という結論に至ったのか、真相を必ず明らかにしてほしいです」(文春オンライン「2021年4月24日」自称親族の証言)
電話に出た教頭は「警察に行く前にイジメのLINEのやり取りを見せてほしい。警察に携帯を押収されたら学校が把握できないので、一旦その前に来てほしい」とのことで、学校でイジメの文面のLINEのやり取りを見せ、教頭先生がすべて写真に撮りました。(娘の遺体は凍っていた「母の手記」18P)
第三者委員会は
「6月23日(日)午前7時ころ、母親はX中に電話を入れ、午前8時15分ころから午前9時40分ころまでX中を訪れて、教頭ほか教諭2名と面談した。席上、母親は、本件生徒とC男、A子らとの上記LINEメッセージ履歴について説明し、教頭らはその場でスマホ画面を確認しながら説明を聞いた。」P47
「6月24日(月)午前、市教委は、X中の教頭から以下のことについて報告を受けた。㋐同月22日(土)夕方に本件生徒が川に入水しX中に連絡したこと㋑本件生徒がX中の教諭に保護されたこと㋒本件生徒がN病院に搬送され入院したこと㋓同月23日(日)、母親が、本件生徒のスマホを確認したところ、Y中のC男を通してX中のF男、G男、B男、A子に本件生徒の性的な画像がLINEによって送信されたことを窺わせるメッセージを発見したこと㋔同日朝、同教頭ほか教諭1名が母親、同人の知人と面談したこと㋕同日、警察官がB男、A子のスマホからC男から本件生徒の性的な画像が送信されたことを窺わせるメッセージを発見したこと(B男、A子は、本件生徒の性的な画像1枚をC男から送信されたが、同画像を削除しており、転送していないと話した。F男、G男は、一切の関与を否定し、F男、G男のスマホから、同様の画像を受信した形跡は見られなかった。)」P61
と認定している。
「送信されたことを窺わせるメッセージを発見した」ということは、当然ながら画像そのものを確認した訳ではない。
遺族は、当然そのことを承知している。
それにも関わらず
「あの証拠のLINE画像をY中学校は間違いなく把握していた」
「教頭は『写真を撮らせてください。すべて調査します。』と、イジメの証拠となるLINEメッセージや画像を1枚1枚、携帯電話のカメラ機能を使って撮っていました。」
などと記者に吹き込んで、あるいは記者と結託して、読者が「児童ポルノに興味関心がある変態教頭」であると誤信するように仕向けたのだ。
中山教頭は、保護者説明会で「本件生徒のわいせつ画像を証拠として撮影したのではないか?」という疑いについて完全否定したが、ネットの匿名掲示板等では、未だにレッテルが貼られたままである。
私は「遺族だからといって、誰に何をしても良い訳では無い」と強く言いたい。
「加害者にも未来がある」(文春オンライン「2021年4月18日」親族の証言)
「10人の加害者の未来と、1人の被害者の未来、どっちが大切ですか。10人ですよ。1人のために10人の未来をつぶしていいんですか。どっちが将来の日本のためになりますか。もう一度、冷静に考えてください」(文春オンライン「2021年8月18日」遺族の証言)(クローズアップ現代「2021年11月9日」)
遺族は、当方に「どっちが将来の日本のためなりますかっていうのは、弁護士の創作(笑)」と告白している。
ということは、クローズアップ現代の「母親は、当時の教頭とのやり取りを克明に記録していた」という説明も事実に基づくものではない。
また、上記エピソードは、自称親族の証言として一部記載、「母の手記」には書かれていないが、8月の文春記事には、遺族の証言として書かれている。11月に放送した「クローズアップ現代」でも、遺族の記録として、読み上げられている。
これは、つまり、どういうことかと言うと
文春は、遺族の責任回避のために「母の手記」では扱わなかったが、文春オンラインの書籍編集途中から積極的に動き始めた遺族代理人弁護士は、見返りの方がデカいと踏んで、遺族にも言わせた
ということである。
中山教頭は「学校は生徒全員を守る義務がある」とか「爽彩さんと同じように彼らのことも考えなければならない」ということを言ったのではないだろうか?
それを、彼らは、悪意の解釈または悪意の切り取りをして掲載してみたが、これではまだまだ足りないと、どんどん付け足して、あの台詞を作り上げたということではないだろうか?
PTSDの根拠
窓はあるけど、六畳一間に壁のないトイレがあり、まるで独房のような部屋に爽彩は裸で座っていました。ベッドもなく床には毛布があるだけです。私は精神科がそんな風になっているのは知らず、「どうしてベッドもないんですか?どうしてパジャマも着ていないんですか?どうして下着をつけてないんですか?」と、病院の方に聞きました。すると「自殺するかもしれないから。医師の許可が出るまでできません。」という答えが返ってきました。「爽彩はここから出してくれと言ってないんですか?」と聞くと、1日目と2日目の朝くらいまでは「出してー!」と泣いてドアを叩いていたそうです。(娘の遺体は凍っていた「母の手記」P19-P20)
寝ている時に急に「A子先輩に会いに行かなきゃいけない」「A子先輩に謝らないと」「今すぐ謝らないと」「ママ携帯返して」「一回だけでいいからA子先輩にメールを送らせて」とパニックを起こすことが度々だったそうです。(娘の遺体は凍っていた「母の手記」P20)
帰って来てからは入院中と同じで、フラッシュバックを起こして「殺して」「殺してください」と叫んだり、窓から飛び降りようとして「死にたい」と白目をむいて痙攣することがありました。(娘の遺体は凍っていた「母の手記」P21)
「どうして先生はイジメたほうの味方にはなって、爽彩の味方にはなってくれないの」と泣いたそうです(文春オンライン記事「2021年4月18日」親族の証言)
爽彩は精神病院から退院した後「何で学校はいじめを隠すの?」「どうしていじめた人の味方になっちゃったの?」と悲しんでいました。(娘の遺体は凍っていた「母の手記」P22)
これら母親の証言を裏付ける事実は何もない。
反対に、母親の証言を否定する事実は、いくつも認定されている。
例えば、
本件生徒は、2019年6月22日のウッペツ川入水後、学級担任と女性教員に対して「謝ってほしいとは思っていない、自分が過敏になっているせいで、相手は悪くないと思っている」と答えている。
また、同月24日には主治医に「学校早く行きたい」と話している。
更に、同年7月11日と同月19日の警察の事情聴取には「忘れた」「覚えていない」と答え、同月16日には、教頭ほか教諭2名に「A子先輩に会いたい」と発言している。
そして、本件生徒は、同年クリスマス前後に、F男から「僕もA子に脅されていた」「助けてあげられなくて、ごめんなさい」という内容の手紙を貰い、翌月に弁護士に話をする決心をして、A子を悪く言うようになっている。
※ F男が「A子に脅された」と感じる出来事が全くなかった訳では無いが、実際は、単に弱みを握られただけであって、A子もそれ以上の行動に出ていないのだから、それを誇張して本件生徒に吹き込むことは、自分の責任を回避をする目的、あるいは共通の敵を作り関係を深める目的と評価されても致し方ない。もちろん、女の武器を使って、F男を冗談半分で脅かしたA子も、この点は反省しなければならない。
また、本件生徒は、F男の手紙に対して「証言ありがとうございます。言ってることがバレたら大変なことになるのに…。本当にありがとう。F男先ぱいたちはおどされてたんですよね?私のせいでまきこんでしまって本当に申し訳ないです。でもF男先ぱいは裏で止めてくれてたって聞きました。そんなことがあっただなんて知らなかった。ずっとずっと頑張ってくれてありがとうございます」との好意的な手紙を返信している。
更に、この頃、本件生徒は、学校での対人関係の問題で体調が悪化しており、転校先の学校を頻繁に欠席し、我が子のPTSDを一貫して主張し続けている母親から学校に行くよう説得をされて、渋々登校していた。
つまり、本件生徒は、仲良くしてくれたX中学校の友達と引き離される形で精神病院に入院し、母親の判断で、R中学校に転校しても、環境の変化にストレスを感じるばかりで、結局は直ぐに対人関係の問題が生じ、また、それによって自己肯定感を更に失わせ、引きこもりがちな生活を送るようになるも、母親から登校するようプレッシャーをかけられ、家の中にも、家の外にも、安心できる場所がなく、孤独感を強めていった。
そこに、F男から手紙が届き、F男と母親の期待に応えるように、A子を悪く言うようになって、遂には裁判で争うという気持ちまで固め、記憶のすり替えをしながら、思い出したくないことを思い出し、心を更にすり減らすことになってしまった、と考えることができる。
ゴールデンウィークには、深夜4時くらいにB男らにLINEで呼び出された爽彩が、いきなり家を出て行こうとしたところを母親が止めるという出来事もありました。母親がいくら止めても、爽彩は『呼ばれているから行かなきゃ』と、すごいパニックを起こしていた。ようやく引き止めたものの、その後もひどく怯えていたそうです」(文春オンライン「2021年4月15日」自称親族の証言)
5月の連休の真夜中に爽彩が誰かに呼び出されて、相当なパニックを起こして泣いて「絶対行かなきゃいけない」と慌てた様子で言うので、無理矢理とめたこともありました。爽彩の今まで見たことのない怯え方に、これは明らかにおかしいと思い、一連の出来事を改めて担任の先生に連絡しても、あまり相手にされませんでした。(娘の遺体は凍っていた「母の手記」P15)
第三者委員会は
「4月中旬か下旬ころ、W公園で偶然F男、G男と本件生徒が出会い、G男が一時その場を離れた間に、F男が本件生徒の身体を触ったことがあった。」
「4月27日(土)から5月6日(月)まで十連休となっていて、学校も塾も休みであった。連休中のある日、上記のメンバー四人で深夜3時ころまでゲームLをしたことがあり、その中で、深夜を過ぎて補導されない時間になったから集まろうかというような話が出て、公園に集まる話になった。F男、G男、B男の三人は結局外出しなかったが、誰もそのことを本件生徒に伝えなかった。本件生徒は、先輩であるF男らとの約束を守るため、早朝自宅を出て行き、それに気付いた母親と知人男性が追いかけて引き止め、家に連れ出した。」
「6月初めころ、本件生徒は、A子と二人でW公園のブランコに並んで座っているとき、前記の出来事を『F男先輩との黒歴史』として話した。A子は、X中でF男にそのことを問い質し、その後F男は本件生徒との係わりを避けるようになった。」
「(6月15日)それから六人は、近くのV公園に移動した。V公園ではF男とG男、その他小学生らが遊んでいた。六人はV公園で遊び、その後D子、E子は帰宅し、B男、A子、C男は近くの食品スーパーへ飲み物を買いに行き、F男とG男、本件生徒とは一旦別行動となった。その後、F男とG男はW公園へ移動し、B男、A子、C男も食品スーパーからW公園に行った。五人がW公園にいたところ、本件生徒が自転車に乗って猛スピードでやって来て転び、左脚に擦り傷を負って出血した。五人は、F男が持っていたガーゼやC男が自宅に戻って持ってきた絆創膏やティッシュを使って傷の手当てをし、本件生徒の自宅近くまで送っていった。」
「後日、本件生徒は、F男に傷の手当をしてもらったことを学級担任に話した。学級担任がF男にお礼を言っておくという趣旨の話をしたところ、本件生徒は恥ずかしいから止めてくださいというような発言をした。学級担任は、本件生徒が照れているだけで本心だとは考えなかったため、F男に対し傷の手当てをしてくれたことについて感謝を示す話をした。このことを伝え聞いた本件生徒は、学級担任に対して、何で言ったんですかというように抗議し、もう先生には何も話さないというような発言をした。」
「(6月20日)午後6時30分ころ、W公園には本件生徒とF男がいた。本件生徒が塾へ行く時間になったが、本件生徒がF男に塾へ行きたくないと言い、対応に困ったF男がB男に来てほしいと電話をかけた。午後7時ころ、W公園にいた本件生徒と母親が電話で話した。B男はその電話の最中に駆けつけた。本件生徒は、母親に塾に行きたくないなどと言い、スマホを投げてどこかへ行こうとした。F男とB男は行く手を遮って止めようとしたが、本件生徒は荷物を置いて自転車で逃走した。F男とB男は周辺を捜したが、本件生徒を見つけることはできなかった。午後7時30分ころ、F男の母親が帰宅しないF男に電話をかけて本件生徒の失踪を知り、X中に電話連絡した。F男の母親、B男の母親、X中の教員二名ずつが二組で、それぞれW公園周辺地域を自動車で捜索したが見つからず、午後9時すぎ警察へ未帰宅児童の届出を行った。その後、母親と知人男性、学級担任を含む教員二名が、それぞれM交番へ出向いて待機していたところ、午後9時50分ころ母親の携帯にW公園から8㎞ほどの道のりにあるコンビニから電話連絡があり、本件生徒が同店に電話連絡を頼んだことがわかった。本件生徒は、パトカーでM交番へ連れてこられた。」
「(6月22日)本件生徒は、死にたい、家に帰りたくない、私はいない方がいい、と言って再びパニックになりそうだったが、女性教員が本件生徒の特異な絵の描き方やテレビ番組のことなどを話していくうちに、次第に落ち着きを取り戻した。」
「その後、女性教員の自動車の中で、警察官が本件生徒から簡単な事情聴取を行った。本件生徒は、親の車に乗りたくない、家には帰りたくないと話した。」
「生徒指導部長が保健室に来て本件生徒から話をきいたが、本件生徒は、母親と知人男性には会いたくないと言った。」
「本件生徒らはN病院に到着し、1時間余り医師の診察を受け、午後10時ころ『自閉症スペクトラム障害、および混合性不安抑うつ状態、急激な不安衝動性亢進で希死念慮に伴う行動化のリスク、今後憎悪のリスクあり、母親による家族対応困難にて、入院にて環境調整を要する』と判断された。」
と認定している。
また、本件生徒は、F男から手紙を貰った後ではあるが、2022年の1月から3月の間に行なわれた弁護士との面談の中で「F男とかには逆らえる。」と話している。
つまり、上記母親の証言(引き止めた時にパニック、怯える)が事実であるとするならば、本件生徒は、「家に自分の居場所がない」「寂しい」という気持ちを抱え続けていた為に、先輩たちとの関係に依存するようになり、『逆らえる存在』であるF男らと更に濃い時間を過ごす為、早朝家を出たが、母親と知人男性が深刻な表情で追いかけてきた為、発作的な言動を取って、叱責または煩わしい指導を回避しようとした、と考えることができる。
天真爛漫だった爽彩さんの表情からは笑顔が消え、家でも暗く思い悩んでいる様子を見ることが多くなった。5月には、生まれて初めて母親に「ママ、死にたい…」と洩らしたという。前出・親族が続ける。「今までそんなこと言ったことがなかったのに、部屋からぽっと出てきて『ママ死にたい、もう全部いやになっちゃって』と。母親が『何があったの?イジメとかあるんじゃないの?』と聞くと、『大丈夫。そういうのじゃない』と答えたそうです。(文春オンライン「2021年4月15日」自称親族の証言)
それから爽彩は初めて「死にたい」と言うようになったんです。理由を聞くと、「何もかも嫌になっちゃった」と話すので「イジメられてるんじゃないの?」と尋ねると「大丈夫。死にたいなって思っただけ」と、本当のことは話してくれませんでした。(娘の遺体は凍っていた「母の手記」P16)
このエピソードが事実であるとするならば、その言葉の意味を、改めて考えて貰いたい。
その他
2021年5月3日、妹を自称する遺族から当方に連絡があった。(当方の記録)
遺族の妹の声ではなく、間違いなく遺族本人の声だった。
また、当方が、別の機会に、遺族の妹に直接「その節はどうも」と話を振ると、なんのことだかさっぱり解らないといったリアクションであった。
爽彩さんが家出した日は、氷点下17℃以下の凍てつくような日でした。(文春オンライン「2021年4月15日」自称親族の説明)
家を出る直前の17時半くらいに(文春オンライン「2021年4月15日」自称親族の説明)
爽彩が突然、家から姿を消したのです。2021年2月13日の18時半頃のことでした。(娘の遺体は凍っていた「母の手記」P22)
気象庁は、2021年2月13日18時~24時までの旭川市の最低気温を「-5.0℃」と記録している。
また、遺族は、失踪日の気温をネット民から指摘されていることについて、当方に「マイナス17℃って出てたもーん」と述べている。
いじめ調査御用委員会に
「いじめに該当する」とされた行為と
当方の見解
①F男G男B男が、本件生徒の前で下ネタ発言をしたこと
→ 当該下ネタ発言の程度は、社会通念上「許容の範囲」であり、いじめに該当しない。また、本件生徒はC男に対して「下ネタ全然大丈夫ですよ」というメッセージを送っており、この件を一切問題にしていない。
②F男が恋愛感情で本件生徒の身体を触ったこと
→ 本件生徒が当時問題にしていないので、刑法に抵触する可能性はあっても、いじめには該当しない。本件生徒に被害感情を抱かせた責任は、本件生徒を煽り、本件生徒の認知を歪ませた者にある。また、F男は、本件生徒と手紙の交換をして、既に和解済みである。
③F男G男B男が、本件生徒に、集まる約束が無くなったことを伝え忘れたこと
→ 単に伝え忘れたことは、いじめに該当しない。
④A子が数回、本件生徒の意向で奢って貰ったこと
→ 強要して奢らせたのでは無く、本件生徒の提案で奢って貰っただけであるから、いじめに該当しない。また、本件生徒とA子の関係は、縦の関係とは言えない。その証拠に本件生徒は、かまってくれないことを理由に、芝生に横たわっていたA子を突然蹴っている。
⑤C男が、本件生徒と下ネタを話した後、わいせつ画像を送って貰ったこと
→ 児童ポルノ禁止法に抵触するが、本件生徒が当時問題にしていなかったので、いじめには該当しない。本件生徒に被害感情を抱かせた責任は、本件生徒を煽り、本件生徒の認知を歪ませた者にある。また、本件生徒とC男の関係は、縦の関係とは言えない。その証拠に本件生徒は、からかわれたことを理由に、C男を暴行している。
⑥C男が、本件生徒のわいせつ画像を、A子B男C男のグループLINEに送ったこと
→ 本件生徒はこの件を認識していないが、当該行為は、本件生徒の名誉を事実上毀損する行為なので、いじめに該当する。
⑦B男A子C男D子E子が、C男の話(本件生徒との性的なやり取り)を聞いて、話題に乗って会話をしたこと
→ C男が当該事実を知らない者に当該事実を話すことは、本件生徒の名誉を毀損する行為になり得る。しかし、本件生徒は、この件を当時問題にしていないので、いじめに該当しない。また、話を振られて受け答えをする行為は、法によって保護される利益を何ら侵害していないので、いじめに該当しない。
⑧C男が、「自慰行為をやってみてよ」と繰り返し求めたこと
→ 当該行為は、関係生徒や本件生徒の態度や、その後の関係又は交流の質から、強要された事実を読み取れない為、いじめに該当しない。また、本件生徒は、この件を当時問題にしていない。本件生徒に被害感情を抱かせた責任は、本件生徒を煽り、本件生徒の認知を歪ませた者にある。
⑨A子D子E子が、C男の発言に乗っかって「やってみてよ」と複数回発言したこと
→ 不適切な提案であるが、関係生徒や本件生徒の態度や、その後の関係又は交流の質から、いじめと評価することはできない。また、本件生徒は、この件を当時問題にしていない。本件生徒に被害感情を抱かせた責任は、本件生徒を煽り、本件生徒の認知を歪ませた者にある。
⑩B男が、上記の状況を傍観したこと
→ 傍観したことを「いじめに参加した」と評価することはできないので、いじめに該当しない。
⑪C男が、本件生徒をからかう言動を取ったこと
→ からかわれて泣きそうになったところで終わっていれば、いじめに該当するが、本件生徒は、その後、殴る蹴るの暴行を行ない、十分に反撃をしているので、いじめに該当しない。喧嘩に該当する。
⑫本件生徒が「死にたい」と言ったことに対して、A子が「死ぬ気もねえのに死ぬとか言ってんじゃねえよー」と発言したこと
→ 本件生徒から度々上記発言を聞いてきたA子には「煩わしい」「いい加減にしてくれ」という気持ちもあったと思われるが、不適切な発言を改めるよう忠告する意味合いが含まれる内容なので、いじめに該当しない。
⑬B男が、F男G男に、LINEの履歴に残っていた本件生徒のわいせつ画像を見せたこと
→ 本件生徒はこの件を認識していないが、当該行為は、本件生徒の名誉を事実上毀損する行為なので、いじめに該当する。
⑭クラスメイトが交流に消極的な態度を取ったこと
→ 示し合わせた訳ではないので、いじめに該当しない。特性による言動に困惑して距離を取ることを「いじめに該当する」としてしまうと、発達障害者の居る場所を避ける人が続出してしまい、発達障害者支援法の「相互に人格と個性を尊重し合いながら共生する社会の実現」という目的は果たせなくなる。
> 女の武器を使って、F男を冗談半分で脅かしたA子も、この点は反省しなければならない。
胸揉ませたやつかな?
自称遺族の-17℃証言も遺族自身だったのですか
知人男性はどこに住んでるのですか?
男と一緒に住んでるなどと投稿してたきなこもちの投稿は全てデマだったのですか?
失踪当時のFacebookでの拡散について情報はお持ちでしたか?
メールいただければ当時感じた印象などお伝えします。
今後、違和感を感じる相手には、
「近寄らない」
「相手にしない」
「言葉を発現しない」
の選択肢しか無くなってしまいますね。
これこそ「どっちが将来の日本のためになりますか?」って感じます。
刑事訴追に向け調整、という記事を見て心配しています。教育委員会も市長も教員を守るつもりはないのでしょうか。自宅にYouTuberが突撃し、ネットでは誹謗中傷を受けていることに対し、誰も何もしない中での勇気ある行動、尊敬します。
内田リコより被害者を調べる。ドヤ(^_-)-☆
内田リコ調べましょう。はああーーーー
死人に口なしでは誰も気持ちはわかりません。あなた以外の人は
A子の悪い噂は検証しないルールが貴方にはあるんですか?
スマホデータを見てないのに断言
時系列は2月13日から遡って刺してください
ことの重大性を訴えるために多少盛ったりすることは誰にでもある。
だけど、これだけあるとなると話は変わってくるだろう。
実際被害にあわれた方もいらっしゃる。
嘘は誰がついても嘘だし、隠蔽は誰がしても隠蔽だ。
内部告発などで捕まったりしている方のニュースなどを見るたびに、事実を確認するでもなく、声の大きさで書き消されてしまう現状に何とも言えない気持ちになっていた。
正しいと思うことを貫くのは大変なことだと思いますが、応援している者が居るということは忘れないで下さい。
菅野先生、休職しちゃったしマジで彼女は被害者
匿名
2024年 7月 03日 11:06pm
Ⓩ是々非々ですね。被害者はそっとしときましょう。
中尾さんを徹底的に捜査して証拠を積み上げ、真実を手に入れる
その作業をないがしろにして真相解明はない。
私は応援してません
いくら遺族の言葉だとしても、それをそのまま載せた文春にも責任があると思う
さあやさんのツイートだったと思うけど、私抜きでみんなが幸せになってくれればいい、みたいなこと書いてましたよね
みんなというのは残された人達のことでしょうけど、厄介者みたいに自分のことを感じてしまってたのかなって、それを読んだ時思ったんですよね