石丸伸二氏 ネット上の動画撮影依頼は誰の仕業か？専門家は「まさかこんなに“アンチ石丸”が多いとは」
橋下徹氏との違い
2008年1月、弁護士の橋下徹氏は大阪府知事選に出馬すると、183万2857票を獲得し当選した。 「行列のできる法律相談所」（日本テレビ）、「たかじんのそこまで言って委員会」（読売テレビ）にレギュラー出演していたことが府知事選の当選に大きく寄与したことは言うまでもない。 「橋下さんもテレビの影響力を利用した古いタイプの政治家でしたが、出身大学はエリート色が極めて強い東大や京大ではなく、在野を標榜する早大です。視聴者の人気を集めた理由も“弁護士なのにチャラいキャラで、しかも茶髪”というミスマッチでした。視聴率の高いテレビ番組に出演し、お笑い芸人も顔負けのトーク力を披露。そのため大阪の有権者は橋下さんの人柄に強い親近感を覚えていました。こうして橋下さんと石丸さんを比較してみると、ネット上で石丸さんの人気が伸び悩んだ理由が見えてくるのではないでしょうか」（同・井上氏） なお、石丸氏の街頭演説は多数の聴衆が集まることで知られている。しかし、そこで話される“経歴”について別の識者も問題点を指摘していた。デイリー新潮では「注目の石丸伸二氏は街頭演説でどんな話をしているのか 選挙のプロは「支持者以外にはやや拍子抜けの印象」【都知事選】」で詳しく報じている。 註:小池百合子氏リードに自民党安堵…東京都知事選挙の読売情勢調査、蓮舫氏は無党派層取り込みに苦戦（読売新聞オンライン:7月1日）
デイリー新潮編集部
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