軽巡洋艦プリマス(エディンバラ級設計案)
性能諸元
性能諸元の数値は、アップグレード・基本特性・艦長スキル・ブースター・迷彩などの補正がかかっていない素の状態の数値を入力してください。
部位ごとの装甲厚や散布界など、ゲーム内には載っていない情報は将来ゲーム内で見れるようになる可能性があるので暫定で0や0-1などとする
・基本性能
Tier | 7 | 種別 | プレミアム艦艇 |
---|---|---|---|
艦種 | 巡洋艦 | 派生元 | - |
国家 | イギリス | 派生先 | - |
生存性 | 継戦能力 | 41,000 | |
装甲 | 13-114mm ・艦首・船尾 16-40mm ・上部構造 13mm ・主砲 51-102mm ・補助区画 19-114mm ・重要区画 16-114mm | ||
対水雷防御 | ダメージ低減 | 21% | |
機動性 | 機関出力 | 80,000馬力[hp] | |
最大速力 | 31.5ノット[kt] | ||
旋回半径 | 680m | ||
転舵所要時間 | 10.1秒 |
隠蔽性 | 通常 | 主砲発砲時 | 火災発生時 | 煙幕内からの主砲発砲時 | |
---|---|---|---|---|---|
海面発見距離 | 12.0km | 15.2km | 14.0km | 5.7km | |
航空発見距離 | 7.2km | 10.2km | 10.2km | - |
射撃管制装置 | 艦体 | モジュール | 主砲射程 | 最大散布界 |
---|---|---|---|---|
- | mod.1 | 15.2km | 0m |
主砲 | 艦体 | 口径 | 基数×門数 | 最大ダメージ(火災) | 装填 | 180度旋回 |
---|---|---|---|---|---|---|
- | 152mm/50 BL Mk XXIII | 4基×4門 | AP弾 3,100 | 6.5秒 | 22.5秒 |
副砲 | 艦体 | 口径 | 基数×門数 | 最大ダメージ(火災) | 装填 | 射程 |
---|---|---|---|---|---|---|
- | 102mm/45 QF Mk XIX | 6基×2門 | HE弾 1,500(6%) | 3.0秒 | 5.0km |
魚雷 | 艦体 | 口径 | 基数×門数(片舷) | 最大ダメージ(浸水) | 装填 | 射程 | 雷速 | 発見 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
- | 533mm QR Mk Ⅱ | 2基×4門(4門) | 16,767(282%) | 96秒 | 10.0km | 62kt | 1.3km |
対空砲 | 艦体 | 口径 | 基数×門数 | 秒間平均ダメージ | 射程 |
---|---|---|---|---|---|
- | 20mm Oerlikon Mk V 40mm QF Mark VII 40mm/39 QF Mark VII 102mm/45 QF Mk XIX | 12基×2門 8基×1門 6基×4門 6基×2門 | 73 70 77 56 | 2.0km 3.5km 2.5km 5.0km |
・アップグレード
スロット0 | スロット1 | スロット2 | スロット3 | スロット4 |
○ | ○ | ○ | ○ |
1 | 主砲改良2 | +20%:主砲旋回速度 | |
照準システム改良1 | -7%:主砲弾の最大散布界 +20%:魚雷発射管旋回速度 +5%:副砲最大射程 -5%:副砲弾の最大散布界 | ||
副砲改良2 | +20%:副砲最大射程 -20%:副砲弾の最大散布界 | ||
対空砲改良2 | +20%:対空砲座の最大射程 | ||
2 | ダメージコントロールシステム改良2 | -15%:消火時間 -15%:浸水復旧時間 | |
操舵装置改良2 | -20%:転舵所要時間 | ||
3 | 隠蔽システム改良1 | -10%:被発見距離 | |
操舵装置改良3 | -40%:転舵所要時間 -80%:操舵装置修理時間 | ||
目標捕捉装置改良1 | +20%:最大視認距離 +20%:魚雷発見距離 +50%:敵艦強制発見距離 | ||
4 | 主砲改良3 | -12%:主砲装填時間 -13%:主砲旋回速度 | |
魚雷発射管改良3 | -15%:魚雷発射管装填時間 +50%:魚雷発射管の損傷(機能停止)の発生率 | ||
射撃管制装置改良2 | +5%:主砲最大射程 | ||
対空砲改良3 | +25%:平均対空ダメージ |
・消耗品
搭載可能 消耗品
十字キー左 | |||
---|---|---|---|
応急工作班 | 無制限 | 消耗品の動作時間:5 秒 消耗品の準備時間:60 秒 | |
十字キー上 | |||
修理班 | 3 回 | 回復:+204(0.5%) HP/秒 消耗品動作時間:28 秒 準備時間:80 秒 | |
十字キー右 | |||
水中聴音 | 2 回 | 魚雷の発見:3.4 km 艦艇の発見:4.9 km 消耗品動作時間:100 秒 準備時間:180 秒 | |
対空防御放火 | 2 回 | 平均対空ダメージ:+200% 消耗品の動作時間:40 秒 消耗品の準備時間:150 秒 | |
十字キー下 | |||
発煙装置 | 2 回 | 消耗品動作時間:15 秒 煙幕の持続時間:113 秒 準備時間:240 秒 | |
警戒レーダー | 2回 | 艦艇の発見:9.9 km 消耗品動作時間:40 秒 準備時間:180 秒 |
詳細は消耗品を参照
ゲーム内説明
プリマス級は、タウン級軽巡洋艦の第3グループの初期設計案であり、合計16門の152mm砲を四連装砲塔4基に搭載していた点が特徴でした。
設計年:1936
解説
- 概要
初心者で購入を検討されている方へ
イギリスTier7プレミアム軽巡洋艦。
PC版本家では元々ティア10であり、レジェンズではティア7に格下げされた。対水雷防御の強化(4%→21%)やレーダーの性能強化など僅かに性能が変化している。 - 抗堪性
継戦能力は同格内では上位グループに位置する。
だだし修理班の英巡優遇はない標準の修理班かつ装甲レイアウトはBelfast '43とほぼ同じで紙装甲、機関部の中央防郭甲板はやや厚くなっている。
戦艦に横腹を狙われると遠距離からでも一撃で轟沈or瀕死が十分にあり得るので特に戦艦相手の立ち回りは慎重に行いたい。 - 主砲
Edinburghと同じ砲弾。ツリー艦の軽巡同様AP弾のみ使用可。Tier7でありながら4基×4門と砲門数が非常に多く装填時間も6.5秒と早い為、強烈な弾幕を形成できる。
射程もEdinburghとほぼ同じ、Colbertの5インチ砲には勝る程度 (なんならEdinburghより0.1km短い)でかなり短く、旗と射撃管制装置改良2を積んでも約16.3kmとぱっとしない。
砲旋回は22.5秒とEdinburghより向上しそれなりの速さになった。
圧倒的な投射量を誇る一方で射角が非常に悪く、艦を40度ほど傾けないと前方への斉射ができないという欠点を持つ。
防御面に不安を抱える本艦にとってかなり危険を伴う姿勢になるので前方、もしくは後方の8門のみで戦う事も常に視野に入れておくべきだろう(それでも相当強力な弾幕と言える)。
英国軽巡の例に漏れず、駆逐艦に対して痛烈な大ダメージを叩き出せる為、駆逐艦を捕捉できている場合は優先的に狙って仕留めていこう。
自慢の16門がクリーンヒットすれば主砲のみで破壊的一撃を獲得する事も珍しくない。 - 副砲
Edinburghと同じ砲塔・砲門数。
これを頼みにするような距離に詰められるのは本艦にとって非常に都合が悪く危険な距離と言える。 - 魚雷
Minotaurと同じ魚雷だが2基×4門と基数は半分になっている。
片舷4門で射程10km、射角や威力や雷速も良好と頼りになるので牽制や接近戦等に上手く活用したい。
また、英国艦艇の例に漏れず、本艦も単発発射が可能である。 - 対空火力
同格内では低い方、特に長距離火力は同格最弱クラス。 - 機動性
最大速力はWeimarとほぼ同じで同格最下位クラス。転舵時間は10.1秒でTier7軽巡としてはやや重いが、旋回半径は680mと非常に優秀。
ただし英国巡洋艦特有の加速・減速の鈍さは本艦も同じであり、機敏に動く事ができないという困った欠点を抱えている。
引き撃ちする際や煙幕を使用する際はこの点をよく考慮しておくこと。
速力や転舵性能をアップグレードや艦長スキルで補正するのも良いだろう。 - 隠蔽性
ここはEdinburghと同じ。
海面被発見距離はMinotaurより0.1km良くなっている。
航空被発見距離7.2kmは同格最良。
煙幕射撃の際には煙幕内からの発見距離(5.7km)まで間合いを詰められないよう、十分に注意を払っておこう。 - 消耗品
警戒レーダーと発煙装置どちらか片方を搭載できる。警戒レーダーは補足距離が9.9km、動作時間40秒でMinotaurのものと同じ。
また、ソナーもレジェンダリー巡洋艦と同じ性能のものを搭載。修理班は通常のもの。
煙幕の持続時間が長い為、味方によって視界が取れている場合は煙幕射撃で弾幕の雨を降らせて一方的に削るのが大変強力。
前述の通り加速が鈍いのでソナーを使っているからといって魚雷への警戒を怠るのは厳禁である。 - 総評
本艦を一言で表現するなら火力一辺倒の濃密弾幕軽巡。
全体の装甲と機動性の弱体化と引き換えに火力と消耗品の能力を向上させたEdinburgh。もしくはTier7版のMinotaurとも言える。
船体の装甲が薄く機動性に欠けるため、単独で戦況を変えるような力はない。
その一方で型にはまると爆発的な連射力で非常に高い火力を引き出す事が可能である。
煙幕射撃を主力とする場合、味方への依存度が極めて高くなる為、分隊で活躍しやすい一方でソロでの活躍は難易度が大きく上がる。
ソナーや煙幕(もしくはレーダー)を用いて、ツリー英軽巡以上に味方を活かす戦い方が必要になるだろう。
Belfast等と同じようにあえて駆逐艦向け艦長のReginald Tyrwhitt使ってモク撃ちに特化するという手も使える。
また、弱点の低い機動力をアップグレードや艦長スキルで補正する事で他国の巡洋艦のような引き撃ちメインも十分可能である。
とことん火力に特化している癖が強い艦艇ではあるが、自分の得意なスタイルを確立する事で高い戦果を挙げる事ができるはず。
史実
ロンドン海軍軍縮条約下で日本やアメリカが「軽巡洋艦」*1である最上型やブルックリン級を建造したことに対抗してイギリス海軍が計画した「タウン級巡洋艦」の第3グループの設計案。
それまでの「サウザンプトン級」と「グロスター級」は6インチ3連装砲4基を搭載していたのだが、日米の対抗勢力は6インチ砲15門を搭載しており単純に不利と考えられたのだろう。そこで攻撃力アップの方法に選ばれたのは砲塔装備数の増加ではなく、砲塔の連装数の増加=4連装砲塔の装備であった。
早速6インチ砲の4連装砲塔の設計が行われ、砲と砲の間を42インチ(106.7cm)離しての実射試験を行ったものの散布界が悪くボツに。
またフランス製4連装砲塔の設計をパクってのように2門ずつをまとめ、真ん中を離した砲塔の設計での試験も行われたものの満足いく結果とはならなかった。
最終的に主砲装備は6インチ3連装砲塔4基のままとなり、代わりに砲塔の弾薬供給経路が見直されて弾薬ホイストの上昇時間が短縮、砲塔要員が減少。さらに高角砲と対空砲を増備して起工されたのが、史実での「エディンバラ級軽巡洋艦」となる。
小ネタ
本艦とBelfast '43が実装されたため、Edinburgh、Belfastと合わせてWoWsにはエディンバラ級軽巡洋艦が4隻実装されていることになる。史実のエディンバラ級は2隻しか建造されていない。
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