女優の米倉涼子がフリーランスの天才外科医を演じる『ドクターX~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系)の初映画化が、6月19日に発表された。大門未知子役を何度も演じることに乗り気でなかった米倉が、なぜ映画化を許したのだろうか?
【写真】「げっそりして驚いた」心配の声があがった米倉涼子の近影
ドクターX映画化に喜びの声も
「私、失敗しないので」という名セリフでおなじみの同作の主人公・大門未知子は、群れを嫌い、権力を嫌い、束縛を嫌うさすらいの天才外科医。絶対的な知識と正確無比な技術を武器に、手術において一切の妥協を許さず突き進む姿が魅力的な人気作だ。
劇場版公開の発表を受けてファンからは、《ずっと待ってました!絶対に観に行く》《大門先生の活躍がスクリーンで観られるなんて感激》と喜びの声が。しかしその一方で、
《映画にするほどのものではないのでは?》
《新作ドラマを作ればいいのになんでわざわざ映画化?》
《お金を払ってまで観に行く気にはならない》
《マンネリ化というか、決まった話の展開に飽きた》
という意見もあり、賛否両論なよう。
『ドクターX』は2012年に第1シーズンがスタートし、2021年には第7シーズンを放送。米倉の代名詞ともいえる大人気シリーズだが、2018年4月の『Asagei plus』では、米倉が《何度も同じ役をやりたくない》と発言していたと報道されている。
「自身のイメージが固定されてしまうのを嫌がり、もっと様々な役を演じて女優としての幅を広げたいという強い想いがあるようです。米倉自身は《もうそろそろ終わりにしたい》と、続編制作には乗り気ではありませんでした。しかし放送のたびに高い視聴率を記録するため、周囲の説得で続けてきた背景があります」(芸能ライター)
《げっそりしてて驚いた》心配の声も
そのためネット上では今回の映画化に対して、
《もうやりたくないって言ってたけど、仕事を選べないのかな》
《映画はギャラも高いだろうし、状況的に出るしかないんじゃないの?》
という声も。
「米倉はデビューから27年間所属したオスカープロモーションから2020年に独立し、個人事務所を構えました。事務所のスタッフの生活を守る必要もあり、今までのように個人の意見だけで動きづらくなったのかもしれません。劇場版発表に際して《大門未知子は切っても切れない米倉涼子の一部》というコメントも出しているので、役のイメージが定着したとしても、まずはきっちりと女優としての地盤作りを優先したのではないでしょうか」(前出・芸能ライター)
また2019年に「低髄液圧症候群」を発症し、闘病していたことを今年明かした米倉。そのため、《1クールドラマを撮影するより映画の方が負担が少なく、復活を印象付けるには効果的なのかも》《代名詞的な人気シリーズの続編で華々しい再ブレイクを果たしたいのでは?》といった推測も広がっている。
6月14日、自身が出演中のNHKドラマ『エンヘルフライト』公式X(旧Twitter)が投稿したメッセージ動画に登場した米倉。その様子が「元気がないように見える」など心配するファンが多く、
《改めて見ると米倉さん痩せたな……顔色もそこまでよくないし心配になる》
《スタイル抜群でほっぺがふっくらしてるのがチャームポイントだったのに、げっそりしてて驚いた。やっぱり闘病生活が相当大変だったのかな》
体調面も気になるところだが、12月6日公開予定の『劇場版ドクターX』は、「失敗しない」でほしいところだ。
外部リンク週刊女性PRIME
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