<AIトレンド通信 3月>政府がデジタル化で職を失うホワイトカラーの労働移動を支援!話題のClaude3、ChatGPTとどちらが優秀?
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話題のClaude3、ChatGPTとどちらが優秀?
3月4日に発表された新しい生成AIであるClaude3。知識の最新性については、ChatGPTが2023年4月、Claudeが2023年8月までの情報がインプットされている。無料版の機能ではChatGPTがチャットボットのみですが、Claudeの無料版(Sonnet)では画像認識、PDFファイル読み込みなど幅広い機能が使えるなど、Claudeの方が優れている。ただし、それゆえにClaudeの方がChatGPTより使用制限に引っかかりやすい傾向にある。総じて文章生成能力はほぼ同等ですが、Claudeの方が自然な日本語を生成し、無料版でも優れた機能を持っており、さらにGPT-4を超える有料版も存在するため、今後のAI市場でChatGPTに変わる可能性があると評価されている。
木内コメント:
Claude3の発表はAI技術の革新を示しており、特にその多様な無料機能が注目されています。ClaudeはChatGPTに比べて最新の情報へのアクセス、画像認識、PDF読み込みを可能にするなど、利用範囲が広がっています。しかし、特に目立つのは、Claude3が可能にする入力および出力のトークン数の大幅な増加です。これにより、ユーザーはより長い文書を一度に処理でき、複雑な問題に対するより深い分析や長文の作成が可能になります。この機能拡張は、AIとのインタラクションをより自然で、ユーザーのニーズにより密接に対応させることが可能になります。そのため今後、AI市場はClaudeのような革新的な技術によってどのように形成されていくのか、興味深い展開が期待されます。
参照:https://docodoor.co.jp/staffblog/claude3/
政府がデジタル化で職を失うホワイトカラーの労働移動を支援!
政府は、デジタル化の進展によりホワイトカラー職の需要が減少することを見据え、事務職従事者が製造業や建設業などの非ホワイトカラー職種に移行できるよう支援する方針を検討している。具体的には、各業界団体が必要なスキルの標準を設定し、転職希望者がそれらを身に付けられるよう政府が支援する。こうした人材移動を促進することで、人手不足産業の生産性と賃金の上昇を図る。また、個々の企業における役職定年制や定年制の見直し、若手やシニア層が希望職務に応募できる制度の導入なども検討課題とされている。2%の物価安定目標の達成を前提に、政府は幅広い産業で持続的な賃上げを後押しする狙いがあるが、物価高で収益が圧迫されてきた企業の人材確保が課題となっている。
木内コメント:
政府がデジタル化進展に伴いホワイトカラー職の需要減少を見据え、非ホワイトカラー職への転職支援策を検討しているのは時代の必然です。
事務職から製造業や建設業への移行支援は、新たなスキル習得への投資として、経済全体の生産性向上に寄与すると期待されます
参照:https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-02-27/S9HWHZT1UM0W00
世界初の完全自律型AIエンジニアのDevin AI
Cognition社は2024年3月12日、完全自律型のAIソフトウェアエンジニア「Devin」を発表した。従来のAIはコード生成はできるものの、システム設計からデバッグ、デプロイまでを一貫して行うことはできなかった。しかしDevinならば、プロンプトからエンドツーエンドのプロセス全てをこなすことができる。 プログラミング知識がない人でもDevinを使えばプロダクトを作ることができ、プログラミングの民主化が実現する。実際のプロジェクト課題をベースにしたSWE-benchの能力テストにおいて、Devinは提示された課題の13.86%をエンドツーエンドで正確に解決した。これはGPT-4やClaude 2といった既存モデルとは比べ物にならない優れた成果。Devinの登場により、ソフトウェア開発の分野でAIがさらに重要な役割を果たすことになり、開発プロセス全体の自動化が進むと期待されている。
木内コメント:
Cognition社による完全自律型AIソフトウェアエンジニア「Devin」の発表は、ソフトウェア開発の未来における大きな転換点を示しています。Devinは従来のAI技術の限界を超え、システム設計からデバッグ、デプロイに至るまでのエンドツーエンドのプロセスを自律的にこなすことが可能であるという点で画期的です。この能力により、プログラミング知識がない人でも自らのアイデアを具現化し、プロダクトを創出できるようになることは、プログラミングの真の民主化を意味するでしょう。
参照:https://zenn.dev/y_ta/articles/3a7b648ca818ca
ヒト型ロボ「Figure01」にOpenAIの言語能力が備わり、完全に人と会話が可能に!
2024年3月13日、米AIロボティクス企業FigureはOpenAIとの提携により、同社のヒト型ロボット「Figure01」に高度な視覚および言語能力を組み込んだことを明らかにした。Figure01はデモ動画で、自然言語による会話とリンゴを手渡すなどの物体認識・操作能力を披露した。FigureはOpenAIの最新GPTモデルと、Figure自身が収集したロボティクスデータから開発したAIモデルを組み合わせている。OpenAIのモデルがFigure01に高レベルの視覚・言語知能を提供し、Figureのモデルが物理的な動作を制御することで、人間との自然なコミュニケーションと複雑なタスク実行を可能にしている。今回の取り組みを通じて、ロボットの知能と機能性が飛躍的に向上し、人間とロボットの対話や協調作業が一層円滑になることが期待されている。FigureはAIの力を活用し、ロボティクス分野での大きなイノベーションを生み出そうとしている。
木内コメント:
米AIロボティクス企業Figureによるヒト型ロボット「Figure01」の進化は、AIとロボティクスの融合における大きな一歩を示しています。OpenAIとの提携により言語モデルが組み込まれることで、言語モデルの精度の底上げとロボット技術の新たな可能性を開きます。今後、この取り組みがロボティクス分野でどのようなイノベーションをもたらすかは非常に注目されます。
参照:https://ledge.ai/articles/figure01_openai_can_now_have_full_conversations_with_people
参照:https://showy-politician-f4d.notion.site/Figure01-810979b6da7545c0ba4a143572e6498a
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代表取締役 木内 翔大について
木内 翔大(きうち しょうた)
株式会社SHIFT AI 代表取締役 / 一般社団法人生成AI活用普及協会 理事 / GMO AI&Web3株式会社 AI活用顧問
10歳でプログラミングを始めて大学時代はフリーランスエンジニアとして3年ほど活動。2013年に日本初のマンツーマン専門のプログラミングスクール「SAMURAI ENGINEER」を創業。累計4.5万人にIT教育を行い、2021年に上場企業へ売却。2022年に株式会社SHIFT AIを設立し、「日本をAI先進国に」を掲げ、AIのビジネス活用を学べる国内最大級のコミュニティ「SHIFT AI」を運営。Xを中心にSNSで7.3万人のフォロワーに向けてAI情報を発信。
<X(旧Twitter)>
フォロワー数 7.3万人 (2024年4月現在)
月間インプレッション 7,000万
「日本をAI先進国に」をテーマに生成AIについて発信。
URL:https://twitter.com/shota7180
<メディア・セミナー出演 >
・テレビ東京「ワールドビジネスサテライト」等メディア出演多数
・AI関連セミナー登壇 5回(累計800名が参加)
【会社概要】
社 名 株式会社SHIFT AI
所在地 東京都渋谷区渋谷2丁目24-12 渋谷スクランブルスクエア
代表者 代表取締役 木内 翔大
設立年月 2022年3月18日
資本金 4,300万
事業内容 コンサルティング / コミュニティ運営 / Youtubeチャンネル運営 / スクール運営
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