プロ野球のドラフト(新人選択)会議が20日午後5時から東京都内で開かれ、松阪市立三雲中学校出身の中京学院大学4年・西尾歩真(あゆま)選手が、福岡ソフトバンクホークスの育成13巡目で選ばれた。
西尾選手は同天白小学校時代に、天白スポーツ少年団でソフトボールで競技を開始。その後、少年硬式野球の津ボーイズに所属。三雲中を卒業後、岐阜県の私立中京学院大中京高校、そして同大学に進学した。
右投げ左打ちで、ポジションは遊撃手。2年生のころから試合に出場するようになった。168㌢と小柄ながら、抜群のミートセンスで左右に打ち分けるバッティングと、選球眼を持ち、高い出塁率を誇る。今春の岐阜リーグでは主に3番打者として、打率4割4分4厘の首位打者となり、最優秀選手賞、ベストナインにも選ばれた。
俊足を生かした積極的な走塁や、軽快な守備など、「走・攻・守」がそろった選手として、チーム首脳陣からの信頼も厚い。
また、今春からはキャプテンも務め、強い責任感でチームを引っ張ってきた。
プロ球界入りを目指しては、硬式野球部を引退後も部に残って練習を続けたり、ジムに通ったりしていた。
この日のドラフト会議は、部員全員で速報を見守り、ソフトバンクに指名されると、皆で喜んだという。
西尾選手は「プロは厳しい世界なので、体力づくりなどをして、一所懸命頑張りたい」などと抱負を述べた。
またプロ志望届を出していた県立松阪商業高校出身で私立皇學館大学4年・大野凌児選手は、日本野球機構(NPB)からの指名はなかったが、独立リーグでのプロ入りを目指している。