2024年は能登半島地震で明けた。

被災者の皆様には心よりお見舞い申し上げるとともに、被災により亡くなった方々には哀悼の意を表する次第。

さて、今回の地震において、発災翌日あたりからSNSでは各種の議論が巻き起こっているが、大規模自然災害では「支援」「福祉」が大きく関係することもあり、議論ががもつれまくる感はある。

私はその多くにいわゆる「戦後レジーム」が関係すると思うのだが、そのまたもとをたどると「戦後教育」にもぶち当たりそうである。

このあたり、若い人にはピンとこないことでもあるだろう。なにせ「教育」は、メディアに取り上げられない…いや、メディアに隠蔽された情報が多すぎる。情報が引っ張り出しにくいことこの上ない。

そこで今回、重い腰を上げて書いてみようと思った次第。
このページはとりあえずのインデックスページになる予定。

概観のための情報（震災関連）

1月1日夕刻に能登半島先端部を震源とする大地震が発生。直後に津波が発生。
1月1日上京中の馳石川県知事は官邸経由で自衛隊ヘリで石川県庁入り
1月2日午前　空撮写真の大規模土砂災害が報道されている。
1月2日　輪島側での隆起での沿岸被害も報道された。
1月2日頃から　能登半島へ向かう道路での渋滞がSNSで問題に
1月2日夕方、石川県がボランティア・受け入れ準備が出来ていない旨、準備出来次第お知らせとの旨を広報する。
1月4日～自衛隊LCACが活躍
1月4日 TOBE所属のタレントタッキー軍団炊き出し（6日ポストセブン報道SNSで賛否
1月5日 与野党６党で当面国会議員が被災地入りしないことの申し合わせ。（社民・れいわ新選組のぞく）
1月5日 れいわ新選組山本太郎氏が「ボランティア団体からの要請」と称して被災地入り⇒SNS炎上
1月6日 　NHK農業用ハウス避難を報道。
1月10日　山本太郎2度目の能登入り⇒SNS炎上
1月11日　岸田首相二次批難よびかけ⇒ラサール石井SNS炎上
1月13日　岸田首相、被災地を視察（立憲民主党近藤氏が随行）
1月14日　杉尾秀哉衆議院議員が能登視察⇒SNS炎上
1月14日　国土交通省が「令和6年能登半島地震、道路復旧見える化マップ」をリリース」
1月17日　金沢市で登録ボランティア活動開始
1月20日　杉良太郎氏が金沢の1.5次避難所で炊き出し。
1月27日　奥能登で登録ボランティア活動開始

概観のための情報（震災関連以外）

1月2日　ＪＡＬ機と海上保安庁機が羽田空港滑走路上で衝突炎上
1月3日　JR秋葉原駅、電車内で刃物女事件、負傷者複数
1月16日　奈良教育大学付属小学校、不適切授業問題報道、翌17日記者会見
1月26日　神奈川県内の病院で末期がん患者が、手配中の桐島聡を名乗る。警察が事情聴取
1月29日　「セクシー田中さん」漫画家・芦原妃名子さんの急死
2月16日　Colaboを追及していた暇空茜氏の書類送検が多数報道される

やれやれ香ばしい。

重い腰を上げて「戦後レジームと教育」に取り組んでみる

1）戦後レジームと学生運動　安田講堂の落城以降、東大精神科で20年以上続いた活動家による病棟占拠、赤レンガ闘争とその残り火を追う

2）『闘う小児科医　ワハハ先生の青春　　山田真』に見る 東大紛争の闘争の論理

3）認定NPO法人カタリバの珠洲入りプチ炎上を解体してみたら、戦後の教育の問題が浮かびあがってくるなど－戦後レジームの本体は教育―

令和に残る、昭和日教組教員的「指導」のロジック

4）NHKの「偏向」を問う―NHKの震災報道「能登半島地震農業用ハウス避難所報道」から―

NHKの能登半島地震農業用ハウス避難報道からはじめて、最近のNHKの報道やＥテレの番組等の偏向問題のひもといていく。下手すると戦前までつながる「マスメディア」問題の端っこである。
Ｅテレの「福祉番組」は東日本大震災以降、急速に煮崩れていった。

5）「市民」と日教組と「教育勅語批判」

ちょっとでも「教育勅語」を引用したりするとすぐ「軍靴の音が～」と目の色を変えて叩こうとする連中が、今もいるのはなぜだろう？ちょっとだけ歴史をひも解いてみる。

6）SEALDsとはいったい何だったのか？

SEALDsという学生団体があった…かつてその団体にいた学生へのインタビューが話題になったので、そこからいろいろひも解いてみる。
　

7）長崎大准教授のテロ擁護論から考える人文学者の硬直性

流石に安倍元総理暗殺事件を肯定的にとらえるというのはヤバイと思います。なので、屁理屈を破壊するツッコミポイント網羅的に挙げておきました。

昔からいるのよ。

お調子者の学者が煽り
メディアが増幅し
馬鹿が間に受け

3ステップでエスカレートする。

ボロが出ると反対方向に逃げるとこまでセットの過激な運動あるある

番外編

朝日新聞の”インタビュー記事炎上”をまとめておく

この炎上そのものが「戦後レジーム」が今に残る様子なのではないと思うのであった。