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ドリームジャーニー(ウマ娘)

うまむすめのどりーむじゃーにー

クロスメディアコンテンツ「ウマ娘プリティーダービー」に登場するウマ娘。モチーフは2000年代後半から2010年代初頭に掛けて、牡馬最軽量GⅠ勝利を記録する小柄な馬体で朝日杯FSに二大グランプリを勝利する活躍を見せ、弟・オルフェーヴルを含む後のステイゴールド産駒達の先駆けとなった競走馬『ドリームジャーニー』号。

「よりよい旅には、万全の準備が不可欠です。丁寧に、着実にこなして参りましょう」

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プロフィール編集

キャッチコピー微笑み湛え夢を旅往く 瞳の奥は覗くべからず
誕生日2月24日
身長144cm
体重不明
スリーサイズB66・W48・H69
靴のサイズ左右ともに22.5cm
学年高等部
所属寮栗東寮
得意なことお悩み相談、パッキング
苦手なことコバエ
耳のこと触るべからず
尻尾のこと触るべからず
家族のこと思わない日はない
マイルール-
スマホ壁紙-
出走前は…-
得意科目-
密かな自慢-
よく買う物-
ヒミツ-
自己紹介-
CV吉岡茉祐

物腰柔らかな優等生で、オルフェーヴルの姉。

幼い頃に出会った“アネゴ”に強い影響を受けており、彼女の語る“旅の果て”を見るためにレースを走っている。

誰に対しても丁寧に接するその柔和な微笑みは、気遣いに満ちているように見えるのだが……?

公式ポータルサイトより)


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概要編集

ドリームジャーニーは、クロスメディアコンテンツ『ウマ娘プリティーダービー』に登場するウマ娘。実在の競走馬種牡馬ドリームジャーニー」号をモチーフとしている。

2024年6月24日のぱかライブにて、カルストンライトオビリーヴデュランダルブエナビスタと共に発表。

先んじて担当声優のみが公表され、発表と同時に育成実装のアナウンスという前例のない衝撃的な登場を果たした。半年前に発表されながら未実装の妹のオルフェーヴルより先という好待遇である。

全兄弟揃ってのウマ娘化はヴィルシーナヴィブロス姉妹に続いて2組目となり、牡馬の全兄弟は初となる。


愛称は「ジャーニー」。平常時の性格は基本的に至って温厚な思慮深いウマ娘。トレセン学園でももっぱら「優等生」として扱われることが多く、メジロマックイーンゴールドシップなど知人も多い。反面、その小柄な体格も相まって横柄な人物には侮られることもしばしば。


香水愛好家で、トレーナーやオルフェーヴルを含め多くの人間に香水好きは認知されている。彼女の使っている香水はスモーキーな匂いらしく、重厚な香りが特徴とのこと。この香水はとあるフレグランスショップでのオーダーメイド品らしく、定期的に同じ店で購入しているとか。


趣味はSNS。閲覧やメモ帳代わりの活用が専らだが、中毒の気がありウマッターがメンテナンスで使えなくなると露骨に気分を悪くする一面も。


妹のオルフェーヴルとは仲が良く寮でも同室で、「姉上」「オル」と呼び合い、固い絆で結ばれている。好みも似ており、姉妹揃ってお茶漬けが大好物(父親がお茶漬けを好んで食べていた影響でよく食べていたらしく、オルフェと美味しい食べ方を研究している)。


妹を始め「家族は何よりも大切な物」と称しており、両親も含め家族が皆いつでも幸せで快適でいてほしいという家族思いな一面も持っている。両親からは愛情深く育てられたと語っており、実家にいた頃はよく紅茶やコーヒー豆をもらっては家族で茶会を開いて談笑していたそうな。


父親は金細工師、母親はイラストレーターで、勝負服のデザインも両親の影響を受けている。家族の中でも特にオルフェに対しては何かと彼女に気にかけており、劇中ではよく彼女の手助けをする場面も見られる。

夫婦仲はたいへん良好な模様で、これはモデル馬の父ステイゴールドと母オリエンタルアートが、繁殖成績だけでなく「オリエンタルアートはステイゴールドの正妻」とまで呼ばれる程に、種牡馬と繁殖牝馬の中では異例なほど相性が良かったことを踏まえてのことだと思われる。史実のオリエンタルアートの墓にはステイゴールドのたてがみも一緒に埋葬されている。


また、自己評価が低い所があり、自身は「地味なウマ娘」「ファンが多く付くタイプではない」と評価していた(ファンレターや想定以上に多くのファンに喜ばれたことに内心驚く程だった)。どうやら本人は「アネゴのフォロワー」としてのウマ娘評価が先に来ているのだろうという認識だった様である。


「コバエはね、早めに駆除するのが大切なんですよ。妹の周りに...もう2度と、たからないでくださいね。」

悪意にはニオイがあるもの。...ああ本当に、困ったものですね。コバエはすぐに群がるのだから。」


一方で、彼女には「目的のためなら強硬な手段も辞さない」と言う一面も持つ。

特に家族や大切な者に対しては極めて愛情深く、彼女の家族達に手を出そうものなら普段と一変した高圧的な態度であらゆる手を用いて対処する容赦のない姿を現す。


劇中ではオルフェにやっかみを持ってきたウマ娘やトレーナーの財布を盗んだスリに対し「コバエ」と蔑み、モブウマ娘には"けじめ"と称してレース対決で挑戦を申し込み末脚で圧勝して心を折りながら妹に手を出せない様警告、スリに対しては一度トレーナーが帰った後に直接スリの元に再度訪れ財布を奪還…とそれぞれオルフェやトレーナーが直接いない場面で事件を解決している(財布に関しては「路地裏の近くで拾った」と嘘を付いて返している)。

その様から、育成実装後のネット上では彼女を「インテリヤクザ」扱いする声もしばしば。


なお「オルフェーヴルがあんな性格なのはジャーニーの過保護が原因なのでは」という声も。ただオルフェーヴルの方もジャーニーの担当に決まったトレーナーを「貴様から何故姉上の香りがするのか答えろ」とガン詰めするあたり、愛の重さという点では似た者同士である。


そもそもトレーナーとの出会いからして「本来トレーナーが見るはずだったウマ娘を遠ざけ、自分は『偶然出会った』と言う名目で接近して契約を結ぶ」と言う根回しを行っているほど。

ただ、この際には「本来トレーナーが見るはずだったウマ娘と、自分を担当予定だった有名トレーナーの交換を申し出る」と言う(トレーナーに秘密裏に行った事を除けば)極めて穏当な手段を取っており、他者へ必要のない不利益を与える事はない。


なお、この事は「当のウマ娘がトレーナーに伝える」と言う形で露呈したのだが、おそらくこの際もジャーニー自身がわざとバラした節がある。

育成シナリオ中ではトレーナーが「ジャーニーがその気なら、企みの痕跡も残さないだろう」といった事を述べているが、(バラしてもトレーナーが契約を破棄する事はないと確信しているとはいえ)全てを秘密裏に運ぶ事はせず、トレーナーに選択権を渡している。


ドリームジャーニーの育成シナリオは基本的に「多くを語らず、プレイヤーに考えさせる」といった書き方になっており、彼女の心の声も基本的に描写されない。

そのため受け取り方はトレーナーによって違うものの、基本的には「極めて分かりにくいが、愛情深く誠実なウマ娘」であると思われる。


遠征支援委員会編集

ジャーニーが委員長を務める、トレセン学園の委員会の一つ。名前の通りウマ娘の遠征のサポートが目的であり、交通やホテルの手配、旅程の提案、遠征先や休息地、遠征にまつわる相談を承る重要な組織でもある。


要はこれまで日本国内・海外問わずトレセン学園のウマ娘達の遠征が描写されていたがその内には少なからずジャーニー達支援委員会のバックアップも行われているのだ。


ただ、広報不足などの原因により相談者はあまり多くないとされ、生徒会とも予算交渉を度々行っている様子。


部室には都道府県地図や香港、中東のドバイアメリカフランスイギリスオーストラリアと各地にマークが貼られており、活動規模は相応に広い模様(ちなみにこれらのマークの貼られた国々は、いずれも史実では競馬国際競走の開催国という共通点がある)。部屋にはアジアオセアニアのレース関連のパンフレットが置かれている。

部室の出入りは比較的自由らしく、劇中ではオルフェーヴルなどがよく昼寝や茶会の場にしている。


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容姿・デザイン編集

チェーン付きの眼鏡を掛けている。耳の内側が黄色く、右耳には菱形のピアスなどシルバーアクセサリーをつけている。髪は暗めの鹿毛で、前髪には菱形状の流星、インナーカラーメッシュにグレーが、毛先には黄色が使われている。瞳の色は妹のオルフェーヴルと同じだが、全体的に彩度の低い暗い色が使われており妹とは対照的なデザインになっている。目は他のステゴ産駒ウマ娘同様タレ目気味。


そして、一番の特徴は大人びた顔つきとは対照的なその小柄さ。身長はウマ娘全体で6番目に小さい数値であり、スリーサイズに至っては今まで最小の座に君臨していたニシノフラワーの記録を下回り最小を独占(ウエストのみ同率)という凄まじさ。妹のオルフェーヴル(165cm)とは21cmもの身長差がある。これは元馬が牡馬の最軽量GⅠ勝利記録を持つほど小柄な馬体であったことが由来。


なお、本人もその身長にはコンプレックスが皆無な訳ではないらしく、劇中では「着こなせる服はそう多くない」とも語る場面がある(そのためか、便利に使える制服は結構気に入っているらしい)。几帳面な彼女らしく制服は毎日手入れを欠かさず行っているとか。


ゲーム版での名称は夢路のよすが。トレーナー(プレイヤー)曰く「学生らしさとはギャップがあるがかなりかっちりしている」衣装。黒と金のカラーリングは金細工師の父からインスピレーションを受け、イラストレーターの母の影響かアート感も落とし込んだファッションとされている。大人っぽさも意識しており、ロングスカートには大きくスリットが入っている。黒を基調としたのは本人の決意による物らしい。史実の馬主であるサンデーレーシングの代名詞の赤十字襷(赤バッテン)はスカートとベルトに施されている。


  • 私服(ゲーム版)

ドリームジャーニー「鼈のお茶漬けは美味しいですか?」

ゲーム版に登場するジャーニーの私服姿。下半身にはコルセットのハイウエストパンツらしきものを着ており、全体的に大人びた印象を感じさせる。


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ゲーム版編集

「そして、無垢なものほど、染まりやすく、ニオイもつきやすい。そうなってしまっては見るに堪えない。心が……痛むでしょう?」

2024年6月26日、新育成シナリオ「収穫ッ!満腹ッ!大豊食祭」の公開と共に育成ウマ娘として実装されることで初登場。それまで最速であったトランセンドの「19日」という記録を大幅に更新した。


彼女の担当トレーナーとなるプレイヤーは以前あるウマ娘の観戦で出会ったことがある模様。トレーナーの方は再会してしばらくするまで忘れていたがドリームジャーニーの方は記憶力の良さでずっと覚えていたらしい。不穏な態度をにじませるジャーニー相手に引かずに担当を取るなど精神力は強い。


固有スキルでは地図に金色のインクで線を引き、スーツケースを持ちながら門の前に向かう姿が映し出され、彼女が定期的に口に出す「旅」を端的に表したムービーとなっている。


実名登場以前には、ゲーム版メインストーリー第1部 第3章のダービーウマ娘紹介ムービーのウオッカ編において、ドリームジャーニーと思しき小柄なウマ娘のシルエットが登場している。ただし髪型がツインテールで、現デザインとは著しく異なっている。

また、トーセンジョーダンの育成ストーリーの有馬記念では、「夢への旅路」の名で追い込み持ちのメジロマックイーンが代理で出走している。


育成ウマ娘編集

スピードスタミナパワー 根性  賢さ  
86941027296
+0%+10%+10%+0%+10%
バ場適性AダートG
距離適性短距離マイル中距離長距離
FCAA
脚質適性逃げ先行差し追込
GGAA

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競走馬『ドリームジャーニー編集


「ジャーニーだ!ジャーニーだ!夢への旅路だ!ドリームジャーニー先頭に立った!ドリームジャーニー1着!!」第54回有馬記念(2009年)


2004年生まれの鹿毛牡馬。父ステイゴールド、母オリエンタルアート(母父メジロマックイーン)という血統で、全弟(父と母が同じ)に7頭目の牡馬三冠馬にして凱旋門賞2年連続2着などの優れた実績を挙げた「金色の暴君」オルフェーヴルがいる。


父のステイゴールドは2001年の香港ヴァーズ勝ち馬。GⅠこそその1勝のみだが、長きに渡るシルバーコレクターっぷりや数々のエピソードなどから、没後10年以上が経つ今なお多くのファンがいる名馬。種牡馬としても当初期待されていなかったものの、ドリームジャーニーを皮切りに多くの活躍馬を輩出し、関係者に「奇跡に近い」とまで言わしめるほどの成功を収めた。

母父のメジロマックイーンはウマ娘でもお馴染み、メジロ冠名を代表する名ステイヤー。しかし種牡馬としては重賞馬をぽつぽつ出す程度で、成功したとは言い難かった。そのため、残念ながらその父系こそ存続が非常に厳しい状況ではあるが、母父としての有用性を一躍世に知らしめたのがこのドリームジャーニーである。


この「父ステイゴールド・母父メジロマックイーン」という配合の馬は俗にステマ配合と呼ばれており、ドリームジャーニーはその先駆けとも称されている。ただ当時、ステイゴールドも種牡馬入りしてまだ日が経っておらずその実力は未知数であり、メジロマックイーンは先述したように種牡馬としては成功したとは言い難かった。

加えて母のオリエンタルアートに至っては現役時代に特筆すべき実績を挙げたとはいえず、血統的にも魅力があったとは必ずしも言えなかったので、初仔(つまりドリームジャーニー)の成績如何によってはセールに出される予定だったという。


ドリームジャーニー(「夢への旅路」)という名前は父の馬名の香港表記「黄金旅程」が由来。実はこの名前の「旅程」部分を引き継いだステイゴールド産駒は割と少ない(皆「黄金」の方を引き継ぎがちで、事実オルフェーヴルやゴールドシップも「黄金」の方を引き継いでいる)。ちなみに主戦騎手の池添謙一は母の主戦騎手でもあり、ドリジャ経由で弟のオルフェーヴルにまで縁が繋がっている。

管理調教師は後に弟のオルフェーヴルや、ウマ娘関連ではサトノダイヤモンドなどを手掛けることとなる池江泰寿栗東トレセン所属)。ちなみに池江師は調教助手時代、父の厩舎で管理されていたステイゴールドの担当でもあり、こちらでも縁が繋がっている。なお、池江師は当時厩舎を開業したばかりの新人で、ドリームジャーニーはその開業祝いとして預けられた。

騎手は、蛯名正義武豊と移り変わり、武豊の騎乗停止に伴い急遽乗り代わった池添謙一に定着した。


同期はウオッカダイワスカーレットアストンマーチャンなどの07世代。上記3頭の通り牝馬豊作のイメージが強い世代だが、ドリームジャーニーは8億4千万円余りを稼ぎ、ダートの雄フリオーソとほぼ並んでこの世代の牡馬ではトップ格の稼ぎを残している。


父ステイゴールドは種牡馬入りが8歳とかなり遅く、その上「小柄」「晩成」「ステイヤー」と種牡馬としての不安要素を多く抱えていた。

そんな中産駒二世代目として生を受けたドリームジャーニーは、父譲りの小柄な馬体を持ちながらも、1600m2歳GⅠ朝日杯フューチュリティステークスを勝利するという大金星を挙げる。

この2歳マイルGⅠの勝利によって、父に種牡馬として初のGⅠタイトルを捧げるとともに、父へのレッテルを有無を言わさず吹き飛ばしてみせたのである。

また、この時の馬体重416kgは、現在に至るまで日本でのグレード制導入以降の牡馬の最軽量GⅠ勝利記録である。6歳で引退するまで馬体はさして大きくならず、小柄さからくるピッチ走法がトレードマーク、またそこからくるコーナリングの上手さは大きな武器であった。全ウマ娘でも屈指の小柄な体格はこの軽量記録に由来するものだろう。


3歳以降もクラシック三冠にこそ届かなかったものの、神戸新聞杯(GⅡ)、小倉記念(GⅢ)、朝日チャレンジカップ(GⅢ)、産経大阪杯(GⅡ)とコンスタントに重賞勝ちを挙げ、極めつけに5歳で宝塚記念有馬記念の両グランプリを勝利。「ステイゴールド産駒は晩成」という下馬評を早々に覆し、その上グランプリ適性の高さをも見せつけた彼の旅路は、後のステイゴールド産駒達の辿る道筋となった。

なお、オルフェーヴルとの兄弟対決は残念ながら実現しなかった。


しかし、最大の特徴はそのあまりの気性の悪さ

父ステイゴールドとその産駒ドリームジャーニーの両方を知る池江泰寿調教師は、その気性について「基本的に激しい性格だった。ステイゴールドより、ドリームジャーニーの方が激しかったんじゃないかな」と語っている。

先祖伝来の、ギョロリと白目を剥いて睨みつけるいわゆるディクタスアイを見せることもしょっちゅうだったが、ウマ娘でも三白眼気味の瞳が小さめの眼にデザインされている。

一方で非常に賢い馬とも認識されていたようで、「管理する人間が突然居なくなっても、コイツなら生きていける」と評されていた。


ちなみに、レース中の逸走調教拒否わかりやすい奇行……といったエピソードは無かったため、一部のファンを除いて現役中には気性難というイメージはそこまで持たれていなかった。

が、後のステイゴールド産駒たちのアレコレが飛び出すたびに、関係者から「本当にヤバいのはコイツだ」の声が次々と上がり、その素行が語られるうちに気性難として認知されていったという経緯がある。

ウマ娘における「瞳の奥は覗くべからず」というキャッチフレーズやキャラ付けも、その辺の経緯を踏まえているのかもしれない。


引退後は種牡馬として名門・社台スタリオンステーション(社台SS)入り。

その小柄な馬体故に種付けに苦労する事も多く、「ガチャ」と揶揄される弟以上に難儀している模様。

しかし、産駒からは東海三冠を制したドリームズラインを皮切りに、中央でもミライヘノツバサヴェルトライゼンデらが重賞を制覇。昨今ではスルーセブンシーズが2023年の宝塚記念で10番人気ながら当時の世界最強馬・イクイノックスにクビ差の2着にまで迫った他、同年の凱旋門賞で4着に入り込んだ事は記憶に新しいだろう。

現在も種牡馬として登録されており引き続き社台SSで過ごしてはいるものの、種付けは2019年が最後であり、実質的には功労馬として扱われている。


詳細は「ドリームジャーニー」の項を参照。


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余談編集

ウマ娘化前の本項目の記述編集

『もしもゲーム「ウマ娘プリティーダービー」に、実在の競走馬・ドリームジャーニーを元にしたウマ娘が存在したら…?』をコンセプトに、pixivユーザーの有志により制作・投稿されている二次創作のウマ娘のタグとして機能していた。


「父ステイゴールド母父メジロマックイーン(通称ステマ配合)の元祖にして先駆け」

オルフェーヴルとは全兄弟(母オリエンタルアート)」

ウオッカダイワスカーレットらと同世代」

「牡馬GⅠ最軽量馬体重勝利記録を保持(2006年朝日杯フューチュリティS:416kg)」

関係者が『殺しに来る』とまで評し、引退後でさえ『命の危険がある』として池添謙一騎手との面会を拒否されるほどの気性難


これらのモデル馬の特徴を踏まえ、「小柄な暴れん坊ながら、面倒見の良い姉貴分」的なキャラ付けが為されることが多い。


姉妹の食の嗜好について編集

先述の通り、妹のオルフェーヴルともどもお茶漬けを好んでいるが、ここにも元ネタがある。

史実のドリームジャーニーとオルフェーヴルは乾いた牧草を水につけてふやかしてから食べるという癖があり、関係者からは「お茶漬け」と呼ばれていた。→【密着!池江厩舎】(9)オルフェ食事中に発見!父&兄との共通点


というか、この癖については同じくステイゴールド産駒のゴールドシップオジュウチョウサンも同様であり、なんなら父ステイゴールドもこの癖があったため、ステイゴールド由来の癖である模様。

なお、この食べ方については自分で水に浸ける行為を含めて気に入った食べ方のようで、最初から水に浸してあると怒っていたという。


さらに細かく食べ方にも好みがあるようで、ドリームジャーニーやオルフェーヴルは一旦牧草を口に含んでから水を飲むという食べ方をしていたが、ステイゴールドやゴールドシップは水桶に草を入れてそれを食べていたとのことであり、このことはウマ娘でもオルフェーヴルは汁と米の交互食いも好んでいるのに対してゴルシの方は最初から米を汁に浸して食べる方が好みとなっている。


ちなみにこの癖はナカヤマフェスタには遺伝していない(功労馬牧場関係者らの発言より)。ウマ娘でも、ジャーニー・オルフェ・ゴルシが楽しそうにお茶漬け談義をしているのを不思議そうに眺めているだけである。

(↓のイラスト3枚目がお茶漬けエピソード)


ぱかライブ内での予想編集

先述の通り衝撃的すぎるデビューを果たしついにウマ娘の世界へと参戦したドリームジャーニーだが、ぱかライブ内で発表されたのは番組開始から1時間半ほど経過してのこと。

同馬役の吉岡茉祐はそれまでは「新ウマ娘役」として出演しており、その際の風貌を元に発表までの時間、一体彼女が何役なのかの予想が行われていた。


  • 外が黒、内が黄色のウマ耳(モチーフ元が黄色と黒の勝負服を身につけている)
  • 耳飾りを右耳につけている(ウマ娘では耳飾りをつけている耳の位置によって史実で牡馬だったか牝馬だったかが分かる)

といった外見的特徴があったものの、ここからジャーニーの参戦を予想するのは難しく、コメント欄ではジャーニーの名前はほとんど上がっていなかった(一応ごくごく僅かに的中者も存在はしていたが、それも確信に至っていた訳ではなかった)。


牡馬で黄色と黒の勝負服という特徴から49戦もの数の競走に参加し ラストランとなる50戦目の香港で悲願のGⅠ制覇を達成した気性難一家の大黒柱4歳冬の有馬記念で最強の英雄を打ち破り、その後海外でも強さを証明して世界トップクラスの実力者となった覚醒の名馬を予想した人が多かった模様。

また、キャスト欄のキャラ名部分が「?????」となっていたため、名前が5文字のサラブレッドがウマ娘になるのではないかとも言われた。


担当声優のエピソード編集

なお、吉岡氏は実馬のドリームジャーニーについてネット検索したが、サジェストが「ドリームジャーニー やばい」「ドリームジャーニー 殺しにかかる」「ドリームジャーニー 殺意」などとても酷いものだったという。

しかし、だからこそ愛着が湧き「この子を演じたい」「この子じゃ無ければ嫌」という気持ちでオーディションに臨んだとのこと。PVの段階では凶暴さを示すシーンはなかったにも関わらず、ウマ娘についても非常に気性が荒いことを明かしているが、果たして…?


実装発表直後の反応と2つのトレンド入り編集

当記事に記載されている通り6月24日のぱかライブにて、事前に告知されていた新育成シナリオ発表に加え、池添騎手が鞍上を務めたドリームジャーニーデュランダル(競走馬)を含めた合計5頭の競走馬のウマ娘化とその2日後にドリームジャーニーのピックアップガチャが行われることがサプライズの形で発表された。その影響は大きく、配信中のX(旧Twitter)上ではトレンドをウマ娘関連がほぼ占めていたのだがXトレンドの上位3位を池添ジョッキーが騎乗した競走馬名が独占した。

そして6月26日よりピックアップガチャが開始されたが、その2日後の6月28日にJRAから6月25日深夜に池添騎手らに粗暴な争いが発生したこととその処罰について発表された。

このニュースは競馬関係者だけでなく(前述のとおりウマ娘のドリームジャーニーが登場して間も無かったため)ウマ娘ユーザーにも広がることになり結果的にX(旧Twitter)でこのニュースに関してもトレンド上位入りをするなど広く関心を寄せることとなった。



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関連項目編集

ウマ娘プリティーダービー ウマ娘

ドリームジャーニー

眼鏡ウマ娘


同期(07世代)

ウオッカ(ウマ娘):共に2歳GⅠを勝利(こちらは阪神JF)。対戦成績はダービーを含めジャーニーの4戦0勝。

ダイワスカーレット(ウマ娘)二冠牝馬。ジャーニーの前年に有馬記念を勝利。ジャーニーの2戦0勝。

アストンマーチャン(ウマ娘):対戦なし。全妹との間に産駒がいる(トゥラヴェスーラ、トオヤリトセイト)。

フリオーソ(ウマ娘):対戦なし。


対戦のあるウマ娘

カワカミプリンセス(ウマ娘):史実では1つ上の二冠牝馬。ジャーニーの2戦2勝。

ブエナビスタ(ウマ娘):史実では2つ下の二冠牝馬。ジャーニーの4戦1勝。

トーセンジョーダン(ウマ娘):史実では2つ下、ジャーニーの2戦0勝。

エイシンフラッシュ(ウマ娘):史実では3つ下のダービー馬。ジャーニーの2戦0勝。


池添謙一騎手繋がり

デュランダル(ウマ娘):同時発表

スイープトウショウ(ウマ娘)

カレンチャン(ウマ娘)

オルフェーヴル(ウマ娘):妹にしてルームメイト。史実では全弟であり、同じ池江泰寿厩舎の管理馬。

ちなみに発表時には池添包囲網がトレンド入りした。


血縁繋がりステゴ一族ステマ配合も参照)

ステイゴールド(ウマ娘):父

メジロマックイーン(ウマ娘):母父

オルフェーヴル(ウマ娘):全弟

ゴールドシップ(ウマ娘):同父、同母父

ナカヤマフェスタ(ウマ娘):同父。史実では2つ下、ジャーニーの1戦0勝。


池江泰寿厩舎繋がり

※オルフェーヴルも該当する。

トーセンジョーダン(ウマ娘)

サトノダイヤモンド(ウマ娘)


その他

ビワハヤヒデ(ウマ娘):「三冠馬の姉(史実では半兄弟と全兄弟)」繋がり。ついでに、どちらも眼鏡をかけており、史実ではGⅠを3勝、そのうちの一つは宝塚記念である。

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