祇園祭 立ち姿で知られる鶏鉾の稚児人形 実は座れた!京都

京都・祇園祭の山鉾の1つ、「鶏鉾」に立ち姿で乗る江戸時代につくられた「稚児人形」は、正座できる構造になっていたことが、山鉾の保存会が依頼した調査でわかりました。

「鶏鉾」は7月17日に行われる前祭の山鉾巡行に参加する山鉾の1つで、高さ約130センチの「稚児人形」が立ち姿で鉾の舞台の前面に乗ることで知られています。
人形は江戸時代末期の1863年に作られ、傷みが激しくなってきたため、山鉾の保存会が修復を依頼したところ、人形の足が曲がり、正座できる構造になっていたことがわかりました。
鶏鉾保存会の坂本篤史代表理事は「50年ほど鶏鉾にかかわっていますが、座れるとは知りませんでした。驚きました」と話していました。
調査にあたった追手門学院大学の淺湫毅教授は「かつて鉾に乗っていた稚児を人形に変えた際、少しでも実際の人間に近づけようという当時の関係者の意図があったのではないか」と話しています。
稚児人形は前夜祭の13日に座った姿で一般に公開されます。

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