小学生は知っている「0.777…」「0.191919…」循環小数を分数に直すやり方

適性検査で頻出!循環小数の分数変換

先ほどの筆算では、第1段と第7段の「3」がそれを表している最初の数字で、第1段と第7段で同じあまりが出たということは、どちらも同じ7で割るので第2段のあまりと第8段のあまりは同じになり、それゆえ第3段と第9段のあまりは同じになり……と以下同様に続くことになる。
そして、それが第7段と第13段のあまりが同じところまでいけば、後は第1段から第6段を一つのセットとした繰り返しが続くことになる。

反対に、循環小数は必ず分数に直せる。
就活の適性検査では頻出なので、例によってこの説明をしよう。その前に、

『大人のための算数力講義』芳沢光雄著

のように、循環小数については、繰り返す部分の上に点「・」を書く記法があることを紹介しておく。