/ 文化 - 芸術、スポーツ
教授・訓練の科学化のレベルアップを図る
 世代の交替がどの部門より早いスポーツ部門で後進の育成は、国のスポーツの展望にかかわるとても重要なことです。



 ピョンヤン市テドンガン区域課外スポーツ学校で、前途を嘱望される後進の育成のため、教授・訓練の科学化のレベルアップを図っています。
 キム・グァンウク校長のお話です。
 「学校ではインストラクターの皆が種目の特性に合う適性体質の生徒を選ぶと共に、その基礎技術教育を原理的に、科学的に行うようにしています」
 学校では、種目別の教授に新しい教育方法を広く受け入れると共に、教授・訓練の計画作成と実行を科学化、細分化しています。
 様々な状況に対応する技術を解説するプログラムを教授に取り入れて、生徒の認識の効果を高めています。



 卓球教育に反応及び移動スピードの正確度を測定する訓練機材が考案・導入され、実践で効を奏しています。
 ウエートリフティング教育では腰の筋肉の発達に効果的な訓練手段を適用して、スナッチの記録が上がっています。
 基礎技術の動作と戦術などを習得させるプログラムの導入で、バスケットボールの教育でも生徒のクリエーティブな応用能力が高まっています。
 種目別の教授・訓練のレベルアップに資する科学的なトレーニングの方法は、競技での生徒の実力向上に役立っています。
 このような努力は間もなく開かれる第60回全国スポーツ学校の競技大会で目に見える成果をもたらすことでしょう。