「田布施システムに繋がる李氏朝鮮人脈による支配が日本の暗闇の1つの要因だった。李氏朝鮮には、世界一傲慢な貴族階級とされる、両班という深い闇の官僚の支配階級が存在していた。」
今日の日本の暗闇については、3つの要因があると考えています。1つ目は、植民地における「阿片政策」です。台湾、中国、朝鮮半島の植民地で麻薬を蔓延させて、麻薬中毒者に麻薬を売って、大金を稼いでいました。
最初は、軍資金や植民地の統治のための金を得るためでしたが、次第に金そのものを稼ぐための政策に変わって行ったと感じます。2つ目は、731部隊です。
戦争に勝つために、植民地の人々を人体実験して、ウイルスや細菌兵器などの生物兵器の研究をしていました。これも、最初は、天皇のため、国のためにという純粋な気持ちで行っていたと思います。
しかし、戦後、731部隊員の多くが大金を貰い、公官庁、大学、製薬会社への就職など産官学の地位に処遇されました。これには、軍産複合体が基盤の米国の強い力があったと感じます。
現実社会で人間を使った実験データは、製薬を中心とした医療の世界にとっては重要です。これまでの日本の新型コロナウイルス感染対策から分かるように、人命救助より独占的なデータ収集を主目的にして来たのです。
731部隊は、日本の医療複合体という金儲けのための医療の仕組を構築することに繋がります。そして、3つ目は「李氏朝鮮」です。日本において、政治を中心に、李氏朝鮮人脈の支配体制を構築しました。
いわゆる「田布施システム」と呼ばれる仕組が相当します。田布施システムとは、日本社会に影響力を持つ人材が田布施町のある山口県から輩出しており、長州藩のあった山口県人脈が支配の構図の中心となる仕組です。
明治新政府が薩長中心の人材で占有され、特に長州藩が実権を握っていたと感じます。実際に、伊藤博文、山県有朋、桂太郎、寺内正毅、田中儀一、岸信介、佐藤栄作、安倍晋三という日本の歴代の総理大臣8人が山口県の出身です。
さらに、難波大助(テロリスト)、宮本顕治(日本共産党元委員長)、松岡洋右(外交官)、鮎川義介(日産コンツェルン創業者)、河上肇(マルクス主義学者)なども田布施人脈とされます。
また、「田布施」とは、鹿児島県南さつま市にもある地名です。田布施は、元々、各地にあった地名で「屯倉(みやけ)」というヤマト王権の直轄地を守る番人の場所に由来しています。
このガードマンである守衛の番人が、「反社勢力」という裏世界に繋がっていることは《日々の気づき》でも言及しています。いずれにしても「李氏朝鮮」という朝鮮半島の分断以前の国を知ることが重要になります。
李氏朝鮮は、1392年から1897年の500年以上に渡って朝鮮半島に存在した国家で、王朝名としては李朝です。李氏朝鮮は「李家支配下の朝鮮」を意味します。
李氏朝鮮には、特徴的な「身分階級制度」が存在していました。良民(両班、中人、常民)と賤民(奴婢、白丁)に分けられていました。両班は、官僚機構・支配機構を担った支配階級の身分です。
朝鮮王族以外の身分階級の最上位に位置していた貴族階級に相当します。享受することは享受し、納税・他国の士族が負うような軍役の義務もありませんでした。
両班は、「朝鮮の官人はみんなが盗賊」「転んでも自分で起きない」「箸と本より重い物は持たない」とも言われ、兵役免除、刑の減免、地租以外の徴税・賦役免除もありました。
常民に道や宿の部屋を譲らせる権利や家・衣服・墳墓・祭礼などに常民以下に様々な特権を持って、住民から金銭も払わずに収奪していました。科挙を通じて「官」になれば、君臨と搾取に没頭するのが茶飯事だったといいます。
「世界一傲慢な貴族階級」と指摘され記録に残されています。こうした李氏朝鮮時代の極端な身分階級制度の大きな闇が日本の支配層が引継がれて来たと感じます。
李氏朝鮮の究極的な分け隔ての闇について《日本国士》が文章と画像で伝えています。日清戦争以降の李氏朝鮮と日本の関係で、私が注目した出来事が「乙未事変(いつびじへん)」です。
乙未事変は、李氏朝鮮の第26代国王・高宗の王妃であった閔妃(びんひ)が1895年10月8日、在朝鮮国特命全権公使の三浦梧楼(みうらごろう)らの計画し、召集された同志者たちによって殺害された事件です。
この時、王宮に乱入して王妃を暗殺した実行部隊は、日本軍守備隊、領事館警察官、日本人壮士(大陸浪人)、朝鮮親衛隊、朝鮮訓練隊、朝鮮警務使などとされます。
乙未事変の背景としては、日清戦争後、日本とロシア帝国には覇権争いがあり、日本公使・三浦梧楼らの主導による親露派の閔妃を排除するためのクーデターとする説が主流になっています。
三浦梧楼は、山口県萩市の生まれの陸軍軍人で政治家という田布施に繋がる人物です。1895年の日清戦争後から1910年の韓国併合までの期間、日本は、李氏朝鮮を支配下に置くために、様々な工作活動を行って来たのです。(つづく)
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